令和の「ことでんレトロ」（３）倉敷にて ＜後編＞ [水島臨海鉄道キハ20]
お腹が痛い...というのは、やはり辛いもので。火曜日の朝、定期健診で
いわゆるバリウム検査を受けて。その晩、激しい腹痛に襲われて。水曜日の昼頃まで
トイレに籠もっているような生活だった。
ようやく、ちょっと落ち着いてきて。あのバリウム検査、3～4回受けているが、
こんなに苦しんだのは初めてだった。来年以降に向けて、何だかトラウマに
なりそうな。
さて、そんなわけで5月も折り返し点。今月初めの大型連休後半戦の撮影記。
【2019年5月2日10時34分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前－倉敷市
「ことでん」に向かう前に立ち寄ったのは、瀬戸内海を挟んで向かい側、
岡山県倉敷市を走る水島臨海鉄道だった。
…… ……
2019年5月2日（木）晴れ
11時過ぎで2本の国鉄型キハは入庫する運用になっていた。いったん、倉タ...
倉敷貨物ターミナルに入庫して夕方からまた運用に入ることになっていたのだが、
やはり、翌日の「ことでんレトロ」のことを考えると夕方の早い時間までに高松に
着いていたいところ。
15時過ぎまでの撮影と決めて、この日の“メイン”の「下見」へと向かうのだった。
【2019年5月2日12時17分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅（後追い）
やって来たのは弥生駅。水島駅まで続く高架区間の最初にある駅で、上下列車の
行き違い設備のある駅でもある。といっても、無機質なコンクリートで囲まれた
ホームだけの無人駅。
よ～～く、目を凝らせば栄、常盤、水島と3駅先まで確認できるのだが...。
【2019年5月2日12時55分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅
駅の様子はこの路線の“標準仕様”である。
この日の最大のお目当ては、この駅のホームで見られるのだった。15時から数回
あるのだが、でも、冒頭に書いたように。水島臨海鉄道を1日中、撮っていたいが
早めに撤収して高松に向かわないと...
そのためにも、予めチェックしておきたかったのが「撮った後」のこと。
この階段を下りて、住宅街の中の細い路地を抜けていくと1 kmほどだろうか、
東へと向かって2つ目の大通りに路線バスが通っている。
【2019年5月2日12時40分】 岡山県倉敷市福田町古新田付近
下電...下津井電鉄バスの「塩生（しおなす）線」である。そのバス停の位置を
確かめておきたかった。ということで、時計で所要時間もチェックして。
これで大丈夫!!
再び、弥生駅。でも、トイレを借りたくて。高架下にある公衆トイレは入口が
板で塞がれて閉鎖されていて...
【2019年5月2日13時18分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅
コンビニを探しているうちに隣の栄駅まで歩いてしまった。ちょうどやって来たのは
13:19発の三菱自工前ゆき。
【2019年5月2日13時23分】 水島臨海鉄道水島本線・MRT303号車内
車内には新元号を祝したポスターも掲出され。
MRT300形単行の車内は水島駅までで閑散としてしまうのは、いつものこと。
明らかにフリーきっぷ片手に乗りに来た＜鉄＞だとわかる数名だけの乗客で
終点の三菱自工前駅。
【2019年5月2日13時46分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
それにしても＜乗り鉄＞目的で訪れた人たちも困ったに違いない。
次の14:08発の倉敷市ゆきが来るまで狭い片面ホームの無人駅で待つ以外に...
駅の後ろは片側3車線の大通り。でも、休日とあっては時折、線路の向かい側の
セメント工場に出入りする大型ミキサー車が通る以外は、がら～んとしていて。
見渡す限り、人もクルマも何も来ないところ。向こう側の、駅名の由来でもある
自動車工場も、この日は静まりかえっていて。
そんな中、そのホームの向かい側で道路端に三脚をセットしていたのが＜変態鉄＞。
【2019年5月2日13時46分】 水島臨海鉄道水島本線・水島－三菱自工前
試し撮りは13:43着で水島駅に到着したMRTの回送。日中、水島発着となっている
旅客列車でも半分程度は実際には倉敷貨物ターミナル発着。自工前駅から客扱い
しても、さほど変化はないのだろうが、それでも回送にする位、工場勤務の人か、
＜鉄＞くらいにしか、やってくる理由のない駅でもある。
思ったよりも車体側面の光が弱くて...う～ん。
【2019年5月2日14時07分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
待つこと暫し。14:08発の倉敷市ゆきとして倉タから回送されてきたのが
キハ37＋キハ38“国鉄色”編成だった。
【2019年5月2日14時08分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前－水島（後追い）
後追いながら、編成での姿を記録したら、予め電話して呼んでおいたタクシーに
乗り込んだのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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いわゆるバリウム検査を受けて。その晩、激しい腹痛に襲われて。水曜日の昼頃まで
トイレに籠もっているような生活だった。
ようやく、ちょっと落ち着いてきて。あのバリウム検査、3～4回受けているが、
こんなに苦しんだのは初めてだった。来年以降に向けて、何だかトラウマに
なりそうな。
さて、そんなわけで5月も折り返し点。今月初めの大型連休後半戦の撮影記。
【2019年5月2日10時34分】 水島臨海鉄道水島本線・球場前－倉敷市
「ことでん」に向かう前に立ち寄ったのは、瀬戸内海を挟んで向かい側、
岡山県倉敷市を走る水島臨海鉄道だった。
…… ……
2019年5月2日（木）晴れ
11時過ぎで2本の国鉄型キハは入庫する運用になっていた。いったん、倉タ...
倉敷貨物ターミナルに入庫して夕方からまた運用に入ることになっていたのだが、
やはり、翌日の「ことでんレトロ」のことを考えると夕方の早い時間までに高松に
着いていたいところ。
15時過ぎまでの撮影と決めて、この日の“メイン”の「下見」へと向かうのだった。
【2019年5月2日12時17分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅（後追い）
やって来たのは弥生駅。水島駅まで続く高架区間の最初にある駅で、上下列車の
行き違い設備のある駅でもある。といっても、無機質なコンクリートで囲まれた
ホームだけの無人駅。
よ～～く、目を凝らせば栄、常盤、水島と3駅先まで確認できるのだが...。
【2019年5月2日12時55分】 水島臨海鉄道水島本線・弥生駅
駅の様子はこの路線の“標準仕様”である。
この日の最大のお目当ては、この駅のホームで見られるのだった。15時から数回
あるのだが、でも、冒頭に書いたように。水島臨海鉄道を1日中、撮っていたいが
早めに撤収して高松に向かわないと...
そのためにも、予めチェックしておきたかったのが「撮った後」のこと。
この階段を下りて、住宅街の中の細い路地を抜けていくと1 kmほどだろうか、
東へと向かって2つ目の大通りに路線バスが通っている。
【2019年5月2日12時40分】 岡山県倉敷市福田町古新田付近
下電...下津井電鉄バスの「塩生（しおなす）線」である。そのバス停の位置を
確かめておきたかった。ということで、時計で所要時間もチェックして。
これで大丈夫!!
再び、弥生駅。でも、トイレを借りたくて。高架下にある公衆トイレは入口が
板で塞がれて閉鎖されていて...
【2019年5月2日13時18分】 水島臨海鉄道水島本線・栄駅
コンビニを探しているうちに隣の栄駅まで歩いてしまった。ちょうどやって来たのは
13:19発の三菱自工前ゆき。
【2019年5月2日13時23分】 水島臨海鉄道水島本線・MRT303号車内
車内には新元号を祝したポスターも掲出され。
MRT300形単行の車内は水島駅までで閑散としてしまうのは、いつものこと。
明らかにフリーきっぷ片手に乗りに来た＜鉄＞だとわかる数名だけの乗客で
終点の三菱自工前駅。
【2019年5月2日13時46分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
それにしても＜乗り鉄＞目的で訪れた人たちも困ったに違いない。
次の14:08発の倉敷市ゆきが来るまで狭い片面ホームの無人駅で待つ以外に...
駅の後ろは片側3車線の大通り。でも、休日とあっては時折、線路の向かい側の
セメント工場に出入りする大型ミキサー車が通る以外は、がら～んとしていて。
見渡す限り、人もクルマも何も来ないところ。向こう側の、駅名の由来でもある
自動車工場も、この日は静まりかえっていて。
そんな中、そのホームの向かい側で道路端に三脚をセットしていたのが＜変態鉄＞。
【2019年5月2日13時46分】 水島臨海鉄道水島本線・水島－三菱自工前
試し撮りは13:43着で水島駅に到着したMRTの回送。日中、水島発着となっている
旅客列車でも半分程度は実際には倉敷貨物ターミナル発着。自工前駅から客扱い
しても、さほど変化はないのだろうが、それでも回送にする位、工場勤務の人か、
＜鉄＞くらいにしか、やってくる理由のない駅でもある。
思ったよりも車体側面の光が弱くて...う～ん。
【2019年5月2日14時07分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
待つこと暫し。14:08発の倉敷市ゆきとして倉タから回送されてきたのが
キハ37＋キハ38“国鉄色”編成だった。
【2019年5月2日14時08分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前－水島（後追い）
後追いながら、編成での姿を記録したら、予め電話して呼んでおいたタクシーに
乗り込んだのである。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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