梅雨入り直前の只見川沿いは...(6)会津若松駅のトワイライトタイム [会津・越後のキハ[只見・磐越西線]]
不惑を過ぎても、学生時代と変わらないなぁ...と思うのは。
明日が〆切りの大事な仕事を持って帰ってきている。月曜日の朝までに発注に
回さないとエラいことになるものである。とはいえ、そういう重大な局面が訪れると
アレコレと関係ないことが気になってきて。
学生時代も、テスト前日、「いざ...」と机に向かうと普段は絶対にしない机回りの
掃除に。棚の配置とか、本の並べ方とか、アレコレ気になって、いつの間にか
部屋の模様替え開始!! 気づいたときには何も勉強できずに...というパターン。
あれとよく似ているのである。
【2019年6月27日19時38分】 只見線・会津若松駅
というわけで、本当はいまブログを更新しているような余裕はないはずの<変態鉄>
でも、引き続き、6月最後の只見線撮影記の続きを。
…… ……
2019年6月27日(木)曇りのち雨
午後の上り列車は会津坂下からの高校生の下校時間帯にそなえて3両編成。
その先頭車は「只見線学習列車」のような...、小学生くらいの団体で占められ。
時折、賑やかな声が聞こえてくる2両目の車内でノンビリとくつろいでいた。
13時、会津宮下駅を出たときから車窓にはポツポツと雨が当たったり、止んだり。
そんなことを繰り返しながら。会津坂下駅で予想通り満員になって。
でも、いつも通り、その混雑も西若松駅まで。
【2019年6月27日14時26分】 只見線・会津若松駅
わずかな乗客を乗せたキハの3両編成が会津若松駅に戻ってきたのである。
この3両編成は、いったん入庫して、そのまま会津若松で滞泊になるはず。
同じホームの向かい側が磐越西線の2番のりば。
【2019年6月27日14時28分】 磐越西線・会津若松駅
14:31発の第233D列車はキハ47形の2両編成。新潟色のキハが多くの乗客を乗せて
発車待ちをしていた。只見線を走っているのが片開き扉・両運転台の「キハ40」、
両開き扉・片運転台が「キハ47」、磐越西線では、こちらの方が主流で。
でも、こちらは...
そう、初日に撮った試運転中の姿。電気式ディーゼル動車「GV-E400系」の投入で
今年度中に運用を終了する旨、ちょうど、この頃に発表された。まもなく見納めの
キハなのである。只見線ばかり狙って、磐越西線のキハは駅撮りくらいしか...
たとえ、<葬式鉄>と罵られることがあっても、一度は撮っておきたいが...
ということで、改札を出て。
夕方のキハは会津高田駅近く、前日にチェックしておいた撮影地に赴く予定。
ホテルに戻って一休みしたら、その撮影地至近のバス停まで会津バスの路線バスで
向かう予定で時刻表もチェックして。
...と思っていたら。駅を出たところで雨は思ったより強まっており。
ホテルの部屋で“天候調査”。15:30時点での天候調査の結果で“出撃”の可否を
決定しようと(笑)。でも、一向に弱まらない雨脚。15時半にはかなり強くなって。
嗚呼...。「中止」を決断したのである。
それにしても...
ネットで「アメダス実況」を調べると、福島県内で雨を観測していたのは「若松」
だけ。ホントにここだけ。ぬぁんと、「喜多方」も「0.0mm」、よりによって
「若松」だけが雨ということで。う~ん。
…… ……
再び<変態鉄>が傘を差してホテルを出たのは18時過ぎ。駅近くのラーメン店で
軽く夕食を済ませたら入場券を買って改札機を。
まずは、磐越西線の2・3番のりばへ。このホーム、19:00着、磐越西線・新津からの
第236D列車と、会津坂下からの4連の只見線・第432D列車が19:01着。
ほぼ同着でホームの両側に40系ディーゼル動車が並ぶのである。
【2019年6月27日19時01分】 磐越西線・会津若松駅
でも、郡山からの第1233M列車(18:58着)も少し遅れ気味みたいで。E721系と
キハ40系が並走状態で到着となった。
「四季島」のペナントを入れて。新潟色の磐越西線キハの到着シーンを。
と、一息入れている訳にもいかなくて。すでに七日町駅側の踏切機が作動している
のが見えていて。只見線・第432D列車も接近中。急ぎ、ホーム後ろ寄り、磐越西線の
キハが見える位置まで移動して。
【2019年6月27日19時01分】 只見線・会津若松駅
ホームの支柱がちょっと邪魔な気もするが、強引ながら2つ色の「キハ40系」を。
左側、白地に青の「ヒゲ」が特徴の「新潟色」は19:42発の野沢ゆき第239D列車、
白地に緑色、「東北色」は19:41発の会津川口ゆき第435D列車になる。
あと40分の“勝負”。まずはいったん三脚を畳んで跨線橋を渡って4・5番ホーム。
【2019年6月27日19時05分】 只見線・会津若松駅
昼間、会津宮下駅から乗ってきた3両編成は引き上げられて、すでに休んでいた。
このまま翌朝の磐越西線運用に入るはず。
そして、向かい側の4番のりばで折返しの時を待つキハ4両編成は...
【2019年6月27日19時08分】 只見線・会津若松駅
う~ん、陽の長い時期の悩み。19時過ぎでも全然、「夜景」にならないのである。
発車までの40分間、夜の帳が下りるのと競争なのである。
と...
1番のりばに停まっていたE721系は、手早く折返し準備、すぐに19:05発の快速
第3242M列車として郡山へと出発していった。
ということは、2番のりばに停車中の「新潟色」のキハを撮るチャンス到来!!
再び跨線橋を渡って。
【2019年6月27日19時24分】 磐越西線・会津若松駅
てっきり、キハ47形だとばかり思っていたら、よく見たら、キハ48形2連だった。
こちらは片開き扉・片運転台なのである。「北海道仕様」は無理だとしても
暖地用と寒冷地用がある。でも、そういったことを除けば、40年前に「キハ40系」
として全国に配置された3形式を、この日だけで“制覇”したわけでもあり。
【2019年6月27日19時29分】 磐越西線・会津若松駅
1番ホームにしばらく電車が入ってこない、つまり、ホームに人影がないのを
良いことに三脚を担いで2連のキハの反対側に回って。
キハ48形を撮っているうちに、いつしか空は真っ暗になって。
ということで再び跨線橋を渡って。
【2019年6月27日19時38分】 只見線・会津若松駅
4番ホーム先端付近のポジションに戻ってきた。まもなく発車の時。
【2019年6月27日19時41分】 只見線・会津若松駅
わずかな乗客を乗せて出発していくキハの後ろ姿を撮って、カメラをバッグに
しまったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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明日が〆切りの大事な仕事を持って帰ってきている。月曜日の朝までに発注に
回さないとエラいことになるものである。とはいえ、そういう重大な局面が訪れると
アレコレと関係ないことが気になってきて。
学生時代も、テスト前日、「いざ...」と机に向かうと普段は絶対にしない机回りの
掃除に。棚の配置とか、本の並べ方とか、アレコレ気になって、いつの間にか
部屋の模様替え開始!! 気づいたときには何も勉強できずに...というパターン。
あれとよく似ているのである。
【2019年6月27日19時38分】 只見線・会津若松駅
というわけで、本当はいまブログを更新しているような余裕はないはずの<変態鉄>
でも、引き続き、6月最後の只見線撮影記の続きを。
…… ……
2019年6月27日(木)曇りのち雨
午後の上り列車は会津坂下からの高校生の下校時間帯にそなえて3両編成。
その先頭車は「只見線学習列車」のような...、小学生くらいの団体で占められ。
時折、賑やかな声が聞こえてくる2両目の車内でノンビリとくつろいでいた。
13時、会津宮下駅を出たときから車窓にはポツポツと雨が当たったり、止んだり。
そんなことを繰り返しながら。会津坂下駅で予想通り満員になって。
でも、いつも通り、その混雑も西若松駅まで。
【2019年6月27日14時26分】 只見線・会津若松駅
わずかな乗客を乗せたキハの3両編成が会津若松駅に戻ってきたのである。
この3両編成は、いったん入庫して、そのまま会津若松で滞泊になるはず。
同じホームの向かい側が磐越西線の2番のりば。
【2019年6月27日14時28分】 磐越西線・会津若松駅
14:31発の第233D列車はキハ47形の2両編成。新潟色のキハが多くの乗客を乗せて
発車待ちをしていた。只見線を走っているのが片開き扉・両運転台の「キハ40」、
両開き扉・片運転台が「キハ47」、磐越西線では、こちらの方が主流で。
でも、こちらは...
そう、初日に撮った試運転中の姿。電気式ディーゼル動車「GV-E400系」の投入で
今年度中に運用を終了する旨、ちょうど、この頃に発表された。まもなく見納めの
キハなのである。只見線ばかり狙って、磐越西線のキハは駅撮りくらいしか...
たとえ、<葬式鉄>と罵られることがあっても、一度は撮っておきたいが...
ということで、改札を出て。
夕方のキハは会津高田駅近く、前日にチェックしておいた撮影地に赴く予定。
ホテルに戻って一休みしたら、その撮影地至近のバス停まで会津バスの路線バスで
向かう予定で時刻表もチェックして。
...と思っていたら。駅を出たところで雨は思ったより強まっており。
ホテルの部屋で“天候調査”。15:30時点での天候調査の結果で“出撃”の可否を
決定しようと(笑)。でも、一向に弱まらない雨脚。15時半にはかなり強くなって。
嗚呼...。「中止」を決断したのである。
それにしても...
ネットで「アメダス実況」を調べると、福島県内で雨を観測していたのは「若松」
だけ。ホントにここだけ。ぬぁんと、「喜多方」も「0.0mm」、よりによって
「若松」だけが雨ということで。う~ん。
…… ……
再び<変態鉄>が傘を差してホテルを出たのは18時過ぎ。駅近くのラーメン店で
軽く夕食を済ませたら入場券を買って改札機を。
まずは、磐越西線の2・3番のりばへ。このホーム、19:00着、磐越西線・新津からの
第236D列車と、会津坂下からの4連の只見線・第432D列車が19:01着。
ほぼ同着でホームの両側に40系ディーゼル動車が並ぶのである。
【2019年6月27日19時01分】 磐越西線・会津若松駅
でも、郡山からの第1233M列車(18:58着)も少し遅れ気味みたいで。E721系と
キハ40系が並走状態で到着となった。
「四季島」のペナントを入れて。新潟色の磐越西線キハの到着シーンを。
と、一息入れている訳にもいかなくて。すでに七日町駅側の踏切機が作動している
のが見えていて。只見線・第432D列車も接近中。急ぎ、ホーム後ろ寄り、磐越西線の
キハが見える位置まで移動して。
【2019年6月27日19時01分】 只見線・会津若松駅
ホームの支柱がちょっと邪魔な気もするが、強引ながら2つ色の「キハ40系」を。
左側、白地に青の「ヒゲ」が特徴の「新潟色」は19:42発の野沢ゆき第239D列車、
白地に緑色、「東北色」は19:41発の会津川口ゆき第435D列車になる。
あと40分の“勝負”。まずはいったん三脚を畳んで跨線橋を渡って4・5番ホーム。
【2019年6月27日19時05分】 只見線・会津若松駅
昼間、会津宮下駅から乗ってきた3両編成は引き上げられて、すでに休んでいた。
このまま翌朝の磐越西線運用に入るはず。
そして、向かい側の4番のりばで折返しの時を待つキハ4両編成は...
【2019年6月27日19時08分】 只見線・会津若松駅
う~ん、陽の長い時期の悩み。19時過ぎでも全然、「夜景」にならないのである。
発車までの40分間、夜の帳が下りるのと競争なのである。
と...
1番のりばに停まっていたE721系は、手早く折返し準備、すぐに19:05発の快速
第3242M列車として郡山へと出発していった。
ということは、2番のりばに停車中の「新潟色」のキハを撮るチャンス到来!!
再び跨線橋を渡って。
【2019年6月27日19時24分】 磐越西線・会津若松駅
てっきり、キハ47形だとばかり思っていたら、よく見たら、キハ48形2連だった。
こちらは片開き扉・片運転台なのである。「北海道仕様」は無理だとしても
暖地用と寒冷地用がある。でも、そういったことを除けば、40年前に「キハ40系」
として全国に配置された3形式を、この日だけで“制覇”したわけでもあり。
【2019年6月27日19時29分】 磐越西線・会津若松駅
1番ホームにしばらく電車が入ってこない、つまり、ホームに人影がないのを
良いことに三脚を担いで2連のキハの反対側に回って。
キハ48形を撮っているうちに、いつしか空は真っ暗になって。
ということで再び跨線橋を渡って。
【2019年6月27日19時38分】 只見線・会津若松駅
4番ホーム先端付近のポジションに戻ってきた。まもなく発車の時。
【2019年6月27日19時41分】 只見線・会津若松駅
わずかな乗客を乗せて出発していくキハの後ろ姿を撮って、カメラをバッグに
しまったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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孔子の本来の不惑は、解釈(?)違うという説に、私は賛成です。
by hanamura (2019-07-07 18:17)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
「不惑」の“本当の(?)意味”、知らなくて調べてしまいました。
まだまだ、新たなことにチャレンジして、発見することの多い40代にしていきたいと思います。
by ferrum_queserasera (2019-07-08 00:33)