SSブログ

初・もうひとつの只見線へ!! でも雨。(4)大倉沢休憩所(その1) [会津・越後のキハ[只見・磐越西線]]

昨日の記事を書いていたときから原因不明の腹痛に悩まされ...
<変態鉄>、体調の変化は、まず腸に現れるのは昔から変わらなくて。日曜、月曜と
出かけずに自宅でのんびり過ごすつもりなのだが。

ちょっと涼しくなってきたかと思いきや、台風が南の熱い空気を持ち込んでいるのか
猛暑が戻ってきて。月曜の朝までに仕上げないといけない仕事があるのに...
暑さと腹痛でヤル気も起きなくて。

さて、8月最後に只見線を撮りに行った話題、その続き。
小学校の校門近く...と言ったら、

  『なみだの操』 https://www.youtube.com/watch?v=SXqiXYnuv84

おっと、間違えた。こちらは「殿キン」である。
そう、<変態鉄>の通った小学校には無かったが、小学校と言えば「ニノキン」!!

41_DPP_00006221.JPG
【2019年8月27日12時32分】 新潟県魚沼市須原・須原小学校付近

かつての守門村の中心部、須原小学校の校門ヨコには昔ながらの...
校門のすぐヨコが只見線の踏切なので、狙えばコレと只見線キハを絡めた1枚も
可能だろうが、そんな構図にチャレンジできるほど本数がないのが只見線撮影の
難しいところでもあって。

そういえば、最近ではコレを一部の保護者などが「ながら歩きを助長する」と
抗議しており、撤去したり、腰を下ろして本を読んでいる姿のものに変更する動きが
出ているというニュースを見たような...。何だか面白い世の中である。
(※ このほか「子どもに重労働をさせるのは児童虐待だ」という意見もあるそうで。)

小出駅前から南越後観光の路線バスでやって来たのは、旧守門村の中心部から
1 kmほど小出側に戻った、国道の大倉沢休憩所だった。

……  ……

2019年8月27日(火)晴れのち曇り

小出駅前 11:30発の南越後観光バス「穴沢線」で出発。

38_DPP_00006218.JPG
【2019年8月27日11時26分】 新潟県魚沼市四日町・小出駅前

小出駅は魚沼市の玄関駅でありながら、その市街地は駅とは魚野川を挟んで対岸の
付近である。小出駅前バス停で待っていた数名の乗客を乗せ、出発したバスは
駅前交差点を過ぎれば急な上り坂で一気に魚野川に架かる橋へと向かい。

市街地中心部...といっても典型的な地方都市。寂れた感じは隠せないアーケードに
沿って市街地を抜け、すぐに田園地帯へ。只見線の線路を右手の車窓に見ながら、
信濃川水系の魚野川、小出駅近くで合流するその支流が「破間(あぶるま)川」。

小出駅から只見線は、この破間川の流れに沿って山の方へと進んでいく。
少しずつ車内の乗客が減っていって。大倉沢バス停には11:52着

42_DPP_00006219.JPG
【2019年8月27日12時05分】 新潟県魚沼市福田新田・大倉沢休憩所付近

バスの後ろ姿を見ながら、国道252号線を進めば5分ほどで、国道の右側が広くなって
駐車スペースが用意された場所が見えてくる。国道の「大倉沢休憩所」である。
時折、通りかかるクルマがこの休憩所に入ってきて。トイレを済ませたり、
シートを倒して仮眠していたり。

でも、<変態鉄>にとって“計算外”だったのは飲料水。この日も猛暑と言うより
酷暑といった感じで。事前に見てきた撮影地ガイドにはトイレもジュースの自販機も
あるという風に書いてあったので安心してきたら、トイレはあったが自販機は...
たぶん、かつてそうだったと思われる建物には正面部分にベニヤ板が貼られて。

う~ん、困った。大倉沢バス停から歩いてくる間には自販機は見かけなかった。

次の列車の通過まで1時間半。その時間を利用して「ジュースの自販機探しの旅」を
行うことを急遽決定。越後須原方面に向かって歩き出したのだった。

43_PETbottle.jpeg

ローカル線撮影で、特に夏場はジュースの自販機がどこにあるのかはチェックして
おかないと“死活問題”なのである。どこにでもあるように見えて、アレ、
探してみると意外と見つからないもので。結局、10分少々歩いて守門郵便局前で発見!!
これで一安心なのである。

撮影待ちの間に飲む分を買って、もう1本をその場で飲み干して。
ジュースを飲んでカラダを一気にクールダウン!! パッと目を上げれば...

目の前の国道を向こうの方から近づいてくるのは...

44_DPP_00006220.JPG
【2019年8月27日12時30分】 新潟県魚沼市須原付近

小出駅前ゆきの南越後観光バスである。自分が中学・高校生の頃、通学でよく
乗っていた東急バスにソックリなのだが...

小出駅前から乗ってきたバスが穴沢まで行って折り返してきた便みたい。
ちなみに「穴沢」という地名は<鉄>には聞き慣れない名前だが、入広瀬駅前の
集落の名前である。

さて、喉を潤せば気分も落ち着くわけで。

国道に並行する形で只見線の線路が見えていて。そうなると、やはり撮影地を
探してみたくなるわけで、すぐ近くの踏切へ。

45_DPP_00006222.JPG
【2019年8月27日12時33分】 新潟県魚沼市須原・須原小学校付近

ちょうど、その踏切ヨコにあるのが須原小学校だったわけで。
その...二宮金次郎像の後ろ、写真左隅だが、よ~く目を凝らすと黄色に黒の斜線、
停車場接近標識が確認できる。そう、学校の敷地が線路に隣接している位置関係で。

とはいえ、列車が来るまで、あと1時間以上ある訳で。この先の踏切も
悪くはないが、別に「ここで撮りたい」と思えるほど魅力的なロケーションとも
言えなくて。

再び1 kmほどの道のりを歩いて。

大倉沢休憩所の撮影ポイントに戻ってきた。簡素な東屋のベンチで一休み。

46_DPP_00006223.JPG
【2019年8月27日13時12分】 新潟県魚沼市福田新田・大倉沢休憩所付近

見れば目の前に県が設置した案内看板が。まさに、この地点で撮った只見線である。
その写真をよく見れば...

47_DPP_00006224.JPG

1982年(昭和57年)頃の撮影だという写真。
まだ国鉄だった時代、キハ40形が「新型車輌」だった頃である。

見ればこの写真に写っているものは、30年の間に何も変わっておらず。
ただ違うのは走っている車輌である。前側の車輌はキハ52形、後ろにチラッと見えて
いるのは「準急型ディーゼル動車」キハ55形だろうか。たぶん2基エンジン車主体の
運用だったのではないかと思われる。

さて、上り列車。小出駅を13時過ぎに出ている列車がいよいよやってくる。
10時過ぎの下り以来、3時間ぶりの列車になるはず。昨日の記事にも書いたように
正午を挟んで新津運輸区との間で上下の回送が設定されており、車両交換されて
いるので、どの編成になるのか、ドキドキで待っていたのである。

後ろから警笛の音が聞こえてきて。
ジョイント音とエンジン音、目の前に姿を現したのは...

48_DPP_00006225.JPG
【2019年8月27日13時31分】 只見線・魚沼田中-越後須原(後追い)

新潟色のキハ40形2連である。さきほど小出駅で見かけたのは片運転台のキハ48形、
こちらは両運転台のキハ40形。新津のキハ40形はいろいろな塗色のバリエーションが
あるのだが、一番、フツーな色の組合せでやって来た。

新津配置のキハには、この「新潟色」、赤色の「新新潟色」だけでなく
「なんちゃって急行色」とか「首都圏色」とか、いろいろあって。どんな色のキハが
来るのだろうか...と楽しみにしていたのだが。

でも、よくよく考えてみれば限られた車両しか来ないはずなのである。
その理由は...、運転席部分の屋根上に「只見線のキハ」だけの特徴があるのだが
それはまた別の記事で。これで翌日のお昼までは、この新潟色2連だけが
往復し続けることが確定して。

後追いだからヘッドライトは点いていないが、それを除けば、ほぼ思い通りの
1枚を撮ることができて。

さて、次の列車が。いまのキハが県境のトンネルを抜けて只見駅に着くのが14時半、
でも、すぐには折り返さず1時間ほど“休憩”。そのため、この地に戻ってくるのは
16時過ぎになるのである。

トイレとベンチ以外何もないこの地で3時間待つのは、さすがに辛いので...

その3時間の間の“暇つぶし”。そんな気持ちで再び旧守門村の中心部へ。

49_DPP_00006226.JPG
【2019年8月27日13時53分】 新潟県魚沼市須原付近

先ほどの、大倉沢休憩所の案内看板にも載っていたのだが「目黒邸」、
数百円の料金で内部を見学できるのだそうで。

建築に関しては何の知識もない<変態鉄>だが、古民家など、古い建物を
見学するのも昔から好きなのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。