梅雨入り直前の只見川沿いは...(4)しばしのキハ旅にて。 [会津・越後のキハ[只見・磐越西線]]
<鉄>として、消費増税が近づいてきたことを感じさせるのは、全国各地の
鉄軌道事業者が次々に運賃改定の発表をしていること。
今回は基本的に税率の変更に伴う1%台の値上げにとどまるので、あまり大きな
変化はないようで。
外食と持ち帰り...あの謎すぎる「軽減税率」なるヤツはどうなっているのだろうか。
そもそも、そんなの必要ない気がするのだが。これから秋に向けて“駆け込み需要”
で盛り上がるのだろうか。ちなみに<変態鉄>の仕事は、そういう動向とは
まったくといっていいほど無縁な世界である。
会社と自宅アパートを往復するだけの日々、何だか世の中の流れから取り残されて
いるのではないか...と、そんな気持ちになってしまうのだが。仕事はバタバタ
している時期に差し掛かって休みがとれないのだが、来週の“出撃”を楽しみに
もう少し頑張ってみたい。
【2019年6月27日5時43分】 只見線・会津若松駅
ということで、ブログの方は引き続き、6月の只見線撮影記。
2日目は、「午後から雨」の天気予報を見て。少しでも降り出しが遅れてくれれば...
そう思いながら。
…… ……
2019年6月27日(木)曇りのち雨
4時半起床。5時半過ぎ、まだ人影もまばらな会津若松駅。
「雨」の予報の割には薄日も差していて。やはり、雨より晴れの方が良いに
決まっているわけで。
雨が降り出すのが少しでも遅くなってくれたら...
そう思いながら会津若松駅。券売機で840円の乗車券を買って自動改札機を通るのは
東京の駅とそう変わらない訳で。只見線ホームへは1番のりば中程の階段を上って
跨線橋を渡るのが通常の道筋。でも、素直にそちらに向かうような<変態鉄>
であるはずが無く。頭端式の磐越西線ホームをグルッと回って3番のりばへ。
【2019年6月27日5時44分】 只見線・会津若松駅
向かい側に見えているのが6:00発の会津川口ゆき、キハ40形2両編成である。
いままで、このホームで何度も撮っているが、いつもキハに夢中で気づいてなかった。
この位置に「0」キロポストが建っているのである。
【2019年6月27日5時45分】 只見線・会津若松駅
それを撮ったら、跨線橋に続く階段を上って。
まだ乗客の姿も疎らな只見線ホームに向かうのである。
でも、この編成...
分かってはいたのだが、昨日と同じ編成なのである。
そう、キハ40 582 + キハ40 583 の2両はロングシート化改造車コンビ。
混んだ列車なら4人掛けボックスシートよりロングシートを選ぶが、こういう
ローカル線の旅なら、やはりボックスシート車が良かった。
【2019年6月27日5時47分】 只見線・第423D列車(キハ40 583号車内)
他に乗客が居ないのを良いことにその車内を。
本当に文字通りの「ロングシート」なのである。ちなみにロングシート化改造車
といっても、その仕様は車両ごとにマチマチで、車体中央部でシートが切れている
タイプなどもあって。でも、この車両は国鉄型らしい紺色のシート。
会津若松駅自体は若松の街の北のハズレに位置している。通学列車といっても
満席になるのは2つ先の西若松駅なのだが...
なぜかこの朝は会津若松駅発車時点で多くの席が埋まって。
でも、そんな混雑も会津坂下駅まで。晴れれば逆光になるはずのこのホーム、
ちょうど良いタイミングで曇ってくれて。
【2019年6月27日6時39分】 只見線・会津坂下駅
会津坂下駅を発車すると、それまで会津盆地の水田地帯をノンビリと走っていた
その車窓風景は一変する。車内でも上り勾配に差し掛かっていることが感じられる
くらいになって。床下からは唸るようなエンジン音が聞こえてきて。
でも、速度は全然上がらずに、車窓は薄暗いまでの木々の中を...
塔寺、会津坂本...と進んで柳津を過ぎれば、まもなく只見川が見えてくる。
車内の乗客が少なくなった、会津坂下駅発車後に只見線では初めて。
車掌さんが車内改札に回ってきて。「入鋏済 会津若松運輸区」のスタンプ。
ロングシートは残念だが、これこそがローカル線のキハ旅である。
普段なら会津宮下駅まで乗るところだが、この日は...
【2019年6月27日7時25分】 只見線・会津西方駅
初めて1駅手前の会津西方駅で下車してみたのだった。
隣の会津宮下で上り列車と交換する。その列車はすぐにやってくるのである。
ホームで1枚スナップしたら、駅前の国道を急いで...
【2019年6月27日7時27分】 福島県大沼郡三島町大字名入付近
そう、会津宮下駅との間にあるのが只見川第2橋梁である。何度か撮りに来て
いずれも宮下駅から三島大橋を渡って歩いてきたのだが、実は会津西方駅から
300 mほどの地点なのである。(会津宮下駅からだと徒歩20分ほど)
右に道が続いている。只見川沿いに進んでいく途中の歩道から見上げると、
この橋梁を真横から撮ることができるのだが...
今年になって。
ネットでニュースをチェックしていたときに見つけたのである。
地元、三島町が中心になって、木々が鬱蒼と生い茂っていた第2橋梁ヨコの土地に
“ビュースポット”をつくったということで。
これまで国道400号線の歩道からサイドを見る構図...しか撮れなかった第2橋梁、
カブリツキで撮れるようになったというのである。
【2019年6月27日7時28分】 只見線・会津宮下-会津西方
確かに木々が伐採されており、正面がちに撮れる場所ができていた。
でも、時間が無い!!
とにかく三脚にカメラをセットして... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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鉄軌道事業者が次々に運賃改定の発表をしていること。
今回は基本的に税率の変更に伴う1%台の値上げにとどまるので、あまり大きな
変化はないようで。
外食と持ち帰り...あの謎すぎる「軽減税率」なるヤツはどうなっているのだろうか。
そもそも、そんなの必要ない気がするのだが。これから秋に向けて“駆け込み需要”
で盛り上がるのだろうか。ちなみに<変態鉄>の仕事は、そういう動向とは
まったくといっていいほど無縁な世界である。
会社と自宅アパートを往復するだけの日々、何だか世の中の流れから取り残されて
いるのではないか...と、そんな気持ちになってしまうのだが。仕事はバタバタ
している時期に差し掛かって休みがとれないのだが、来週の“出撃”を楽しみに
もう少し頑張ってみたい。
【2019年6月27日5時43分】 只見線・会津若松駅
ということで、ブログの方は引き続き、6月の只見線撮影記。
2日目は、「午後から雨」の天気予報を見て。少しでも降り出しが遅れてくれれば...
そう思いながら。
…… ……
2019年6月27日(木)曇りのち雨
4時半起床。5時半過ぎ、まだ人影もまばらな会津若松駅。
「雨」の予報の割には薄日も差していて。やはり、雨より晴れの方が良いに
決まっているわけで。
雨が降り出すのが少しでも遅くなってくれたら...
そう思いながら会津若松駅。券売機で840円の乗車券を買って自動改札機を通るのは
東京の駅とそう変わらない訳で。只見線ホームへは1番のりば中程の階段を上って
跨線橋を渡るのが通常の道筋。でも、素直にそちらに向かうような<変態鉄>
であるはずが無く。頭端式の磐越西線ホームをグルッと回って3番のりばへ。
【2019年6月27日5時44分】 只見線・会津若松駅
向かい側に見えているのが6:00発の会津川口ゆき、キハ40形2両編成である。
いままで、このホームで何度も撮っているが、いつもキハに夢中で気づいてなかった。
この位置に「0」キロポストが建っているのである。
【2019年6月27日5時45分】 只見線・会津若松駅
それを撮ったら、跨線橋に続く階段を上って。
まだ乗客の姿も疎らな只見線ホームに向かうのである。
でも、この編成...
分かってはいたのだが、昨日と同じ編成なのである。
そう、キハ40 582 + キハ40 583 の2両はロングシート化改造車コンビ。
混んだ列車なら4人掛けボックスシートよりロングシートを選ぶが、こういう
ローカル線の旅なら、やはりボックスシート車が良かった。
【2019年6月27日5時47分】 只見線・第423D列車(キハ40 583号車内)
他に乗客が居ないのを良いことにその車内を。
本当に文字通りの「ロングシート」なのである。ちなみにロングシート化改造車
といっても、その仕様は車両ごとにマチマチで、車体中央部でシートが切れている
タイプなどもあって。でも、この車両は国鉄型らしい紺色のシート。
会津若松駅自体は若松の街の北のハズレに位置している。通学列車といっても
満席になるのは2つ先の西若松駅なのだが...
なぜかこの朝は会津若松駅発車時点で多くの席が埋まって。
でも、そんな混雑も会津坂下駅まで。晴れれば逆光になるはずのこのホーム、
ちょうど良いタイミングで曇ってくれて。
【2019年6月27日6時39分】 只見線・会津坂下駅
会津坂下駅を発車すると、それまで会津盆地の水田地帯をノンビリと走っていた
その車窓風景は一変する。車内でも上り勾配に差し掛かっていることが感じられる
くらいになって。床下からは唸るようなエンジン音が聞こえてきて。
でも、速度は全然上がらずに、車窓は薄暗いまでの木々の中を...
塔寺、会津坂本...と進んで柳津を過ぎれば、まもなく只見川が見えてくる。
車内の乗客が少なくなった、会津坂下駅発車後に只見線では初めて。
車掌さんが車内改札に回ってきて。「入鋏済 会津若松運輸区」のスタンプ。
ロングシートは残念だが、これこそがローカル線のキハ旅である。
普段なら会津宮下駅まで乗るところだが、この日は...
【2019年6月27日7時25分】 只見線・会津西方駅
初めて1駅手前の会津西方駅で下車してみたのだった。
隣の会津宮下で上り列車と交換する。その列車はすぐにやってくるのである。
ホームで1枚スナップしたら、駅前の国道を急いで...
【2019年6月27日7時27分】 福島県大沼郡三島町大字名入付近
そう、会津宮下駅との間にあるのが只見川第2橋梁である。何度か撮りに来て
いずれも宮下駅から三島大橋を渡って歩いてきたのだが、実は会津西方駅から
300 mほどの地点なのである。(会津宮下駅からだと徒歩20分ほど)
右に道が続いている。只見川沿いに進んでいく途中の歩道から見上げると、
この橋梁を真横から撮ることができるのだが...
今年になって。
ネットでニュースをチェックしていたときに見つけたのである。
地元、三島町が中心になって、木々が鬱蒼と生い茂っていた第2橋梁ヨコの土地に
“ビュースポット”をつくったということで。
これまで国道400号線の歩道からサイドを見る構図...しか撮れなかった第2橋梁、
カブリツキで撮れるようになったというのである。
【2019年6月27日7時28分】 只見線・会津宮下-会津西方
確かに木々が伐採されており、正面がちに撮れる場所ができていた。
でも、時間が無い!!
とにかく三脚にカメラをセットして... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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