「タラコ色」最後の春(3)2日続けて... [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
基本的には土日に走る、いすみ鉄道の国鉄型ディーゼル動車。土曜日は仕事を
休めない<変態鉄>にとっては2日連続で...というのは、これまであまり多く
なかった。そして、その場合は茂原あたりのビジホを予約しておいて...
でも、3月のダイヤ改正でキハの運転時刻が大幅に変わって。
自宅に戻った方がメリットが多くなって。
【2019年4月7日13時26分】 いすみ鉄道・久我原-総元
2日連続で大多喜ゆき高速バスに乗り込むのだった。
この日のテーマは、タラコ色のキハ52 125号車をしっかりと記録すること。
これまで、十分、たくさん撮ってきたつもりでも、やはり、最後に。
…… ……
2019年4月7日(日)晴れ
「晴れ」とはいえ、空は何だか霞がかったような。雲が...ではなく、何となく
空気に透明感がないというか...、黄砂の影響が出始める時期だろうか。
【2019年4月7日9時51分】 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜付近
朝8時半にシナガワグースを出発する大多喜駅前ゆき高速バスは、小湊鉄道車。
前日と同じように10名くらいの乗客。違ったのは普段通り、首都高は湾岸線経由に
なったこと。拍子抜けするくらい順調に走って、10時前に大多喜駅前。
いすみ鉄道の“車庫”があるのは大多喜駅構内。平日は検修庫のある道路側...
大手門の付近に留置されることが多いが、土曜の運転を終えて日曜の朝まで、
翌日にも運転がある場合は、検修庫側には入らずに駅の裏手、給油装置や洗浄台が
ある線の上り方が“定位置”になっている。
【2019年4月7日9時47分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅
かつては踏切だったのだろうか、はたまた、保線作業員用の通路か!?
線路と道を隔てる木立に、ちょっとした隙間というか、踏み跡があって。
それに沿って線路柵の手前まで進んでいけば、出番を待っているキハの姿を
見ることができる。
すでにテールライトが点灯しており、エンジンは始動していることが分かる。
さて、この日最初の撮影ポイントは...
【2019年4月7日10時38分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
2日連続の「第一姫宮踏切」にしたのである。
車輌の姿を中央に“バンッ!!”と入れた写真が好きな<変態鉄>としては、
こういう画は珍しいのだが...
踏切機ギリギリの位置に三脚を立てて、若いサクラの木を正面に入れて、
写真の右隅、サクラの横からキハがチラッと顔を出すような画を。
<変態鉄>の普段の“芸風”とは大きく異なる1枚で...
【2019年4月7日11時18分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘(後追い)
「ああでもない、こうでもない」と何度も構図を弄りながら試し撮り。
この下り、上総中野ゆきの30分後にキハの「急行2号」がやってくる。
2両編成の長さも確認して。
そして...
【2019年4月7日11時46分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
「サクラ × 菜の花 × キハ」、ほぼ意図通りの1枚を撮ることができた。
それにしてもスゴい人出。抜け道的な感じか、クルマの量が多い場所なのだが、
そこに脚立を立てようとする者や、菜の花の植栽の中に入ろうとする者...
春のいすみ鉄道は菜の花とサクラがキレイなのだが、その分、撮影地の雰囲気は
悪くなるのも確かで。大型連休中も一度は行きたいと思っているのだが、
人の多さと、そこから来る雰囲気の悪さが<変態鉄>を躊躇わせるのである。
<変態鉄>の場合、お互い、名前も素性も知らなくても、
『いすみ鉄道沿線でよく顔を合わせる人』として、お互い顔を覚えている人も
チラホラ。とはいえ、撮影地で挨拶する位なのだが...
そうなると、世の中は狭い...というか、あまりヘンなマネもできないのである。
まぁ、そういう話を続けるのも...
…… ……
線路に沿って上総中川、国吉へと続くのは国道457号線、国吉方面ではなく大多喜の
中心街の方へと進んで。船子の交差点を右折して「オリブ」の横を通り抜ければ
城見ヶ丘駅だが、慌てて城見ヶ丘駅に向かうより、ちょっと距離はあっても
外廻り橋を渡って、大多喜駅に向かった方が余裕を持って列車に間に合う...
というのは“昨日の教訓”。
【2019年4月7日12時36分】 いすみ鉄道・久我原駅
いすみ350形単行の下り列車でやって来たのは「都心から一番近い秘境駅」、
久我原駅だった。もちろん、降り立ったのは<変態鉄>、ただひとり。
「秘境駅」と言っても、国道297号線、大多喜街道から少し逸れた側道の...、
そこから数十メートルの細い通路を通っていった先に駅がある...というだけで、
駅ホームからは建物が見えないが、地元の送迎バスなどを運行する会社の車庫とか、
ちょっと先には住宅もあって。駅ホームに降り立った感覚は「秘境駅」でも、
実際は普通の無人駅なのだが...
その国道は勝浦線の高速バスも通っていて、ちょっと戻れば「道の駅 たけゆらの里」
がある。さて、その大多喜街道をしばらく進めば...
三又の交差点に出る少し手前、ちょうど石材店の看板の向かい側あたりに
昼でも、ちょっと入るのを躊躇いそうな側道が。そこに入ってすぐに...
【2019年4月7日12時52分】 千葉県夷隅郡大多喜町三又付近
何でもこの場所、源頼朝の時代からの歴史がある場所だそうで...
この道、夷隅川に沿った崖の上にあって。ところどころ木立の間から総元側を
見通すことができるのである。
この「史跡」からちょっと行ったところで...
【2019年4月7日13時00分】 いすみ鉄道・総元駅付近
以前、来たときは、もっとスッキリと撮れた気がするのだが、木々に阻まれて
「いすみ350形」の姿も、全体は写っておらず。
“黒原の滝”の鯉のぼりも写り込んで、悪くはない場所だが、如何せん...
キハ2両が見渡せる場所では無かったということで、このポイントは諦めて...
やはり、あの場所しか無いのである。今来た道を引き続き、道なりに進んだ
ところには... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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休めない<変態鉄>にとっては2日連続で...というのは、これまであまり多く
なかった。そして、その場合は茂原あたりのビジホを予約しておいて...
でも、3月のダイヤ改正でキハの運転時刻が大幅に変わって。
自宅に戻った方がメリットが多くなって。
【2019年4月7日13時26分】 いすみ鉄道・久我原-総元
2日連続で大多喜ゆき高速バスに乗り込むのだった。
この日のテーマは、タラコ色のキハ52 125号車をしっかりと記録すること。
これまで、十分、たくさん撮ってきたつもりでも、やはり、最後に。
…… ……
2019年4月7日(日)晴れ
「晴れ」とはいえ、空は何だか霞がかったような。雲が...ではなく、何となく
空気に透明感がないというか...、黄砂の影響が出始める時期だろうか。
【2019年4月7日9時51分】 千葉県夷隅郡大多喜町大多喜付近
朝8時半にシナガワグースを出発する大多喜駅前ゆき高速バスは、小湊鉄道車。
前日と同じように10名くらいの乗客。違ったのは普段通り、首都高は湾岸線経由に
なったこと。拍子抜けするくらい順調に走って、10時前に大多喜駅前。
いすみ鉄道の“車庫”があるのは大多喜駅構内。平日は検修庫のある道路側...
大手門の付近に留置されることが多いが、土曜の運転を終えて日曜の朝まで、
翌日にも運転がある場合は、検修庫側には入らずに駅の裏手、給油装置や洗浄台が
ある線の上り方が“定位置”になっている。
【2019年4月7日9時47分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅
かつては踏切だったのだろうか、はたまた、保線作業員用の通路か!?
線路と道を隔てる木立に、ちょっとした隙間というか、踏み跡があって。
それに沿って線路柵の手前まで進んでいけば、出番を待っているキハの姿を
見ることができる。
すでにテールライトが点灯しており、エンジンは始動していることが分かる。
さて、この日最初の撮影ポイントは...
【2019年4月7日10時38分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
2日連続の「第一姫宮踏切」にしたのである。
車輌の姿を中央に“バンッ!!”と入れた写真が好きな<変態鉄>としては、
こういう画は珍しいのだが...
踏切機ギリギリの位置に三脚を立てて、若いサクラの木を正面に入れて、
写真の右隅、サクラの横からキハがチラッと顔を出すような画を。
<変態鉄>の普段の“芸風”とは大きく異なる1枚で...
【2019年4月7日11時18分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘(後追い)
「ああでもない、こうでもない」と何度も構図を弄りながら試し撮り。
この下り、上総中野ゆきの30分後にキハの「急行2号」がやってくる。
2両編成の長さも確認して。
そして...
【2019年4月7日11時46分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川
「サクラ × 菜の花 × キハ」、ほぼ意図通りの1枚を撮ることができた。
それにしてもスゴい人出。抜け道的な感じか、クルマの量が多い場所なのだが、
そこに脚立を立てようとする者や、菜の花の植栽の中に入ろうとする者...
春のいすみ鉄道は菜の花とサクラがキレイなのだが、その分、撮影地の雰囲気は
悪くなるのも確かで。大型連休中も一度は行きたいと思っているのだが、
人の多さと、そこから来る雰囲気の悪さが<変態鉄>を躊躇わせるのである。
<変態鉄>の場合、お互い、名前も素性も知らなくても、
『いすみ鉄道沿線でよく顔を合わせる人』として、お互い顔を覚えている人も
チラホラ。とはいえ、撮影地で挨拶する位なのだが...
そうなると、世の中は狭い...というか、あまりヘンなマネもできないのである。
まぁ、そういう話を続けるのも...
…… ……
線路に沿って上総中川、国吉へと続くのは国道457号線、国吉方面ではなく大多喜の
中心街の方へと進んで。船子の交差点を右折して「オリブ」の横を通り抜ければ
城見ヶ丘駅だが、慌てて城見ヶ丘駅に向かうより、ちょっと距離はあっても
外廻り橋を渡って、大多喜駅に向かった方が余裕を持って列車に間に合う...
というのは“昨日の教訓”。
【2019年4月7日12時36分】 いすみ鉄道・久我原駅
いすみ350形単行の下り列車でやって来たのは「都心から一番近い秘境駅」、
久我原駅だった。もちろん、降り立ったのは<変態鉄>、ただひとり。
「秘境駅」と言っても、国道297号線、大多喜街道から少し逸れた側道の...、
そこから数十メートルの細い通路を通っていった先に駅がある...というだけで、
駅ホームからは建物が見えないが、地元の送迎バスなどを運行する会社の車庫とか、
ちょっと先には住宅もあって。駅ホームに降り立った感覚は「秘境駅」でも、
実際は普通の無人駅なのだが...
その国道は勝浦線の高速バスも通っていて、ちょっと戻れば「道の駅 たけゆらの里」
がある。さて、その大多喜街道をしばらく進めば...
三又の交差点に出る少し手前、ちょうど石材店の看板の向かい側あたりに
昼でも、ちょっと入るのを躊躇いそうな側道が。そこに入ってすぐに...
【2019年4月7日12時52分】 千葉県夷隅郡大多喜町三又付近
何でもこの場所、源頼朝の時代からの歴史がある場所だそうで...
この道、夷隅川に沿った崖の上にあって。ところどころ木立の間から総元側を
見通すことができるのである。
この「史跡」からちょっと行ったところで...
【2019年4月7日13時00分】 いすみ鉄道・総元駅付近
以前、来たときは、もっとスッキリと撮れた気がするのだが、木々に阻まれて
「いすみ350形」の姿も、全体は写っておらず。
“黒原の滝”の鯉のぼりも写り込んで、悪くはない場所だが、如何せん...
キハ2両が見渡せる場所では無かったということで、このポイントは諦めて...
やはり、あの場所しか無いのである。今来た道を引き続き、道なりに進んだ
ところには... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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