令和の「ことでんレトロ」(16)讃岐で情熱の赤。<琴平線 その2> [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
今日の話題に入る前に。
この記事がアップされて間もなく、“出撃”することになっている。
バスタ新宿を7:30発「夢街道会津1号」である。会津若松への到着は正午の予定。
【2018年10月29日6時54分】 只見線・会津高田-会津本郷
木曜日は久々の(?)、只見線キハを撮る予定である。いまのところ、天気予報を
見る限りでは“大俯瞰”にも挑戦できそうな...、そんな予感である。
訪れたことがあるポイントが中心ながら、ちょっと気になっているポイントもあり。
最大のテーマは“蓋沼俯瞰”、何とか...“3度目の正直”、リベンジを果たして
きたいと思っている。
でも、ブログの方は相変わらず5月4日、ことでんの撮影記。
…… ……
2019年5月4日(土)晴れ
住宅と農地が広がって大きな道路(国道32号「琴平街道」)が並走しており...
そんな中、羽床駅近くの直線区間は道路との間に木立があって、午前中から昼前に
かけて、琴平線の下り電車を順光で撮れる、しかも駅から徒歩5分ほどと、
人気のスポットである。もちろん、<変態鉄>としても、最初の4連運行はココ一択
だったのである。
【2019年5月4日10時59分】 高松琴平電鉄琴平線・羽床-滝宮(後追い)
30分ほど試し撮りして。構図も決まったところで...
いよいよ...である。
滝宮駅から近づいてくる姿が見えてきて。
正午が近づき、列車正面に光が回らなくなってくる時間帯だっただけに、
「早く来てくれ」という思いで待っていたわけで。
【2019年5月4日11時34分】 高松琴平電鉄琴平線・滝宮-羽床
ほぼ思い通りの1枚を手にすることができて。
でも、そんなことを確かめる間もなく、すぐに振り返って1070形の後ろ姿。
レトロ以外では方向板を常用するのも、この形式だけになった。
【2019年5月4日11時34分】 高松琴平電鉄琴平線・滝宮-羽床(後追い)
京急600形 → ことでん1070形も、たぶん京急時代より讃岐に来てからの時間の方が
長くなっているような...
東京から時折訪れるだけではなかなか撮れない併結シーンを撮れただけでも大満足。
再び元来た道を羽床駅に引き返せば...
【2019年5月4日11時58分】 高松琴平電鉄琴平線・羽床駅
琴平側で撮った<鉄>で満員の高松築港ゆきがやって来た。
この電車で向かったのは2日連続で円座駅だった。
【2019年5月4日12時50分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
もちろん、向かった先は香東川鉄橋。3日の“レトロ4連”は円座側の橋台付近で
狙ったのだが、この日は特徴的な4両編成の姿を捉えるべく、川底に下りて。
といっても、年間のホンのわずかな日数以外、全く水が流れていない川であり...
普段は歩いて渡れるのである。とはいえ、川の中央付近には白っぽくて丸みを帯びた
石が並んでおり、やはり川底であることを感じさせてくれる。
日中の電車は基本的にすべて2両編成。4両編成の長さの感覚を掴むために、
ファインダーを覗いて視界の端に来たところでシャッターを...
ユニバーサルホームの広告ラッピングは動物のイラスト。駅で電車を待っていて
この電車がやってくると小さな子どもたちは大喜び...そんな電車である。
【2019年5月4日13時05分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
待つこと15分。上り仏生山ゆきとして戻ってきたのが、先ほどの4連。
高松築港側は1070形(京急旧600形)、琴電琴平側は1080形(京急旧1000形)の
「還暦の京急コンビ」である。
これを撮って、自分の周囲にいた“同業者さん”たちも撤収。
5月とはいえ、真っ青な快晴の空、思いのほか暑いのである。ペットボトルのお茶を
口に含みつつ、誰も居なくなった川底でじっと耐えていたのである。
【2019年5月4日13時53分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
やって来たのは旧京王5000形の1100形。車内など意外と京王時代の面影を残していて、
自分としては身近な感じがするのだが、ことでんでは少数派。
京王自体、ステンレス製の20メートル車に統一されて久しく、今後、ことでんに
京王の車輌がやって来ることは無さそうで。
富士急も一畑の同型車も置換えが進んでおり、早めに記録しておかないといけない
車輌なのかも知れない。
そして...
【2019年5月4日14時08分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
待った甲斐があって...では無く、ようやく。
今度はコンビを組む相手を「京急ラッピング」に変えて。
1080形どうし、事情は違えど京急電車の塗色を再現したラッピング編成2本が
手を携えて走る姿というのは...
やはり、右側(高松築港側)の2両のバーミリオンに白帯の方が「京急1000形」
らしさが出ていて好きなのだが...
でも、まさか赤い4連を見ることができるとは、暫く前まで思っていなかったので。
この電車が琴電琴平から戻ってくるのは16時過ぎ。この地点は、一応、撮れなくは
無いのだが、ずっと待っているのも...
…… ……
いままでと違った感じで撮れる場所...
大雑把に言えば琴平線は北東にある高松市街と南西にある琴平を結ぶ路線。
だから午後の上り電車を撮れる撮影地というのは非常に限られてしまう訳で。
それは分かっていたのだが...
ここで重大な...致命的なミスをしてしまったのである。
【2019年5月4日14時41分】 高松琴平電鉄琴平線・挿頭丘駅
やって来たのはココ。難読駅名で知られる「挿頭丘」駅。
ちなみに、駅名は「かざしがおか」と読む。
平坦な田園地帯が続く琴平線沿線で岡本-挿頭丘という、この一帯だけは起伏に
富んだ地形になっていて。堀割状になったところに挿頭丘駅がある。
【2019年5月4日14時43分】 高松琴平電鉄琴平線・挿頭丘-岡本(後追い)
駅ヨコに、生活道路が線路を跨ぐ小さな橋があって。
ここが大変、有名な撮影スポットなのである。そんな場所でカメラを構えて...
でも、気づいたときには、もう... (つづく)
…… ……
冒頭にも書いたとおり、これから“出撃”してきます。
このシリーズの続編は、6月1日頃から再開する予定です。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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この記事がアップされて間もなく、“出撃”することになっている。
バスタ新宿を7:30発「夢街道会津1号」である。会津若松への到着は正午の予定。
【2018年10月29日6時54分】 只見線・会津高田-会津本郷
木曜日は久々の(?)、只見線キハを撮る予定である。いまのところ、天気予報を
見る限りでは“大俯瞰”にも挑戦できそうな...、そんな予感である。
訪れたことがあるポイントが中心ながら、ちょっと気になっているポイントもあり。
最大のテーマは“蓋沼俯瞰”、何とか...“3度目の正直”、リベンジを果たして
きたいと思っている。
でも、ブログの方は相変わらず5月4日、ことでんの撮影記。
…… ……
2019年5月4日(土)晴れ
住宅と農地が広がって大きな道路(国道32号「琴平街道」)が並走しており...
そんな中、羽床駅近くの直線区間は道路との間に木立があって、午前中から昼前に
かけて、琴平線の下り電車を順光で撮れる、しかも駅から徒歩5分ほどと、
人気のスポットである。もちろん、<変態鉄>としても、最初の4連運行はココ一択
だったのである。
【2019年5月4日10時59分】 高松琴平電鉄琴平線・羽床-滝宮(後追い)
30分ほど試し撮りして。構図も決まったところで...
いよいよ...である。
滝宮駅から近づいてくる姿が見えてきて。
正午が近づき、列車正面に光が回らなくなってくる時間帯だっただけに、
「早く来てくれ」という思いで待っていたわけで。
【2019年5月4日11時34分】 高松琴平電鉄琴平線・滝宮-羽床
ほぼ思い通りの1枚を手にすることができて。
でも、そんなことを確かめる間もなく、すぐに振り返って1070形の後ろ姿。
レトロ以外では方向板を常用するのも、この形式だけになった。
【2019年5月4日11時34分】 高松琴平電鉄琴平線・滝宮-羽床(後追い)
京急600形 → ことでん1070形も、たぶん京急時代より讃岐に来てからの時間の方が
長くなっているような...
東京から時折訪れるだけではなかなか撮れない併結シーンを撮れただけでも大満足。
再び元来た道を羽床駅に引き返せば...
【2019年5月4日11時58分】 高松琴平電鉄琴平線・羽床駅
琴平側で撮った<鉄>で満員の高松築港ゆきがやって来た。
この電車で向かったのは2日連続で円座駅だった。
【2019年5月4日12時50分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
もちろん、向かった先は香東川鉄橋。3日の“レトロ4連”は円座側の橋台付近で
狙ったのだが、この日は特徴的な4両編成の姿を捉えるべく、川底に下りて。
といっても、年間のホンのわずかな日数以外、全く水が流れていない川であり...
普段は歩いて渡れるのである。とはいえ、川の中央付近には白っぽくて丸みを帯びた
石が並んでおり、やはり川底であることを感じさせてくれる。
日中の電車は基本的にすべて2両編成。4両編成の長さの感覚を掴むために、
ファインダーを覗いて視界の端に来たところでシャッターを...
ユニバーサルホームの広告ラッピングは動物のイラスト。駅で電車を待っていて
この電車がやってくると小さな子どもたちは大喜び...そんな電車である。
【2019年5月4日13時05分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
待つこと15分。上り仏生山ゆきとして戻ってきたのが、先ほどの4連。
高松築港側は1070形(京急旧600形)、琴電琴平側は1080形(京急旧1000形)の
「還暦の京急コンビ」である。
これを撮って、自分の周囲にいた“同業者さん”たちも撤収。
5月とはいえ、真っ青な快晴の空、思いのほか暑いのである。ペットボトルのお茶を
口に含みつつ、誰も居なくなった川底でじっと耐えていたのである。
【2019年5月4日13時53分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
やって来たのは旧京王5000形の1100形。車内など意外と京王時代の面影を残していて、
自分としては身近な感じがするのだが、ことでんでは少数派。
京王自体、ステンレス製の20メートル車に統一されて久しく、今後、ことでんに
京王の車輌がやって来ることは無さそうで。
富士急も一畑の同型車も置換えが進んでおり、早めに記録しておかないといけない
車輌なのかも知れない。
そして...
【2019年5月4日14時08分】 高松琴平電鉄琴平線・一宮-円座
待った甲斐があって...では無く、ようやく。
今度はコンビを組む相手を「京急ラッピング」に変えて。
1080形どうし、事情は違えど京急電車の塗色を再現したラッピング編成2本が
手を携えて走る姿というのは...
やはり、右側(高松築港側)の2両のバーミリオンに白帯の方が「京急1000形」
らしさが出ていて好きなのだが...
でも、まさか赤い4連を見ることができるとは、暫く前まで思っていなかったので。
この電車が琴電琴平から戻ってくるのは16時過ぎ。この地点は、一応、撮れなくは
無いのだが、ずっと待っているのも...
…… ……
いままでと違った感じで撮れる場所...
大雑把に言えば琴平線は北東にある高松市街と南西にある琴平を結ぶ路線。
だから午後の上り電車を撮れる撮影地というのは非常に限られてしまう訳で。
それは分かっていたのだが...
ここで重大な...致命的なミスをしてしまったのである。
【2019年5月4日14時41分】 高松琴平電鉄琴平線・挿頭丘駅
やって来たのはココ。難読駅名で知られる「挿頭丘」駅。
ちなみに、駅名は「かざしがおか」と読む。
平坦な田園地帯が続く琴平線沿線で岡本-挿頭丘という、この一帯だけは起伏に
富んだ地形になっていて。堀割状になったところに挿頭丘駅がある。
【2019年5月4日14時43分】 高松琴平電鉄琴平線・挿頭丘-岡本(後追い)
駅ヨコに、生活道路が線路を跨ぐ小さな橋があって。
ここが大変、有名な撮影スポットなのである。そんな場所でカメラを構えて...
でも、気づいたときには、もう... (つづく)
…… ……
冒頭にも書いたとおり、これから“出撃”してきます。
このシリーズの続編は、6月1日頃から再開する予定です。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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