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梅雨空の「ことでんレトロ」撮影記(6) [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

いすみ鉄道にキハを撮りに行ってきた関係で1日お休みしたこのシリーズ。
「レトロ電車特別運行」は高松築港-琴電琴平の1往復、それと前後の回送も含め
4度の撮影機会。あいにくの天候ではあったものの、まぁまぁ...

何とかお見せできるような写真も撮れて。

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【2019年7月14日15時28分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

でも、この日の<変態鉄>が予約していたのは最終便、髙松空港を19時半の
羽田ゆきの便だった。

そう、レトロ電車は15時に回送で仏生山駅に戻ってくる。でも、そこから駅を挟んで
東西にある車両所と、北側の留置線...

次回の運用に合わせて編成し直してそれぞれの留置場所へと回送(入換)して...
その光景を撮ることも考えていたのだった。

……  ……

2019年7月14日(日)雨時々曇り

この日は3両編成で運転されたレトロ電車、まず上り方に連結されていた500号車が
編成を解かれ...

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【2019年7月14日15時05分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

いったん、駅の北側まで進んで...
東工場の建屋の付近まで進んだら、すぐに折り返して。スピードを上げて
下りホームを通過して行くのである。

そう、このとき<変態鉄>としては、この日のカメラ...撮影機材選びが失敗
だったことを痛感したのである。

24-105 mmという標準ズームというレンズは、鉄道写真ではちょっと物足りなさ。
目の前の架線柱をかわすことができないのである。

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【2019年7月14日15時05分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅(後追い)

でも、とりあえず撮るだけ撮って。

下りホームを素通りしたら、駅の先、踏切の付近で再び折り返して...

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【2019年7月14日15時06分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

西工場側に留置されるみたい。上りホームの裏手へと入っていくのだった。

いわゆる“一眼”というカメラ自体、さまざまなレンズを買いそろえておいて
被写体によって、撮影条件によって、レンズを付け替えて使うのがポイント。
でも、こういう入換運転などを撮るには広角から望遠まで幅広く使えるような
レンズにした方が“機動性”の面で優れている。

だから、古くても、高倍率ズームの28-300 の方を付けてくるべきだった。
走行シーンを撮るときであれば、標準ズームを常用して撮影地に着いてから
望遠 100-400 に付け替えて使えば良いが、こういうときは...
目の前を通り過ぎた電車が向かい側の車庫へと入っていく...

レンズを付け替えながら撮るような余裕もないし...

そして、何と言っても雨。小雨なら良いが、実はこのときザーザー降り。
カメラバッグを開けて、レンズのキャップを外して...、そんなことをするだけの
余裕もないのである。

しかも、入換運転なので、どの車輌がどの順番でどこにどう動くのか?!
とにかく現場で様子を見て動くしかない。やはり、高倍率ズームの方が...

と、再び吊り掛け音が聞こえたと思えば...

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【2019年7月14日15時07分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

駅舎横の“レトロ展示スペース”で留守番していたはずの120号車が動き出して。
こちらは<変態鉄>のいる下りホームへと転線してくるのである。

そして...

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【2019年7月14日15時08分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

500号車に変わって23号車の前に120号車が連結され。

「ことでん」のウェブサイトにあるレトロ電車特別運行のサイトによれば
次の8月の運転分(<変態鉄>としてもホテルと航空券を確保済み!!!)の編成は
120号車+23号車ではない。ということは7月15日以降8月10日までの間に団体貸切の
設定があると言うことだろうか...

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【2019年7月14日15時09分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

そんな間にいったんホームの反対側、改札口寄りに移動して、下り方先頭にいる
300号車の姿をスナップするのである。

500号車と120号車が入れ替わっただけで、再び3両に戻ったホーム上のレトロ電車。
この編成の方が3両のパンタグラフが全部、琴平方に揃うことになって<撮り鉄>
としては嬉しいような気もするのだが...

果たして、次の展開は!?

ここでいったんレトロ電車の入換作業は小休止のような状況に。

ホーム上に集まっている<鉄>たちは代わる代わる、そこに居るレトロ3両の
ディーテール写真などを撮りながら時間を過ごしていたのである。

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【2019年7月14日15時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

この日のことでん、主役はもちろんレトロ電車だが、<変態鉄>が気になっていた
電車がもう1つ。

そう、それが「還暦の赤い電車」、1081編成である。でも、レトロを追って
琴平線を動き回っていても、一度もすれ違うことがなかった。

それがずっと気になっていたのだが...

予想通り、西工場の建屋内にいたのである。交番検査運用だろうか。
今日は1日中、車庫内で過ごすようで。う~ん、残念っ!!

そんなとき...

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【2019年7月14日15時23分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

120号車+23号車、連結作業が終了後、ブレーキの試験やドアスイッチのテストを
行ったら、今度は太田駅側の留置線へと回送されていくのだった。

この朝、送込み回送を撮った地点の向かい側がレトロ電車2両の留置スペース。
県道の立体交差の先の小さな踏切まで行けば撮ることもできるのだが...

そう、こういう構内入換というのはダイヤというかスケジュールが公開される筈も
ないわけで、歩いて、あの2両を撮りに行く間に駅ホームで「もっとスゴいこと」が
あるかも知れないわけで。

傘も差せず、身もカメラもビショビショになりながらホーム端に立ち続けるしか...

そんなタイミングで突然、西工場側の引き込み線の踏切機が鳴って。

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【2019年7月14日15時29分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

出てきたのは緑色、長尾線運用の1200形(1250形)である。
明日の運用に備えて瓦町駅の留置線へと回送されるのだろうか。転線して上り
ホームに入線してきた。

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【2019年7月14日15時32分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅

折しも下りの一宮ゆき1080形電車が入線。

色違いの、もと京急2形式の並びとなった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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