梅雨空の「ことでんレトロ」撮影記(7) [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
雨の仏生山駅で。たぶん、地元の路線だったら絶対にこんなに頑張らずに
早々と“撤収”していたかも。
ホーム端には多くの“同業者さん”が集結していて傘をさすような余裕もなく、
だからといって屋根のあるところまで下がれば...
もし、次のシャッターチャンスがあった場合...
そんな中でカメラを持って兎に角、待っていたのだった。
【2019年7月14日15時32分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
それにしても、この仏生山駅。<撮り鉄>にとって本当に“油断ならない駅”。
通常は黄色い電車が15分間隔でやってくるのだが、その合間には...
突如、構内踏切の警報音がしたかと思えば駅を挟んで東西に分かれている車両所
その間での構内入換は、かなり頻繁に行われており。
レトロの動きを注視しつつ、何か珍しい電車は出てこないか...と。
ただ、いつまでも待ち続けるのも...
そう、讃岐といえば...
…… ……
2019年7月14日(日)雨時々曇り
15時半、とうとう...
【2019年7月14日15時34分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、最後までホームに停まっていた300号車が動き出したのだった。
当たり前だが、単行でも構内での小移動でも、重厚な吊り掛けサウンドには
変わりなく。雨の中、やはりいったん下り線を逆走する形で建屋裏まで進んで。
スイッチバックして、朝、120号車が居た“レトロ展示スペース”に300号車が。
【2019年7月14日15時37分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
<変態鉄>としてもいったん駅を出て、そんな300号車の姿を撮りに。
これで撮影はいったん終了っ!!
空港ゆきのリムジンバスは18時、それでもまだ2時間半の余裕がある訳で。
【2019年7月14日15時39分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
再び改札を通って、今度は構内踏切を渡って上りホームへ。
車両所の西半分をチラッとだけ見ることができるスペースである。
ここまでで<鉄>なところは終了して...
高松に来ると必ず訪れるのが、そう、うどん屋さん。1年を通して「冷ぶっかけ(大)」
と決めている<変態鉄>である。とりたてて有名店というわけでもなく...
でも、何だかいつも訪れるお店は線路からちょっと離れた位置にあるのだが、
あえて言えば最寄り駅は片原町駅なのである。
この日も高松築港ゆきの電車に乗り込んで片原町駅へ。
いなり寿司とか“天ぷら”とか...
そういうのを足しても500円くらいまででお腹いっぱいになるのが讃岐うどんの
ありがたいところでもある。
でも、うどんを食べる以外、特に高松市内中心部に用事もない<変態鉄>、
雨は相変わらず降り続いていて、あまり歩き回りたい訳でも無く。16時半過ぎの
電車で...、ただリムジンバスの時間にはちょっと早すぎて。
「どうしよう...」
何のアテもなく戻ってきたのは仏生山駅だった。17時の仏生山駅、レトロが戻って
来てから既に2時間が経過しているのだが、それでも熱心な<鉄>がカメラを
向け続けていて。
【2019年7月14日16時56分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
相変わらず、雨は降り止まない中、こんどは駅を出て東工場前のスペースを...
まぁ、目的を持っての<撮り鉄>というよりは単に時間を潰しているだけ、という
感じではあったが。
先ほどと変わらず、パンタを下げた300号車が休んでいる、そのヨコを抜けると...
【2019年7月14日16時57分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
午後、玉藻公園の駐車場で撮っていたときには見かけたが、そのあと、
この「都心へビュン」の京急ラッピングは入庫してしまったみたいで。
夜から再び運用入りするのか!? 電源が入った状態でホーム向かい側の留置線に。
助士席側の窓のところ、よ~く見ると京急のキャラクター「けいきゅん」の
ぬいぐるみが鎮座している。
先ほどまでレトロがいた頭端式ホームには黄緑色の「お~い、お茶」の姿が。
こちらは長尾線の1300形。先ほどまでレトロの入換を撮っているときは反対側、
西側の車庫にいたのを確認していたのだが...
【2019年7月14日16時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ただ、だからこそできるのが、この“3色並び”。
京急の広告電車の赤色(琴平線1080形)、「お~い、お茶」の緑色、
そして一番後ろは、琴平線色(1070形)である。
1000形初期車、同後期車、旧600形と、実は写っている車輌は全部、京急電鉄からの
譲受車なのである。ただ「レトロ電車」に注目が集まるので、普段はあまり話題に
ならないのだが、このうち、「お~い、お茶」以外の2編成は既に“還暦世代”。
この光景もいつまで撮れるかは分からないのである。
【2019年7月14日16時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そして、東工場建屋前には、いつも通り“仏生山のヌシ”「デカ」様が昼寝中。
一番、手前の線に居るのは検査上がりの長尾線1300形である。
というわけで、ビフォーアフター的な...
【2019年7月14日16時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
長尾線1300形も琴平線1080形も、もとは京急1000形。その京急時代のカラーの
“復刻”が「還暦の赤い電車」である。
「あれっ!?」、これを撮りながら<変態鉄>はあることに気づいたのである。
まぁ、何というか...
“だるまさんが転んだ”的な。後ろ側、西工場側に見える「還暦の赤」編成の
位置がちょっと変わっているような気がして...
「もしかして...」
急ぎ、駅に戻ったのである。
「やっぱり!!!!!」
【2019年7月14日17時03分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
構内踏切が鳴り出したかと思えば、ぬぁんと、<変態鉄>の目の前に姿を現した
のは、その「還暦の赤い電車」1081-1082編成だったのである。
ただ、いくら陽の長い時期とはいえ、雨が降り続く17時。思いっきりISO値を
上げておかないと走行写真を撮るのは到底無理な暗さだった。
残念ながら、思いっきり被写体ブレしてしまって。撮っているときから分かって
いたので、あまりショックではないのだが...
でも、やはり、ここまで来たら1枚はちゃんと撮っておかないと...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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早々と“撤収”していたかも。
ホーム端には多くの“同業者さん”が集結していて傘をさすような余裕もなく、
だからといって屋根のあるところまで下がれば...
もし、次のシャッターチャンスがあった場合...
そんな中でカメラを持って兎に角、待っていたのだった。
【2019年7月14日15時32分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
それにしても、この仏生山駅。<撮り鉄>にとって本当に“油断ならない駅”。
通常は黄色い電車が15分間隔でやってくるのだが、その合間には...
突如、構内踏切の警報音がしたかと思えば駅を挟んで東西に分かれている車両所
その間での構内入換は、かなり頻繁に行われており。
レトロの動きを注視しつつ、何か珍しい電車は出てこないか...と。
ただ、いつまでも待ち続けるのも...
そう、讃岐といえば...
…… ……
2019年7月14日(日)雨時々曇り
15時半、とうとう...
【2019年7月14日15時34分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
そう、最後までホームに停まっていた300号車が動き出したのだった。
当たり前だが、単行でも構内での小移動でも、重厚な吊り掛けサウンドには
変わりなく。雨の中、やはりいったん下り線を逆走する形で建屋裏まで進んで。
スイッチバックして、朝、120号車が居た“レトロ展示スペース”に300号車が。
【2019年7月14日15時37分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
<変態鉄>としてもいったん駅を出て、そんな300号車の姿を撮りに。
これで撮影はいったん終了っ!!
空港ゆきのリムジンバスは18時、それでもまだ2時間半の余裕がある訳で。
【2019年7月14日15時39分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
再び改札を通って、今度は構内踏切を渡って上りホームへ。
車両所の西半分をチラッとだけ見ることができるスペースである。
ここまでで<鉄>なところは終了して...
高松に来ると必ず訪れるのが、そう、うどん屋さん。1年を通して「冷ぶっかけ(大)」
と決めている<変態鉄>である。とりたてて有名店というわけでもなく...
でも、何だかいつも訪れるお店は線路からちょっと離れた位置にあるのだが、
あえて言えば最寄り駅は片原町駅なのである。
この日も高松築港ゆきの電車に乗り込んで片原町駅へ。
いなり寿司とか“天ぷら”とか...
そういうのを足しても500円くらいまででお腹いっぱいになるのが讃岐うどんの
ありがたいところでもある。
でも、うどんを食べる以外、特に高松市内中心部に用事もない<変態鉄>、
雨は相変わらず降り続いていて、あまり歩き回りたい訳でも無く。16時半過ぎの
電車で...、ただリムジンバスの時間にはちょっと早すぎて。
「どうしよう...」
何のアテもなく戻ってきたのは仏生山駅だった。17時の仏生山駅、レトロが戻って
来てから既に2時間が経過しているのだが、それでも熱心な<鉄>がカメラを
向け続けていて。
【2019年7月14日16時56分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
相変わらず、雨は降り止まない中、こんどは駅を出て東工場前のスペースを...
まぁ、目的を持っての<撮り鉄>というよりは単に時間を潰しているだけ、という
感じではあったが。
先ほどと変わらず、パンタを下げた300号車が休んでいる、そのヨコを抜けると...
【2019年7月14日16時57分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
午後、玉藻公園の駐車場で撮っていたときには見かけたが、そのあと、
この「都心へビュン」の京急ラッピングは入庫してしまったみたいで。
夜から再び運用入りするのか!? 電源が入った状態でホーム向かい側の留置線に。
助士席側の窓のところ、よ~く見ると京急のキャラクター「けいきゅん」の
ぬいぐるみが鎮座している。
先ほどまでレトロがいた頭端式ホームには黄緑色の「お~い、お茶」の姿が。
こちらは長尾線の1300形。先ほどまでレトロの入換を撮っているときは反対側、
西側の車庫にいたのを確認していたのだが...
【2019年7月14日16時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ただ、だからこそできるのが、この“3色並び”。
京急の広告電車の赤色(琴平線1080形)、「お~い、お茶」の緑色、
そして一番後ろは、琴平線色(1070形)である。
1000形初期車、同後期車、旧600形と、実は写っている車輌は全部、京急電鉄からの
譲受車なのである。ただ「レトロ電車」に注目が集まるので、普段はあまり話題に
ならないのだが、このうち、「お~い、お茶」以外の2編成は既に“還暦世代”。
この光景もいつまで撮れるかは分からないのである。
【2019年7月14日16時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そして、東工場建屋前には、いつも通り“仏生山のヌシ”「デカ」様が昼寝中。
一番、手前の線に居るのは検査上がりの長尾線1300形である。
というわけで、ビフォーアフター的な...
【2019年7月14日16時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
長尾線1300形も琴平線1080形も、もとは京急1000形。その京急時代のカラーの
“復刻”が「還暦の赤い電車」である。
「あれっ!?」、これを撮りながら<変態鉄>はあることに気づいたのである。
まぁ、何というか...
“だるまさんが転んだ”的な。後ろ側、西工場側に見える「還暦の赤」編成の
位置がちょっと変わっているような気がして...
「もしかして...」
急ぎ、駅に戻ったのである。
「やっぱり!!!!!」
【2019年7月14日17時03分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
構内踏切が鳴り出したかと思えば、ぬぁんと、<変態鉄>の目の前に姿を現した
のは、その「還暦の赤い電車」1081-1082編成だったのである。
ただ、いくら陽の長い時期とはいえ、雨が降り続く17時。思いっきりISO値を
上げておかないと走行写真を撮るのは到底無理な暗さだった。
残念ながら、思いっきり被写体ブレしてしまって。撮っているときから分かって
いたので、あまりショックではないのだが...
でも、やはり、ここまで来たら1枚はちゃんと撮っておかないと...(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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