いすみ鉄道「塗装変更記念キハ52単行貸切運転」20190711(3=最終回) [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
いすみ鉄道は外房線の大原駅から山間の上総中野駅に至る、27 kmあまりの路線。
その“中点”にあるのが大多喜である。大原駅から大多喜駅までは約16 km、列車に
乗ってしまえば、あっという間なのである。
【2019年7月11日12時13分】 いすみ鉄道・大多喜駅
キハ52 125号車単行列車は、30名弱の、キハ好き達を乗せて...
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
城見ヶ丘駅を通過して大多喜街道の下を潜ると、車内にはオルゴールが演奏され、
最後の車内放送が入るのである。
「ご参加、誠にありがとうございました」、アナウンスが終わると同時に、
車内は拍手に包まれて。あっという間のキハ旅だった。
というわけで、7月11日の「いすみ鉄道訪問記」、最終回である。
…… ……
2019年7月11日(木)曇り一時晴れ
第14D列車で大原駅には11:39着。この列車の到着を待って、信号が変われば
キハ単行の貸切列車、大多喜ゆきは11:41発。とにかく時間がない!!
【2019年7月11日11時39分】 いすみ鉄道・大原駅
「準急 ちどり」のヘッドマークが。国吉駅あたりで付けたのだろうか。
先ほど上総中川駅付近で撮ったときはヘッドマークは付いていなかった。
でも、ゆっくりしては居られないわけで。兎に角、コレ1枚撮ったらすぐに車内へ。
アテンダントさんに名前を告げ、きっぷに入鋏してもらったら、すぐに発車。
と、同時に車内では旧トイレ跡のスペースに置かれたテーブルで物販が始まって。
クラウドファンディングの返礼品の残ったものが中心。<変態鉄>としては
気になっていたミニ写真集やらお守りやらを購入。
3,000円以上買うと、15 cm程度だろうか、キハ52から剥離した大きめの塗装片が
プレゼントされ。ビニール袋に入っている中から「好きなものを...」と。
まぁ、テキトーに選んだのだが、後で見直してみると...
写真の右下の方である。
表面はタラコ色、これは最近まで纏っていた“首都圏色”(朱色5号)である。
でも、右下の方、よ~~く目を凝らせば、タラコ色の下から緑色が覗いており。
【2005年5月頃】 大糸線・南小谷-中土
これは前所属のJR西日本時代。分割民営化後、ほどなくしてこの車輌は敦賀に
配置され、越美北線のワンマン運用に使用されていた。
そのときの“越美北線色”の緑色14号が残っていたものと思われる。
やがて、大糸線のワンマン化に合わせて糸魚川に配置替えとなり、そのままの
塗色で運用されることになった。中学3年生だった<変態ガキ鉄>が雪の南小谷駅で
スナップしたのも、この塗色の頃。
その後、3両にまで数を減らしていた糸魚川のキハ52形。
【2010年5月5日10時03分】 大糸線・頸城大野-根知
順次、国鉄時代のカラーに復元され。最後の1両となった125号車は
旧国鉄一般気動車色(青3号+黄褐色2号)に塗り戻され。でも、キハ52形が製造
された時期には、すでに朱色ツートンが標準塗装になっており、この姿はちょっと
時代考証的におかしいということ、何より、景色に映えないということ...
大糸線時代の人気は今ひとつの車輌だった。この写真のお別れ運行のあと、
このカラーのまま、大多喜まで運ばれてくることになる。
【2011年4月8日9時36分】 いすみ鉄道・大多喜駅
大多喜で、デビュー前に朱色とクリームの国鉄一般色になって。
この後、“首都圏色”を経て再びの“朱色ツートン”に戻った...というのが
今回の塗色変更なのである。
まさに「たかが塗膜片、されど塗膜片」。
90年台アタマには白地に緑の塗色になっていたはずで、この車輌の54年の歴史の
その約半分を振り返ることができたのである。
…… ……
ということで、大多喜駅には12:11着。
【2019年7月11日12時13分】 いすみ鉄道・大多喜駅
もちろん、<変態鉄>も大急ぎで構内踏切を渡って上りホームへ。
上り第16D列車の到着を待って、入換(入庫)作業が始まるのである。
【2019年7月11日12時16分】 いすみ鉄道・大多喜駅
踏切機が鳴動したら、キハがゆっくりと動き出すのである。
いったん、上総中野側の踏切のところまで前進して...
【2019年7月11日12時18分】 いすみ鉄道・大多喜駅
すかさず、ポイントが切り替えられると、折り返して入庫となる。
それにしても...
ここからの自分の行動が何ともチグハグだった。12:42発の浜松町BTゆきの
高速バスに乗ろうと、第16D列車で城見ヶ丘駅まで行ったのだが...
ぬぁんと...
バス停に掲示された時刻表を見れば、そのバスは、12:32発。5分ほど過ぎている。
バス停には誰も待っておらず...嗚呼。次の浜松町ゆきは14:42発。
2時間も時間ができてしまったのである。
気を取り直して、大多喜駅方面に歩いて行くと、街道沿いにあるトンカツ屋さん。
昔ながらの...家族でやっているような感じで。美味しいのは良いのだが、昼時は
かなり待たされるのである。というわけで、撮影の合間に行くには“リスキー”で
「売り切れ次第、閉店」ということで撮影が済んでから行くと確実にダメで...、
最近は足が遠ざかっていた。でも、この日は...
ちょっと待たされたが、それもまた大歓迎。久しぶりに「有家」さんのカツ重で。
【2019年7月11日13時41分】 いすみ鉄道・大多喜駅
土日の運転に備えて、ニハチと連結が済んでいるかと思っていたら、まだ、2両は
バラバラで。なかなか撮る機会のない、ニハチの連結面を撮って、撮影を終えた
のだった。
今度こそ...
【2019年7月11日14時24分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
14時過ぎに歩いてバス停へ。大多喜-品川線の方が便利なのだが、あちらは日中の
設定が無くなっており。11時の便が出ると16時過ぎまで無いのである。
というわけで、本当に久しぶりの鴨川日東高速バス。土日の夕方の、あの渋滞を
経験している者としては、考えられないくらい順調な高速道路。途中から雨に
なったが、ほぼ時刻通り、浜松町BTへ。
急ぎ、山手線に乗り換えて帰宅したら、何とか結びの一番には間に合ったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
その“中点”にあるのが大多喜である。大原駅から大多喜駅までは約16 km、列車に
乗ってしまえば、あっという間なのである。
【2019年7月11日12時13分】 いすみ鉄道・大多喜駅
キハ52 125号車単行列車は、30名弱の、キハ好き達を乗せて...
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
城見ヶ丘駅を通過して大多喜街道の下を潜ると、車内にはオルゴールが演奏され、
最後の車内放送が入るのである。
「ご参加、誠にありがとうございました」、アナウンスが終わると同時に、
車内は拍手に包まれて。あっという間のキハ旅だった。
というわけで、7月11日の「いすみ鉄道訪問記」、最終回である。
…… ……
2019年7月11日(木)曇り一時晴れ
第14D列車で大原駅には11:39着。この列車の到着を待って、信号が変われば
キハ単行の貸切列車、大多喜ゆきは11:41発。とにかく時間がない!!
【2019年7月11日11時39分】 いすみ鉄道・大原駅
「準急 ちどり」のヘッドマークが。国吉駅あたりで付けたのだろうか。
先ほど上総中川駅付近で撮ったときはヘッドマークは付いていなかった。
でも、ゆっくりしては居られないわけで。兎に角、コレ1枚撮ったらすぐに車内へ。
アテンダントさんに名前を告げ、きっぷに入鋏してもらったら、すぐに発車。
と、同時に車内では旧トイレ跡のスペースに置かれたテーブルで物販が始まって。
クラウドファンディングの返礼品の残ったものが中心。<変態鉄>としては
気になっていたミニ写真集やらお守りやらを購入。
3,000円以上買うと、15 cm程度だろうか、キハ52から剥離した大きめの塗装片が
プレゼントされ。ビニール袋に入っている中から「好きなものを...」と。
まぁ、テキトーに選んだのだが、後で見直してみると...
写真の右下の方である。
表面はタラコ色、これは最近まで纏っていた“首都圏色”(朱色5号)である。
でも、右下の方、よ~~く目を凝らせば、タラコ色の下から緑色が覗いており。
【2005年5月頃】 大糸線・南小谷-中土
これは前所属のJR西日本時代。分割民営化後、ほどなくしてこの車輌は敦賀に
配置され、越美北線のワンマン運用に使用されていた。
そのときの“越美北線色”の緑色14号が残っていたものと思われる。
やがて、大糸線のワンマン化に合わせて糸魚川に配置替えとなり、そのままの
塗色で運用されることになった。中学3年生だった<変態ガキ鉄>が雪の南小谷駅で
スナップしたのも、この塗色の頃。
その後、3両にまで数を減らしていた糸魚川のキハ52形。
【2010年5月5日10時03分】 大糸線・頸城大野-根知
順次、国鉄時代のカラーに復元され。最後の1両となった125号車は
旧国鉄一般気動車色(青3号+黄褐色2号)に塗り戻され。でも、キハ52形が製造
された時期には、すでに朱色ツートンが標準塗装になっており、この姿はちょっと
時代考証的におかしいということ、何より、景色に映えないということ...
大糸線時代の人気は今ひとつの車輌だった。この写真のお別れ運行のあと、
このカラーのまま、大多喜まで運ばれてくることになる。
【2011年4月8日9時36分】 いすみ鉄道・大多喜駅
大多喜で、デビュー前に朱色とクリームの国鉄一般色になって。
この後、“首都圏色”を経て再びの“朱色ツートン”に戻った...というのが
今回の塗色変更なのである。
まさに「たかが塗膜片、されど塗膜片」。
90年台アタマには白地に緑の塗色になっていたはずで、この車輌の54年の歴史の
その約半分を振り返ることができたのである。
…… ……
ということで、大多喜駅には12:11着。
【2019年7月11日12時13分】 いすみ鉄道・大多喜駅
もちろん、<変態鉄>も大急ぎで構内踏切を渡って上りホームへ。
上り第16D列車の到着を待って、入換(入庫)作業が始まるのである。
【2019年7月11日12時16分】 いすみ鉄道・大多喜駅
踏切機が鳴動したら、キハがゆっくりと動き出すのである。
いったん、上総中野側の踏切のところまで前進して...
【2019年7月11日12時18分】 いすみ鉄道・大多喜駅
すかさず、ポイントが切り替えられると、折り返して入庫となる。
それにしても...
ここからの自分の行動が何ともチグハグだった。12:42発の浜松町BTゆきの
高速バスに乗ろうと、第16D列車で城見ヶ丘駅まで行ったのだが...
ぬぁんと...
バス停に掲示された時刻表を見れば、そのバスは、12:32発。5分ほど過ぎている。
バス停には誰も待っておらず...嗚呼。次の浜松町ゆきは14:42発。
2時間も時間ができてしまったのである。
気を取り直して、大多喜駅方面に歩いて行くと、街道沿いにあるトンカツ屋さん。
昔ながらの...家族でやっているような感じで。美味しいのは良いのだが、昼時は
かなり待たされるのである。というわけで、撮影の合間に行くには“リスキー”で
「売り切れ次第、閉店」ということで撮影が済んでから行くと確実にダメで...、
最近は足が遠ざかっていた。でも、この日は...
ちょっと待たされたが、それもまた大歓迎。久しぶりに「有家」さんのカツ重で。
【2019年7月11日13時41分】 いすみ鉄道・大多喜駅
土日の運転に備えて、ニハチと連結が済んでいるかと思っていたら、まだ、2両は
バラバラで。なかなか撮る機会のない、ニハチの連結面を撮って、撮影を終えた
のだった。
今度こそ...
【2019年7月11日14時24分】 千葉県夷隅郡大多喜町船子付近
14時過ぎに歩いてバス停へ。大多喜-品川線の方が便利なのだが、あちらは日中の
設定が無くなっており。11時の便が出ると16時過ぎまで無いのである。
というわけで、本当に久しぶりの鴨川日東高速バス。土日の夕方の、あの渋滞を
経験している者としては、考えられないくらい順調な高速道路。途中から雨に
なったが、ほぼ時刻通り、浜松町BTへ。
急ぎ、山手線に乗り換えて帰宅したら、何とか結びの一番には間に合ったのだった。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0