「タラコ色」最後の春(2)そして、キハの急行列車を。 [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
昨日は急遽、小湊鐵道に“出撃”...というか、カメラの“試運転”に出かけた
関係で1日お休みしてしまった、4月6日のいすみ鉄道の話題。
昨日の記事でも書いたとおり、 EOS RP の“試し撮り”はバッテリー切れという
意外な結末を迎えてしまい。“再試験”が必要だと思っているのだが...。
このバッテリーが汎用品だったら、どうにでもなることなのだが如何せん専用品。
予備を買い足そうとすると、それだけで結構な出費となるわけで。だからと
言って別売のバッテリーグリップのようなものを付けて、大きく重くなれば
ミラーレスの利点も損なわれる訳で。
やはり、「コンデジの代用」位にしかならないのだろうか。今は、そこが悩み。
10日ほどに迫った「ことでん」への出撃には、どのカメラを帯同させるべきが...
まだまだ悩みは尽きないのである。近々、「再試験」を行う予定。
では、引き続き、4月6日のいすみ鉄道。
【2019年4月6日10時03分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅
「タラコ色」のキハ52 125号車にとって、たぶん、この塗色で迎える最後の春。
いすみ鉄道沿線のサクラと菜の花を絡めて、どう撮るべきか...が、この日、
最大のテーマだった。
…… ……
2019年4月6日(土)晴れ
ベストポジションこそ確保できなかったが、もう1つの“フェンスの隙間”を
キープすることができて。そこから2時間余り、<鉄>だけでなく観光客も
カメラを構える中...
【2019年4月6日10時59分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
“前走”にあたるのは大原ゆき第60D列車。キハの「急行2号」までは、あと45分、
でも、だいぶ太陽は南に動いて、すでに車輌前面には光が回らなくなっており。
う~ん、以前は朝8時台からだったので、それもあって、ここは良い感じの
撮影好適地だったのだが...。今春のダイヤ改正で、そのあたりの撮影地の
選び方も変えざるを得なくて。よく言えば新鮮だが、悪く言えば...。
【2019年4月6日11時20分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-デンタルサポート大多喜(後追い)
脚立を使って上からフェンスをクリアする人、寝そべって足下の道路面近くの
隙間からカメラを出す人...、この狭いスペースに10人以上が集まっただろうか。
下り第61D列車が通過したら、キハが通るまで、あと25分ほど。
ちょうど、この下り列車は増結で2両編成になっており。キハとほぼ同じ全長、
だいたいこんな感じで撮れば良いわけで。
そして...
【2019年4月6日11時42分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
大多喜駅を発車するときのタイフォンに続いて、夷隅川鉄橋を渡るキハの音。
橋を渡り終えれば、自分が待つ大多喜街道のアンダーパスを過ぎて城見ヶ丘駅まで
一直線、その線路の町側には毎年、菜の花が植栽されていて。
【2019年4月6日11時42分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
沿線でも最大の見所となる。それを俯瞰気味に。
【2019年4月6日11時43分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘駅付近
道路とフェンスを挟んでの撮影なので、写真としてはメチャクチャだが...
城見ヶ丘駅ホーム端からは、黄色い絨毯のように咲き誇った菜の花の中を
キハが走ってくるシーンが撮れるわけで、多くの<鉄>が集結して...。
これを撮ったら、いまのキハが国吉駅で交換するのが第63D列車。
城見ヶ丘駅近くで撮ることにしたのは、それに乗れるようにするため。
1日1往復だけになってしまった、大多喜-上総中野間の山間を走る区間、
そこへのアクセスは、この列車しか無いのである。
菜の花シーズンの週末と言うだけあって、車内は満員で。
慌てて城見ヶ丘駅まで戻って、それで乗り込んだのだが、時刻表をよく見れば
大多喜駅で9分の停車時間があるわけで。急いで城見ヶ丘駅に戻るよりも
ゆっくり歩いて大多喜駅に向かった方が良かったのかも。
【2019年4月6日12時34分】 いすみ鉄道・東総元駅
そんな列車を東総元駅で下車。普段は乗り降りする人もわずか、県道沿いの
小さな無人駅だが、この駅自体も観光スポットのような...
駅舎と言うより、簡素な上屋と言った方がしっくりくるような古びた建物。
それを覆うかのように古いサクラの木。こちらも満開を迎えており、多くの
観光客がサクラを入れて、めいめいに記念撮影していた。
そう、ということは、<変態鉄>が向かうのは...
あの、久我原方の有名な“サクラのトンネル”...であろう筈も無く。
【2019年4月6日13時20分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
小谷松と東総元の駅の中間付近に、線路の両側にサクラが植えられている場所を
車窓から見つけていたのである。
ちょうど、有名な腕木式信号機の...、あのすぐ近くである。
【2019年4月6日13時07分】 いすみ鉄道・小谷松-東総元(後追い)
いろいろあって...、まず、先ほど乗ってきた列車の折返し、上り第64D列車は
県道沿いから。
【2019年4月6日13時19分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
そして続くキハは、踏切のところで...
線路の両側のキハを配して。タラコ色のキハで<サクラ鐵>ができて。
穴場的スポットで、ゆったりと撮れたのも非常に良かった。
ということで、この先の踏切を渡って小谷松方面へと向かっていくと、県道の
左手に線路を見ながら進んで、小谷松の集落に入る少し手前、精肉店ヨコの
踏切の先で線路は緩やかなカーブを描いている。
【2019年4月6日14時11分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
足下には菜の花、そして見上げれば線路沿いに大きなサクラの木。
キハの顔には光が回らない時間帯だが、それを補っても余りある位のシーンに
感じられて。なぜか、他の皆さんは逆光になるはずのアウトカーブ側に集まって。
このキハの折返しが、大原からの大多喜ゆき「急行3号」、16時に大多喜駅に着いて
入庫となる。これを城見ヶ丘駅近くで撮りたくて...
夷隅川にかかる道路橋を渡ると国道に突き当たる。ここから船子まで歩いて。
【2019年4月6日14時57分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
やって来たのは第1森宮踏切。本当は1つ隣の踏切で撮りたかったのだが、
すでに先客に占められており。すぐ目の前にサクラの木があって。
それを配して撮るべきか...
はたまた...
【2019年4月6日15時24分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川(後追い)
前ボケで中途半端感のあるサクラをカットして、思いっきり縦位置で
青空をバックに撮るべきか...
悩んだ末に<変態鉄>が選択したのは...
【2019年4月6日15時45分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
ちょっとだけサクラを入れるという、何とも中途半端な。
しかも油断していたら、背景にピントが来てしまったようでキハがピン甘。
痛恨のミスだった。
【2019年4月6日15時45分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘(後追い)
ちょっと落ち込みながら、夕陽を浴びて大多喜駅へと急ぐキハの姿を
見送ったのだった。
…… ……
大急ぎで向かった先は、大多喜オリブ。
【2019年4月6日18時35分】 東京都港区高輪・シナガワグース
16:15発のシナガワグースゆき高速バスに間に合うためには城見ヶ丘駅周辺で撮る
というのが“必須”だったのである。このバスが、予想通りアクアラインの渋滞。
思いっきり遅れて18時半に品川へと帰り着いたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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関係で1日お休みしてしまった、4月6日のいすみ鉄道の話題。
昨日の記事でも書いたとおり、 EOS RP の“試し撮り”はバッテリー切れという
意外な結末を迎えてしまい。“再試験”が必要だと思っているのだが...。
このバッテリーが汎用品だったら、どうにでもなることなのだが如何せん専用品。
予備を買い足そうとすると、それだけで結構な出費となるわけで。だからと
言って別売のバッテリーグリップのようなものを付けて、大きく重くなれば
ミラーレスの利点も損なわれる訳で。
やはり、「コンデジの代用」位にしかならないのだろうか。今は、そこが悩み。
10日ほどに迫った「ことでん」への出撃には、どのカメラを帯同させるべきが...
まだまだ悩みは尽きないのである。近々、「再試験」を行う予定。
では、引き続き、4月6日のいすみ鉄道。
【2019年4月6日10時03分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜駅
「タラコ色」のキハ52 125号車にとって、たぶん、この塗色で迎える最後の春。
いすみ鉄道沿線のサクラと菜の花を絡めて、どう撮るべきか...が、この日、
最大のテーマだった。
…… ……
2019年4月6日(土)晴れ
ベストポジションこそ確保できなかったが、もう1つの“フェンスの隙間”を
キープすることができて。そこから2時間余り、<鉄>だけでなく観光客も
カメラを構える中...
【2019年4月6日10時59分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
“前走”にあたるのは大原ゆき第60D列車。キハの「急行2号」までは、あと45分、
でも、だいぶ太陽は南に動いて、すでに車輌前面には光が回らなくなっており。
う~ん、以前は朝8時台からだったので、それもあって、ここは良い感じの
撮影好適地だったのだが...。今春のダイヤ改正で、そのあたりの撮影地の
選び方も変えざるを得なくて。よく言えば新鮮だが、悪く言えば...。
【2019年4月6日11時20分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-デンタルサポート大多喜(後追い)
脚立を使って上からフェンスをクリアする人、寝そべって足下の道路面近くの
隙間からカメラを出す人...、この狭いスペースに10人以上が集まっただろうか。
下り第61D列車が通過したら、キハが通るまで、あと25分ほど。
ちょうど、この下り列車は増結で2両編成になっており。キハとほぼ同じ全長、
だいたいこんな感じで撮れば良いわけで。
そして...
【2019年4月6日11時42分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
大多喜駅を発車するときのタイフォンに続いて、夷隅川鉄橋を渡るキハの音。
橋を渡り終えれば、自分が待つ大多喜街道のアンダーパスを過ぎて城見ヶ丘駅まで
一直線、その線路の町側には毎年、菜の花が植栽されていて。
【2019年4月6日11時42分】 いすみ鉄道・デンタルサポート大多喜-城見ヶ丘
沿線でも最大の見所となる。それを俯瞰気味に。
【2019年4月6日11時43分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘駅付近
道路とフェンスを挟んでの撮影なので、写真としてはメチャクチャだが...
城見ヶ丘駅ホーム端からは、黄色い絨毯のように咲き誇った菜の花の中を
キハが走ってくるシーンが撮れるわけで、多くの<鉄>が集結して...。
これを撮ったら、いまのキハが国吉駅で交換するのが第63D列車。
城見ヶ丘駅近くで撮ることにしたのは、それに乗れるようにするため。
1日1往復だけになってしまった、大多喜-上総中野間の山間を走る区間、
そこへのアクセスは、この列車しか無いのである。
菜の花シーズンの週末と言うだけあって、車内は満員で。
慌てて城見ヶ丘駅まで戻って、それで乗り込んだのだが、時刻表をよく見れば
大多喜駅で9分の停車時間があるわけで。急いで城見ヶ丘駅に戻るよりも
ゆっくり歩いて大多喜駅に向かった方が良かったのかも。
【2019年4月6日12時34分】 いすみ鉄道・東総元駅
そんな列車を東総元駅で下車。普段は乗り降りする人もわずか、県道沿いの
小さな無人駅だが、この駅自体も観光スポットのような...
駅舎と言うより、簡素な上屋と言った方がしっくりくるような古びた建物。
それを覆うかのように古いサクラの木。こちらも満開を迎えており、多くの
観光客がサクラを入れて、めいめいに記念撮影していた。
そう、ということは、<変態鉄>が向かうのは...
あの、久我原方の有名な“サクラのトンネル”...であろう筈も無く。
【2019年4月6日13時20分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
小谷松と東総元の駅の中間付近に、線路の両側にサクラが植えられている場所を
車窓から見つけていたのである。
ちょうど、有名な腕木式信号機の...、あのすぐ近くである。
【2019年4月6日13時07分】 いすみ鉄道・小谷松-東総元(後追い)
いろいろあって...、まず、先ほど乗ってきた列車の折返し、上り第64D列車は
県道沿いから。
【2019年4月6日13時19分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
そして続くキハは、踏切のところで...
線路の両側のキハを配して。タラコ色のキハで<サクラ鐵>ができて。
穴場的スポットで、ゆったりと撮れたのも非常に良かった。
ということで、この先の踏切を渡って小谷松方面へと向かっていくと、県道の
左手に線路を見ながら進んで、小谷松の集落に入る少し手前、精肉店ヨコの
踏切の先で線路は緩やかなカーブを描いている。
【2019年4月6日14時11分】 いすみ鉄道・東総元-小谷松
足下には菜の花、そして見上げれば線路沿いに大きなサクラの木。
キハの顔には光が回らない時間帯だが、それを補っても余りある位のシーンに
感じられて。なぜか、他の皆さんは逆光になるはずのアウトカーブ側に集まって。
このキハの折返しが、大原からの大多喜ゆき「急行3号」、16時に大多喜駅に着いて
入庫となる。これを城見ヶ丘駅近くで撮りたくて...
夷隅川にかかる道路橋を渡ると国道に突き当たる。ここから船子まで歩いて。
【2019年4月6日14時57分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
やって来たのは第1森宮踏切。本当は1つ隣の踏切で撮りたかったのだが、
すでに先客に占められており。すぐ目の前にサクラの木があって。
それを配して撮るべきか...
はたまた...
【2019年4月6日15時24分】 いすみ鉄道・城見ヶ丘-上総中川(後追い)
前ボケで中途半端感のあるサクラをカットして、思いっきり縦位置で
青空をバックに撮るべきか...
悩んだ末に<変態鉄>が選択したのは...
【2019年4月6日15時45分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘
ちょっとだけサクラを入れるという、何とも中途半端な。
しかも油断していたら、背景にピントが来てしまったようでキハがピン甘。
痛恨のミスだった。
【2019年4月6日15時45分】 いすみ鉄道・上総中川-城見ヶ丘(後追い)
ちょっと落ち込みながら、夕陽を浴びて大多喜駅へと急ぐキハの姿を
見送ったのだった。
…… ……
大急ぎで向かった先は、大多喜オリブ。
【2019年4月6日18時35分】 東京都港区高輪・シナガワグース
16:15発のシナガワグースゆき高速バスに間に合うためには城見ヶ丘駅周辺で撮る
というのが“必須”だったのである。このバスが、予想通りアクアラインの渋滞。
思いっきり遅れて18時半に品川へと帰り着いたのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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