2019 路面電車の日 記念イベント @荒川車庫(2) [都電を追って[都電荒川線]]
今日の話題に入る前に。
まもなく、<変態鉄>が...では無くて、一足早く、そのバッグだけがクロネコの
手によって会津の地へと向かうのである。
そう、先月末...
【2019年5月31日7時50分】 只見線・西若松-会津本郷
“100点満点”の撮影行になった...と思っていた矢先、最後の最後に、朝の4連運行を
撮りに行った高田橋での大失態。
陽の長い夏至前後で無いと厳しい時間帯の列車、「絶対にリベンジしてやる!!」と
燃えていたのである。東京に戻ったら、さっそく予約したのである。
前回と同じ高速バスと同じホテル。
ただ、前回との違いは天候が優れないようで。
でも、少しずつ只見線沿線の様子も分かってきたところで、雨なら雨の撮り方も
あろうかという感じで。(晴れれば晴れたで嬉しいのだが...)
6月末は只見線、7月に入れば高松琴平電鉄。仕事が忙しいと喚きながら、あちこちに
出撃している、いつも通りの<変態鉄>なのである。
では、6月9日の都電荒川線の話題。荒川車庫の前には営業所の庁舎前まで続く
長い行列ができていたのだが、それには加わらない<変態鉄>。ヨコの路地を...
…… ……
2019年6月9日(日)雨一時くもり
10時の開場、その1時間前につくことを目標にして、大塚駅前を8時半の電車に
乗ったのだった。
【2019年6月9日8時54分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
予定通り、9時少し前に荒川車庫前に到着。すでに電車営業所の前あたりまで
開場待ちの列が伸びているのは“想定の範囲内”。
でも、物販狙いで無い<変態鉄>、その列には加わること無く...
荒川車庫というのは、もちろん都電で最後まで残った車庫である。住宅街の真ん中に
位置している中に車庫、検修施設、保線関係、営業所...と都電荒川線の運行全てに
関する機能が集約している。路地に沿って1周すれば、背伸びしてブロック塀越しに
車庫内部の様子を見ることができる。
【2019年6月9日8時57分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
まずは車庫の東側の、営業所庁舎と銭湯(?)の間の路地へ。
東側のスペースが車庫で、植え込みとフェンスはあるものの、留置中の車両を見る
ことができる。その手前側の線路には、現役を退いた車両が置かれているのである。
この日は車庫内で展示されることになった...それを撮りたくてやって来たのだが...
6086号車も、普段はこの場所にいるわけで。
そう、この日は7001号「あかおび」が1両で留守番中。
<変態鉄>の大のお気に入りで、最後まで現役で残った「あおおび」はすでに解体済み。
でも、トップナンバーだから意図的に残されているのか、はたまた、解体待ちか、
一足早く引退していた7001号「あかおび」はそのまま残されているのである。
【2019年6月9日9時01分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
車庫の北側はブロック塀。フェンスで囲われた東側と違って、内部の様子を見るのは
難しいのだが、<変態鉄>が背伸びをすれば...
思いっきり、手を伸ばせばカメラだけブロック塀の上へ。背面のモニターが回転
するのも、5D Mark Ⅲにはなかった特徴。こんな構図も撮影可能なのである。
前回の7000形お別れ撮影会のときは、このブロック塀のところに警備員さんが
並んでいて。塀の上から撮ろうとすると、結構、叱られたのだが、この日は
まったくそういう気配も無く。
と...
【2019年6月9日9時02分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
中で何かが動いたのである。
見れば、8800形がトラバーサに載っている。車庫や工場内で水平方向に移動するのに
使われるのが、このトラバーサ。
そう、さきほど撮った留置線にいる電車が出庫するときもトラバーサで水平移動して
出庫線の方にでてくるようになっているのである。
かつて、荒川車庫のイベントでトラバーサのデモンストレーションがあった。
間近で見ると意外と高速で迫力があるものなのだが...
【2019年6月9日9時03分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
いつしか、現役の荒川線の電車で最古参となってしまった8500形もトラバーサで。
<変態鉄>が小学生の頃、初めて都電に乗ったときも白地に緑帯の電車(当時は
7000形が主力車だった)、カメラを持つようになって初めて荒川線を撮りに訪れた
ときには、この8500形が最新型だった。
いまや白地に緑帯の電車もこの形式だけ。
導入当初はワンハンドル式の運転台が嫌われて、最近は機器の更新作業が続いて...
なぜか運用に入っている率の低い(気がする)車両でもある。
自分としては好きな形式なのだが...
【2019年6月9日9時05分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
そして。建屋の中に姿が見えたのが、6000形6086号車である。
「荒川線近代化」で6000形が全廃されたのは<変態鉄>が生まれた頃、つまり、
すでに現役を退いて40年余りが経過している訳で。良好な状態で保存されているのも
この6086号車と、荒川遊園(現在、閉園中!?)の「一球さん」くらいになって。
そう。今日はこの電車を撮りたくて。
さぁ、コンビニに立ち寄ってトイレを済ませたら、あの行列に加わるのである。
来場者の列がどんどん長くなっていく中で、9時半になって敷地内まで列が前進
することになり。物販とか車庫見学とか...目的別に整列し直すように指示され。
【2019年6月9日10時19分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
もちろん、「車両撮影会」のプラカードから続く列に加わったのである。
さぁ、10時になる!! (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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まもなく、<変態鉄>が...では無くて、一足早く、そのバッグだけがクロネコの
手によって会津の地へと向かうのである。
そう、先月末...
【2019年5月31日7時50分】 只見線・西若松-会津本郷
“100点満点”の撮影行になった...と思っていた矢先、最後の最後に、朝の4連運行を
撮りに行った高田橋での大失態。
陽の長い夏至前後で無いと厳しい時間帯の列車、「絶対にリベンジしてやる!!」と
燃えていたのである。東京に戻ったら、さっそく予約したのである。
前回と同じ高速バスと同じホテル。
ただ、前回との違いは天候が優れないようで。
でも、少しずつ只見線沿線の様子も分かってきたところで、雨なら雨の撮り方も
あろうかという感じで。(晴れれば晴れたで嬉しいのだが...)
6月末は只見線、7月に入れば高松琴平電鉄。仕事が忙しいと喚きながら、あちこちに
出撃している、いつも通りの<変態鉄>なのである。
では、6月9日の都電荒川線の話題。荒川車庫の前には営業所の庁舎前まで続く
長い行列ができていたのだが、それには加わらない<変態鉄>。ヨコの路地を...
…… ……
2019年6月9日(日)雨一時くもり
10時の開場、その1時間前につくことを目標にして、大塚駅前を8時半の電車に
乗ったのだった。
【2019年6月9日8時54分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
予定通り、9時少し前に荒川車庫前に到着。すでに電車営業所の前あたりまで
開場待ちの列が伸びているのは“想定の範囲内”。
でも、物販狙いで無い<変態鉄>、その列には加わること無く...
荒川車庫というのは、もちろん都電で最後まで残った車庫である。住宅街の真ん中に
位置している中に車庫、検修施設、保線関係、営業所...と都電荒川線の運行全てに
関する機能が集約している。路地に沿って1周すれば、背伸びしてブロック塀越しに
車庫内部の様子を見ることができる。
【2019年6月9日8時57分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
まずは車庫の東側の、営業所庁舎と銭湯(?)の間の路地へ。
東側のスペースが車庫で、植え込みとフェンスはあるものの、留置中の車両を見る
ことができる。その手前側の線路には、現役を退いた車両が置かれているのである。
この日は車庫内で展示されることになった...それを撮りたくてやって来たのだが...
6086号車も、普段はこの場所にいるわけで。
そう、この日は7001号「あかおび」が1両で留守番中。
<変態鉄>の大のお気に入りで、最後まで現役で残った「あおおび」はすでに解体済み。
でも、トップナンバーだから意図的に残されているのか、はたまた、解体待ちか、
一足早く引退していた7001号「あかおび」はそのまま残されているのである。
【2019年6月9日9時01分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
車庫の北側はブロック塀。フェンスで囲われた東側と違って、内部の様子を見るのは
難しいのだが、<変態鉄>が背伸びをすれば...
思いっきり、手を伸ばせばカメラだけブロック塀の上へ。背面のモニターが回転
するのも、5D Mark Ⅲにはなかった特徴。こんな構図も撮影可能なのである。
前回の7000形お別れ撮影会のときは、このブロック塀のところに警備員さんが
並んでいて。塀の上から撮ろうとすると、結構、叱られたのだが、この日は
まったくそういう気配も無く。
と...
【2019年6月9日9時02分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
中で何かが動いたのである。
見れば、8800形がトラバーサに載っている。車庫や工場内で水平方向に移動するのに
使われるのが、このトラバーサ。
そう、さきほど撮った留置線にいる電車が出庫するときもトラバーサで水平移動して
出庫線の方にでてくるようになっているのである。
かつて、荒川車庫のイベントでトラバーサのデモンストレーションがあった。
間近で見ると意外と高速で迫力があるものなのだが...
【2019年6月9日9時03分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
いつしか、現役の荒川線の電車で最古参となってしまった8500形もトラバーサで。
<変態鉄>が小学生の頃、初めて都電に乗ったときも白地に緑帯の電車(当時は
7000形が主力車だった)、カメラを持つようになって初めて荒川線を撮りに訪れた
ときには、この8500形が最新型だった。
いまや白地に緑帯の電車もこの形式だけ。
導入当初はワンハンドル式の運転台が嫌われて、最近は機器の更新作業が続いて...
なぜか運用に入っている率の低い(気がする)車両でもある。
自分としては好きな形式なのだが...
【2019年6月9日9時05分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
そして。建屋の中に姿が見えたのが、6000形6086号車である。
「荒川線近代化」で6000形が全廃されたのは<変態鉄>が生まれた頃、つまり、
すでに現役を退いて40年余りが経過している訳で。良好な状態で保存されているのも
この6086号車と、荒川遊園(現在、閉園中!?)の「一球さん」くらいになって。
そう。今日はこの電車を撮りたくて。
さぁ、コンビニに立ち寄ってトイレを済ませたら、あの行列に加わるのである。
来場者の列がどんどん長くなっていく中で、9時半になって敷地内まで列が前進
することになり。物販とか車庫見学とか...目的別に整列し直すように指示され。
【2019年6月9日10時19分】 東京都交通局・荒川電車営業所付近
もちろん、「車両撮影会」のプラカードから続く列に加わったのである。
さぁ、10時になる!! (つづく)
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