2019 路面電車の日 記念イベント @荒川車庫(4) [都電を追って[都電荒川線]]
山形県沖で大きな地震があって...、だから気になっているのかも知れないが、
最近、ちょっと地震が多いような気がする。月曜の朝も地震で目が覚めた自分。
思えば、小学生の頃、つまり昭和が終わろうとしていた頃に、
「もうすぐ東京に関東大震災クラスの地震が起きると思われる」と言われて...
早いもので、そんなことを聞いて地震を恐れていた<変態ガキ鉄>も、不惑を過ぎ。
幸いにも自分自身は大きな震災に見舞われることなく、40数年間を生きてきた訳で。
さて、話は引き続き、6月9日の都電荒川線・荒川車庫で行われたイベントの話題。
【2019年6月9日11時05分】 都電荒川線・荒川車両検修所
お目当ての6086号車の撮影会は、正直言って、予想していたものとは異なり、
ちょっと拍子抜け。でも、昨日の記事にも書いた通り、3回にわたって
撮ったのだった。
会場内は一方通行ということになっていて。撮影会を終えると、もれなく...
…… ……
2019年6月9日(日)雨一時くもり
撮影スペースを出て、出口方向に向かうには工場の中を抜けることになる訳で。
ということで、工場見学がもれなくついてくるのである。
【2019年6月9日10時47分】 都電荒川線・荒川車両検修所
パンタグラフの昇降体験や、降車ブザーが板上にズラッと並んでいて、押せるように
なっていたり。そういう子ども向けのイベントが中心。ということで、工場らしい
雰囲気を切り取っておこう...と、そんなことを考えながら。
【2019年6月9日10時47分】 都電荒川線・荒川車両検修所
やはり、<鉄>としてカメラを向けてしまうのは、検査入場中だろうか、8906号車。
【2019年6月9日10時49分】 都電荒川線・荒川車両検修所
本当は<鉄>として注目なのは、メンテナンス中のモーターなどの車両部品だが、
今回はそちらもあまり多くなく。...などと書きながら、メカに疎い<変態鉄>。
ここは写真1枚で。昨年で廃車になった花電車の装飾類は工場の奥の方(上の方)に
チラッと見えていたが、今回はそれに関する展示は無かった訳で。
でも、6000形のものだろうか、本当の布製だった時代の方向幕とか、LED化される前の
荒川線の方向幕など。
【2019年6月9日10時53分】 都電荒川線・荒川車両検修所
そのほか、昭和50年台前後と思しき、荒川線の“小物類”の展示は、いつも...では
あっても、ちょっとした楽しみでもあり。これを6086号車に掲出して欲しかった。
昭和53年の秋に走った「荒川線近代化」の花電車の“車列”の前後で“警護”した
6000形電車。それが“最後の晴れ舞台”でもあったわけで。
27・32系統の系統板と、最終の“路線撤去”の時期のものと思われるが、車内掲出用の
路線図もあって。
【2019年6月9日11時10分】 都電荒川線・荒川車両検修所
荒川線になって間もない頃のものと思しき、路線図も。アクリル板だろうか。
よく見ると表示内容から考えて、王子駅前電停に掲出されていたものと思われる。
町屋駅前から三ノ輪橋の停留場名がいまと異なるのと、後は「荒川遊園地前」の
文字だけ他のものと色も感じも違っている。この停留場、「西尾久七丁目」だった
停留場名が改称されたときに、書き直した...つまり、その頃の設置と思われる。
【2019年6月9日10時51分】 都電荒川線・荒川車両検修所
もちろん「車両検修所」だけあって、車両部品も展示されているわけで。
マスコンの“中身”とか電磁弁とか...
【2019年6月9日10時52分】 都電荒川線・荒川車両検修所
床置きされていて写真は撮りづらかったが、<変態鉄>にとってもなじみ深い
7000形、7500形の廃車時に取り外したと思われる銘板や標記類がまとめられ。
車体こそ載せ替えられていたが、昭和30年頃に導入された7000形が一昨年まで
現役で走っていたのだから...
ちなみに「全廃」と言われていた7000形、これまた途中で方針転換があって
一部車両は「大規模改修」で走行機器を新車並みに交換し、7700形として
いまも現役で走っている。
【2019年6月9日10時51分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ちなみに<変態鉄>が気になったのは、このポスター。都電の代替として都バスが
整備されていった時代のもの。「運賃20円」にも時代を感じるのだが...
<変態鉄>が幼少期を過ごしたのは、いまの半蔵門駅の近く、国立劇場が正面に
見える3階だったのである。まだ、“営団地下鉄半蔵門線”は永田町で折り返し。
そんな時代に出かけるときは、「隼町」バス停から都バスで。
そう、まさにこのポスターの系統である。当時は「茶81系統」だったはず。
まだ都バスが白地に淡い青色のラインだった時代である。その「茶81系統」、
半蔵門線が神保町を経て水天宮前まで延伸されると大幅に減便されてしまい。
平成に入って、いつしか姿を消したのだった。
…… ……
と、物販も工場見学も、何と言っても6086号車の撮影も...
この日のイベントは10時~13時となっていて。でも、11時半の段階で、もう何も
思い残すようなことは無かったのである。
【2019年6月9日11時12分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ただ一つだけ。
そう、長い列に加わって、6086号車を撮ったとき、向こうの方では車庫の敷地外、
歩道のところから...、つまり反対側から撮っている人たちの姿が。
ということで、自分もそれに加わって。明るいところに立って、薄暗い庫内を
望遠で覗く...ということで写真としては極めて難しい場面。
RAW現像でシャドウ部分を上げてハイライトを思いっきり落として。何とか貼れる
程度にまでしたのである。
でも、こちら側の方向幕は「町屋一丁目」である。撮影会...北側では「早稲田」
なので、この表示は貴重なのである。
【2019年6月9日11時13分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ということで、「町屋一丁目」表示の6086号車を撮ったら、今度こそ、
思い残すことは何もなし。雨が降らないうちに帰路に就くことにした。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
最近、ちょっと地震が多いような気がする。月曜の朝も地震で目が覚めた自分。
思えば、小学生の頃、つまり昭和が終わろうとしていた頃に、
「もうすぐ東京に関東大震災クラスの地震が起きると思われる」と言われて...
早いもので、そんなことを聞いて地震を恐れていた<変態ガキ鉄>も、不惑を過ぎ。
幸いにも自分自身は大きな震災に見舞われることなく、40数年間を生きてきた訳で。
さて、話は引き続き、6月9日の都電荒川線・荒川車庫で行われたイベントの話題。
【2019年6月9日11時05分】 都電荒川線・荒川車両検修所
お目当ての6086号車の撮影会は、正直言って、予想していたものとは異なり、
ちょっと拍子抜け。でも、昨日の記事にも書いた通り、3回にわたって
撮ったのだった。
会場内は一方通行ということになっていて。撮影会を終えると、もれなく...
…… ……
2019年6月9日(日)雨一時くもり
撮影スペースを出て、出口方向に向かうには工場の中を抜けることになる訳で。
ということで、工場見学がもれなくついてくるのである。
【2019年6月9日10時47分】 都電荒川線・荒川車両検修所
パンタグラフの昇降体験や、降車ブザーが板上にズラッと並んでいて、押せるように
なっていたり。そういう子ども向けのイベントが中心。ということで、工場らしい
雰囲気を切り取っておこう...と、そんなことを考えながら。
【2019年6月9日10時47分】 都電荒川線・荒川車両検修所
やはり、<鉄>としてカメラを向けてしまうのは、検査入場中だろうか、8906号車。
【2019年6月9日10時49分】 都電荒川線・荒川車両検修所
本当は<鉄>として注目なのは、メンテナンス中のモーターなどの車両部品だが、
今回はそちらもあまり多くなく。...などと書きながら、メカに疎い<変態鉄>。
ここは写真1枚で。昨年で廃車になった花電車の装飾類は工場の奥の方(上の方)に
チラッと見えていたが、今回はそれに関する展示は無かった訳で。
でも、6000形のものだろうか、本当の布製だった時代の方向幕とか、LED化される前の
荒川線の方向幕など。
【2019年6月9日10時53分】 都電荒川線・荒川車両検修所
そのほか、昭和50年台前後と思しき、荒川線の“小物類”の展示は、いつも...では
あっても、ちょっとした楽しみでもあり。これを6086号車に掲出して欲しかった。
昭和53年の秋に走った「荒川線近代化」の花電車の“車列”の前後で“警護”した
6000形電車。それが“最後の晴れ舞台”でもあったわけで。
27・32系統の系統板と、最終の“路線撤去”の時期のものと思われるが、車内掲出用の
路線図もあって。
【2019年6月9日11時10分】 都電荒川線・荒川車両検修所
荒川線になって間もない頃のものと思しき、路線図も。アクリル板だろうか。
よく見ると表示内容から考えて、王子駅前電停に掲出されていたものと思われる。
町屋駅前から三ノ輪橋の停留場名がいまと異なるのと、後は「荒川遊園地前」の
文字だけ他のものと色も感じも違っている。この停留場、「西尾久七丁目」だった
停留場名が改称されたときに、書き直した...つまり、その頃の設置と思われる。
【2019年6月9日10時51分】 都電荒川線・荒川車両検修所
もちろん「車両検修所」だけあって、車両部品も展示されているわけで。
マスコンの“中身”とか電磁弁とか...
【2019年6月9日10時52分】 都電荒川線・荒川車両検修所
床置きされていて写真は撮りづらかったが、<変態鉄>にとってもなじみ深い
7000形、7500形の廃車時に取り外したと思われる銘板や標記類がまとめられ。
車体こそ載せ替えられていたが、昭和30年頃に導入された7000形が一昨年まで
現役で走っていたのだから...
ちなみに「全廃」と言われていた7000形、これまた途中で方針転換があって
一部車両は「大規模改修」で走行機器を新車並みに交換し、7700形として
いまも現役で走っている。
【2019年6月9日10時51分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ちなみに<変態鉄>が気になったのは、このポスター。都電の代替として都バスが
整備されていった時代のもの。「運賃20円」にも時代を感じるのだが...
<変態鉄>が幼少期を過ごしたのは、いまの半蔵門駅の近く、国立劇場が正面に
見える3階だったのである。まだ、“営団地下鉄半蔵門線”は永田町で折り返し。
そんな時代に出かけるときは、「隼町」バス停から都バスで。
そう、まさにこのポスターの系統である。当時は「茶81系統」だったはず。
まだ都バスが白地に淡い青色のラインだった時代である。その「茶81系統」、
半蔵門線が神保町を経て水天宮前まで延伸されると大幅に減便されてしまい。
平成に入って、いつしか姿を消したのだった。
…… ……
と、物販も工場見学も、何と言っても6086号車の撮影も...
この日のイベントは10時~13時となっていて。でも、11時半の段階で、もう何も
思い残すようなことは無かったのである。
【2019年6月9日11時12分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ただ一つだけ。
そう、長い列に加わって、6086号車を撮ったとき、向こうの方では車庫の敷地外、
歩道のところから...、つまり反対側から撮っている人たちの姿が。
ということで、自分もそれに加わって。明るいところに立って、薄暗い庫内を
望遠で覗く...ということで写真としては極めて難しい場面。
RAW現像でシャドウ部分を上げてハイライトを思いっきり落として。何とか貼れる
程度にまでしたのである。
でも、こちら側の方向幕は「町屋一丁目」である。撮影会...北側では「早稲田」
なので、この表示は貴重なのである。
【2019年6月9日11時13分】 都電荒川線・荒川車両検修所
ということで、「町屋一丁目」表示の6086号車を撮ったら、今度こそ、
思い残すことは何もなし。雨が降らないうちに帰路に就くことにした。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
コメント 0