令和の「ことでんレトロ」(8)撮影会っ!! <後編> [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
昨日の記事を間違えて2日連続でアップしてしまった...
等ということではない。終わってみれば、あっという間の2時間、でも、いろいろな
姿の“レトロ電車”を撮ることができて。シャッターを押す回数が膨大な数になる
のは予想が付いていたので、バッテリーの“スタミナ”に課題のあるミラーレスRP
では無く、旧来の 5D MarkⅢで撮影会に臨んだのだった。
ちなみに、こういう撮影会のとき「1枚撮ったら、カメラの背面モニターで画像を
チェックして...という行動を行わないのも<変態鉄>の特徴...というか、
いい加減さなのである。多少の露出のズレはRAW現像で調整すれば良いと割り切り、
「記録性重視」ということで、ボケさせたくないので、ある程度、絞った“Av”
(絞り優先AE撮影)で。
【2019年5月3日10時19分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ヘッドマークや方向板が変わる度に、3両並びのシーンを撮って、それから、順次、
移動しながら1両ずつアップの写真を撮って...
2時間にわたって延々とそれを繰り返していたのである。
…… ……
2019年5月3日(金)晴れ
例年、5月の大型連休は「ことでん」のイベントに“参戦”しているが、この時期の
高松は意外と晴れが続きにくいようで。例年、天候には悩まされてきた。
でも、わがままなもので...。雨の中、カメラに防水シートをかけて撮影するのは
憂鬱だが、その一方で晴れて架線柱や建物の影が落ちるのも気になるし...
10時を回って晴れたり曇ったり、明るさがめまぐるしく変わる撮影者泣かせの
空模様になっていったのである。
【2019年5月3日9時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで、2時間の撮影会、その折返しとなる10時に昭和の頃、琴平線が
こんぴらさんへの参詣客で賑わっていて...でも、観光バスと競争していた頃の、
そんな琴平線が賑わっていた時代のヘッドマークたち。
この電車たちも長尾線などに行っていたこともあるのだが、それでも琴平電鉄からの
生え抜き組には、これらのマークがよく似合う...と思っている<変態鉄>である。
残念ながら500号車は貫通扉部分にヘッドマークを掛けるフックが取り付けられて
おらず、渡り板に置いただけになっているが...
【2019年5月3日10時04分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで(?)、数分後には「急行」に交換された。
琴電、高松琴平電鉄というのは車両数の割に自社発注による新製車が極めて
少ないというのも特徴かも知れない。そんな中、昭和40年台にちょっとだけ...
しかも売店付きクロスシートの豪華車輌を新製している。
その“虎の子”が、これらの愛称板を掲げて疾走したはず...だが、当時の琴電の
ことを書いた本を読むと、ピーク時以外はその豪華編成では持て余し気味で、
結局、単行運転可能な旧型車が「急行」マークを掲げて代走していることが
少なくなかったのだとか...。
そんなわけで、実際に走っていた(であろう)姿である。
【2019年5月3日10時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そこに「慶祝」マークが戻ってきて。急行「りつりん」と一宮ゆき、滝宮ゆき。
時代考証的には不思議なカットだが、でも、こういうのが撮影会の楽しさでもあり。
【2019年5月3日10時27分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
いよいよ、撮影会も一気に終盤戦に差し掛かって。
再び登場の「推薦産業遺産」マークである。なぜか500号車だけ「瀧宮」表示だが。
陽射しも出てきて。「茶色系の車体だと露出が合わせにくい...」という
ネガティブな気持ちより、やはり、よく晴れた空の下で撮る方が気持ちよく。
半袖シャツがピッタリの陽気になってきて。
続いては...
【2019年5月3日10時33分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
新旧「試運転」表示で。ちなみにこの方向板、基本的にはリバーシブルになっていて。
付け替えるときに一瞬だけ裏面が何なのかが見えて。「試運転」の裏は「回送」
ばかりだと思いきや、意外なパターンもあって...
【2019年5月3日10時38分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
さらに2両の方向板が「回送」に変えられて。一般に撮影会で一番イヤがられる
行き先表示が「回送」だが、逆にこういうのなら“珍しいもの”ということで
大歓迎でもある訳で。
そして、いよいよ最後。
【2019年5月3日10時45分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
再び琴平線で使われた急行列車用のマークに戻されて。
“先ほどと同じ”と思いきや、「こんぴら」が無くなって羽根形急行マークが
300号車に移されて。同じマークでも掲出車輌が異なると...。
これを以て、撮影会はほぼ時刻通りに終了。
【2019年5月3日10時49分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
マーク類を外された姿に戻って。線路上を仕切っていたタイガーロープが外され、
同時に線路上から外へ出るように指示されて...
「これにて、イベントは終了!!」だが、<変態鉄>をはじめ、大半の<鉄>は
柵の外へと移動しただけで、線路の方に身を乗り出すようにして、カメラを構えた
ままで待ち構えていたのである。
そう、これからココで...
【2019年5月3日10時56分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
南側にいる23号車と合流して、レトロ電車が4両編成になって。
午後から琴電琴平まで1往復の「特別運行」が行われる訳で。そう、それに向けて
組成作業が行われるはず。その作業を見届けようと<鉄>は皆、残っていた
のだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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等ということではない。終わってみれば、あっという間の2時間、でも、いろいろな
姿の“レトロ電車”を撮ることができて。シャッターを押す回数が膨大な数になる
のは予想が付いていたので、バッテリーの“スタミナ”に課題のあるミラーレスRP
では無く、旧来の 5D MarkⅢで撮影会に臨んだのだった。
ちなみに、こういう撮影会のとき「1枚撮ったら、カメラの背面モニターで画像を
チェックして...という行動を行わないのも<変態鉄>の特徴...というか、
いい加減さなのである。多少の露出のズレはRAW現像で調整すれば良いと割り切り、
「記録性重視」ということで、ボケさせたくないので、ある程度、絞った“Av”
(絞り優先AE撮影)で。
【2019年5月3日10時19分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ヘッドマークや方向板が変わる度に、3両並びのシーンを撮って、それから、順次、
移動しながら1両ずつアップの写真を撮って...
2時間にわたって延々とそれを繰り返していたのである。
…… ……
2019年5月3日(金)晴れ
例年、5月の大型連休は「ことでん」のイベントに“参戦”しているが、この時期の
高松は意外と晴れが続きにくいようで。例年、天候には悩まされてきた。
でも、わがままなもので...。雨の中、カメラに防水シートをかけて撮影するのは
憂鬱だが、その一方で晴れて架線柱や建物の影が落ちるのも気になるし...
10時を回って晴れたり曇ったり、明るさがめまぐるしく変わる撮影者泣かせの
空模様になっていったのである。
【2019年5月3日9時58分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで、2時間の撮影会、その折返しとなる10時に昭和の頃、琴平線が
こんぴらさんへの参詣客で賑わっていて...でも、観光バスと競争していた頃の、
そんな琴平線が賑わっていた時代のヘッドマークたち。
この電車たちも長尾線などに行っていたこともあるのだが、それでも琴平電鉄からの
生え抜き組には、これらのマークがよく似合う...と思っている<変態鉄>である。
残念ながら500号車は貫通扉部分にヘッドマークを掛けるフックが取り付けられて
おらず、渡り板に置いただけになっているが...
【2019年5月3日10時04分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
ということで(?)、数分後には「急行」に交換された。
琴電、高松琴平電鉄というのは車両数の割に自社発注による新製車が極めて
少ないというのも特徴かも知れない。そんな中、昭和40年台にちょっとだけ...
しかも売店付きクロスシートの豪華車輌を新製している。
その“虎の子”が、これらの愛称板を掲げて疾走したはず...だが、当時の琴電の
ことを書いた本を読むと、ピーク時以外はその豪華編成では持て余し気味で、
結局、単行運転可能な旧型車が「急行」マークを掲げて代走していることが
少なくなかったのだとか...。
そんなわけで、実際に走っていた(であろう)姿である。
【2019年5月3日10時17分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
そこに「慶祝」マークが戻ってきて。急行「りつりん」と一宮ゆき、滝宮ゆき。
時代考証的には不思議なカットだが、でも、こういうのが撮影会の楽しさでもあり。
【2019年5月3日10時27分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
いよいよ、撮影会も一気に終盤戦に差し掛かって。
再び登場の「推薦産業遺産」マークである。なぜか500号車だけ「瀧宮」表示だが。
陽射しも出てきて。「茶色系の車体だと露出が合わせにくい...」という
ネガティブな気持ちより、やはり、よく晴れた空の下で撮る方が気持ちよく。
半袖シャツがピッタリの陽気になってきて。
続いては...
【2019年5月3日10時33分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
新旧「試運転」表示で。ちなみにこの方向板、基本的にはリバーシブルになっていて。
付け替えるときに一瞬だけ裏面が何なのかが見えて。「試運転」の裏は「回送」
ばかりだと思いきや、意外なパターンもあって...
【2019年5月3日10時38分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
さらに2両の方向板が「回送」に変えられて。一般に撮影会で一番イヤがられる
行き先表示が「回送」だが、逆にこういうのなら“珍しいもの”ということで
大歓迎でもある訳で。
そして、いよいよ最後。
【2019年5月3日10時45分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
再び琴平線で使われた急行列車用のマークに戻されて。
“先ほどと同じ”と思いきや、「こんぴら」が無くなって羽根形急行マークが
300号車に移されて。同じマークでも掲出車輌が異なると...。
これを以て、撮影会はほぼ時刻通りに終了。
【2019年5月3日10時49分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
マーク類を外された姿に戻って。線路上を仕切っていたタイガーロープが外され、
同時に線路上から外へ出るように指示されて...
「これにて、イベントは終了!!」だが、<変態鉄>をはじめ、大半の<鉄>は
柵の外へと移動しただけで、線路の方に身を乗り出すようにして、カメラを構えた
ままで待ち構えていたのである。
そう、これからココで...
【2019年5月3日10時56分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所東工場付近
南側にいる23号車と合流して、レトロ電車が4両編成になって。
午後から琴電琴平まで1往復の「特別運行」が行われる訳で。そう、それに向けて
組成作業が行われるはず。その作業を見届けようと<鉄>は皆、残っていた
のだった。(つづく)
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