3月「ことでん」と徳島のキハを(17)「皆さんも、こちらで...」 [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]
昨日はいろいろあって1日、お休みをいただいたこの話題。
まだまだ続く3月の「ことでん」の話題。3月6日の午後、平日の昼にもかかわらず
多くの<鉄>が仏生山駅のホームに集結していた。もちろん、<変態鉄>もその1人。
【2019年3月6日12時20分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
待っていたのは、13時からの「還暦の赤い電車 出発式」。電車が到着する度に
カメラを持った<鉄>が降りてきて。パイプ椅子に続いて、ボードとか、
テープカット用のテープや準備されて、あのアーティストの曲がエンドレスでBGM
としてホーム上に流されて。12時半を過ぎて、「出発式」のリハーサルが...
…… ……
2019年3月6日(水)曇りのち雨
自分はクラウドファンディングで、ホンのわずかだけ協力させていただいたが
別に“関係者”と名乗れる立場でもなく。単なる<ヤジ馬・鉄>の1人に過ぎず。
【2016年12月18日8時28分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
2年半ほど前の1枚。もちろんほとんど変化はない。奥に1100形の姿がチラッと見える
仏生山駅の下りホームは島式2線...と思わせておいて高松築港方に短い欠き取り
ホームがあって1070形が“昼寝”中(客扱いしているのを見たことがないが...)、
だから、上り方は“平均台ホーム”は言い過ぎだが、かなり幅が狭いのである。
(昔の「レトロ電車」なら良かったが、現在の車体長では2両でも無理かも...)
そんな欠き取りがあって狭くなっている付近に何重にも人だかりができて。
最後、テープカットの後、「還暦の赤い電車」は高松築港ゆきの臨時電車から
運用入りすることが公表されていたし、こちらのホーム下り方は車止め、
行き止まり式なので、いくらスペースがあっても下り方で「出発式」を行うと、
何とも不格好になることは容易に見当が付くわけで。
【2019年3月6日12時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
<変態鉄>としては、リハーサルの様子を少し撮らせてもらったら、駅を辞して
その「出発式」に続くお披露目運行、高松築港までの1往復の臨時電車を撮る
つもりで、その撮影地に向かおうと思っていた。
掲出こそされなかったが、リハに合わせて、この日、贈呈されることになっていた
記念ヘッドマークも持ち込まれ。
「は~い、関係者以外ここまでで~す」と、広報担当者あたりが来て“排除”
されるものとばかりに思っていた。だから、リハの様子を撮って、この場を離れた
のだが、そのときに...
「皆さんも、こちらで...」、ことでん職員の口からは、予想とは正反対の一言。
再びホーム上り方の狭いスペースでスタンバイである。
【2019年3月6日12時54分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ただ、直前になってやってくるTV局などメディアの方が優先、前を開けるようには
指示され、それから、後ほど、ことちゃん、ことみちゃんが入ってくるときは
通路を開けるように(?)...と。
<変態鉄>の前にも地元の民放のカメラが。でも、カメラマンさん、TV関係者に
しては意外にも(← 失礼な!!)、後ろの<鉄>を気にして下さる方で、邪魔に
ならないようなカメラの位置を工夫してくれて...。
直前に来た人たちはすでに“立錐の余地のない”ほど激混みで入ることができず
向かい側の上りホームにも多くのギャラリーが集まって。仏生山駅に到着する
一般のお客さんも電車から降りて「何があったんだ???」といった感じで。
このクラウドファンディングの実施主体でもあった「ことでん貸切乗車団」の方が
テープカットやヘッドマーク掲出の方法の詳細について、打ち合わせているのを
聞きながら、<変態鉄>はずっとホームで立って待っていたのである。
【2019年3月6日13時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
13時半が近づき、ことちゃん、ことみちゃんが車両所の方から出てきて。
アテンドする社員の方も、雑踏の中、ちょっと大変そう。ことでんの眞鍋社長も
席に着いたら、いよいよ「出発式」である。
そんな、ことちゃんを見て、「中の人も...」、居合わせた<鉄>の話す声に
眞鍋社長、ハッキリと「イルカですっ!!!」と一言。周囲は爆笑の渦に...
そういうやりとりを楽しみつつも、イベント列車運転時の...いや、それ以上の...
手も足も首も微動だにできない状況、ちょっとでも動くと誰かのカメラにぶつかる
ほどの混雑になってきて。
【2019年3月6日13時35分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
「ことでん貸切乗車団」の代表と眞鍋社長のご挨拶、引き続いてヘッドマーク贈呈。
そのヘッドマークが...
【2019年3月6日13時36分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
「ことでん貸切乗車団」の手によって1082号車の前面に掲出されたら、
いよいよ...
【2019年3月6日13時40分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
テープカット。
まさか、出発式の模様を目の前で見ることができるとは思っても居なかった
<変態鉄>にとって、これだけでも十分なサプライズだった。
でも...
<変態鉄>の実態は単なる変態なオッサンなのである。出発式で気になって
仕方なかったのは...
広報担当だろうか「ことでん」の名札を着けた女性職員が若くてキレイな人だった
ということ。まぁ、声はかけなかったが。
14時の運転開始(高松築港ゆき臨時電車)までホーム上で車内の公開が行われ。
その隙に...
…… ……
駅を辞して撮影地を探すわけだが、当初、予定していたのは太田-三条間の
複線予定地でカメラを構えるつもりだったが、工事中で...
しかも、「出発式」の途中から、とうとう本格的な雨になってきて。
出発式を見ないで撮影地に向かうはずだったのに...
その予定変更のせいもあって、仏生山駅至近のポイントしかないということで...
【2019年3月6日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
もう、ココしか残っていなかった。住宅密集地、どうせ他のポイントは“先客”に
占められており、ベストポジションをとれそうにはなく。
“妥協の産物”かも知れないが、超が付くお手軽ポイントながら2両編成なら
何とか写し止められそうな気がして。傘を差しながら三脚にEOSくんをセット。
まずは、望遠で仏生山駅の方向を。
ちょうど発車してくるのは13:56発の第38列車、琴電琴平からの高松築港ゆき
定期電車である。この後を追う形で14:04発。
ことでん琴平線は仏生山駅付近を含めて、栗林公園駅から南側はすべて単線だが
特に一宮までの区間は、後からつくられた空港通り駅を除いて全て行き違い可能。
だから、日中15分間隔で運転されていても臨時電車を割り込ませる余地がある。
単線でありながら、しかも起点駅の高松築港駅付近は長尾線との単線並列。
琴平線が使えるのは1線だけなのに、7分間隔の運転に対応、と、ことでんの
ダイヤ設定というのも、かなりスゴいのである。
そんな1200形・高松築港ゆき電車が1つ隣の太田駅で交換してきたのが...
【2019年3月6日13時52分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(後追い)
もと京王5000形の1100形。こう見ると、このポイント、2両編成の電車に対しては
バランス良く撮れる場所なのかも知れない。
ただ、<鉄>の世界では、こうやって撮りたい電車の後ろ側に別の電車が
見えているのは“裏被り”と呼ばれて、一種の“失敗写真”と見なされる。
でも、<変態鉄>、ここで撮り方を変えようとは思わないのである。
ひとり我が道をゆく...そんなタイプ。
さぁ、この一宮ゆきが仏生山駅に到着すると、いよいよ... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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まだまだ続く3月の「ことでん」の話題。3月6日の午後、平日の昼にもかかわらず
多くの<鉄>が仏生山駅のホームに集結していた。もちろん、<変態鉄>もその1人。
【2019年3月6日12時20分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
待っていたのは、13時からの「還暦の赤い電車 出発式」。電車が到着する度に
カメラを持った<鉄>が降りてきて。パイプ椅子に続いて、ボードとか、
テープカット用のテープや準備されて、あのアーティストの曲がエンドレスでBGM
としてホーム上に流されて。12時半を過ぎて、「出発式」のリハーサルが...
…… ……
2019年3月6日(水)曇りのち雨
自分はクラウドファンディングで、ホンのわずかだけ協力させていただいたが
別に“関係者”と名乗れる立場でもなく。単なる<ヤジ馬・鉄>の1人に過ぎず。
【2016年12月18日8時28分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
2年半ほど前の1枚。もちろんほとんど変化はない。奥に1100形の姿がチラッと見える
仏生山駅の下りホームは島式2線...と思わせておいて高松築港方に短い欠き取り
ホームがあって1070形が“昼寝”中(客扱いしているのを見たことがないが...)、
だから、上り方は“平均台ホーム”は言い過ぎだが、かなり幅が狭いのである。
(昔の「レトロ電車」なら良かったが、現在の車体長では2両でも無理かも...)
そんな欠き取りがあって狭くなっている付近に何重にも人だかりができて。
最後、テープカットの後、「還暦の赤い電車」は高松築港ゆきの臨時電車から
運用入りすることが公表されていたし、こちらのホーム下り方は車止め、
行き止まり式なので、いくらスペースがあっても下り方で「出発式」を行うと、
何とも不格好になることは容易に見当が付くわけで。
【2019年3月6日12時22分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
<変態鉄>としては、リハーサルの様子を少し撮らせてもらったら、駅を辞して
その「出発式」に続くお披露目運行、高松築港までの1往復の臨時電車を撮る
つもりで、その撮影地に向かおうと思っていた。
掲出こそされなかったが、リハに合わせて、この日、贈呈されることになっていた
記念ヘッドマークも持ち込まれ。
「は~い、関係者以外ここまでで~す」と、広報担当者あたりが来て“排除”
されるものとばかりに思っていた。だから、リハの様子を撮って、この場を離れた
のだが、そのときに...
「皆さんも、こちらで...」、ことでん職員の口からは、予想とは正反対の一言。
再びホーム上り方の狭いスペースでスタンバイである。
【2019年3月6日12時54分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
ただ、直前になってやってくるTV局などメディアの方が優先、前を開けるようには
指示され、それから、後ほど、ことちゃん、ことみちゃんが入ってくるときは
通路を開けるように(?)...と。
<変態鉄>の前にも地元の民放のカメラが。でも、カメラマンさん、TV関係者に
しては意外にも(← 失礼な!!)、後ろの<鉄>を気にして下さる方で、邪魔に
ならないようなカメラの位置を工夫してくれて...。
直前に来た人たちはすでに“立錐の余地のない”ほど激混みで入ることができず
向かい側の上りホームにも多くのギャラリーが集まって。仏生山駅に到着する
一般のお客さんも電車から降りて「何があったんだ???」といった感じで。
このクラウドファンディングの実施主体でもあった「ことでん貸切乗車団」の方が
テープカットやヘッドマーク掲出の方法の詳細について、打ち合わせているのを
聞きながら、<変態鉄>はずっとホームで立って待っていたのである。
【2019年3月6日13時16分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
13時半が近づき、ことちゃん、ことみちゃんが車両所の方から出てきて。
アテンドする社員の方も、雑踏の中、ちょっと大変そう。ことでんの眞鍋社長も
席に着いたら、いよいよ「出発式」である。
そんな、ことちゃんを見て、「中の人も...」、居合わせた<鉄>の話す声に
眞鍋社長、ハッキリと「イルカですっ!!!」と一言。周囲は爆笑の渦に...
そういうやりとりを楽しみつつも、イベント列車運転時の...いや、それ以上の...
手も足も首も微動だにできない状況、ちょっとでも動くと誰かのカメラにぶつかる
ほどの混雑になってきて。
【2019年3月6日13時35分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
「ことでん貸切乗車団」の代表と眞鍋社長のご挨拶、引き続いてヘッドマーク贈呈。
そのヘッドマークが...
【2019年3月6日13時36分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
「ことでん貸切乗車団」の手によって1082号車の前面に掲出されたら、
いよいよ...
【2019年3月6日13時40分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅
テープカット。
まさか、出発式の模様を目の前で見ることができるとは思っても居なかった
<変態鉄>にとって、これだけでも十分なサプライズだった。
でも...
<変態鉄>の実態は単なる変態なオッサンなのである。出発式で気になって
仕方なかったのは...
広報担当だろうか「ことでん」の名札を着けた女性職員が若くてキレイな人だった
ということ。まぁ、声はかけなかったが。
14時の運転開始(高松築港ゆき臨時電車)までホーム上で車内の公開が行われ。
その隙に...
…… ……
駅を辞して撮影地を探すわけだが、当初、予定していたのは太田-三条間の
複線予定地でカメラを構えるつもりだったが、工事中で...
しかも、「出発式」の途中から、とうとう本格的な雨になってきて。
出発式を見ないで撮影地に向かうはずだったのに...
その予定変更のせいもあって、仏生山駅至近のポイントしかないということで...
【2019年3月6日13時48分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近
もう、ココしか残っていなかった。住宅密集地、どうせ他のポイントは“先客”に
占められており、ベストポジションをとれそうにはなく。
“妥協の産物”かも知れないが、超が付くお手軽ポイントながら2両編成なら
何とか写し止められそうな気がして。傘を差しながら三脚にEOSくんをセット。
まずは、望遠で仏生山駅の方向を。
ちょうど発車してくるのは13:56発の第38列車、琴電琴平からの高松築港ゆき
定期電車である。この後を追う形で14:04発。
ことでん琴平線は仏生山駅付近を含めて、栗林公園駅から南側はすべて単線だが
特に一宮までの区間は、後からつくられた空港通り駅を除いて全て行き違い可能。
だから、日中15分間隔で運転されていても臨時電車を割り込ませる余地がある。
単線でありながら、しかも起点駅の高松築港駅付近は長尾線との単線並列。
琴平線が使えるのは1線だけなのに、7分間隔の運転に対応、と、ことでんの
ダイヤ設定というのも、かなりスゴいのである。
そんな1200形・高松築港ゆき電車が1つ隣の太田駅で交換してきたのが...
【2019年3月6日13時52分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近(後追い)
もと京王5000形の1100形。こう見ると、このポイント、2両編成の電車に対しては
バランス良く撮れる場所なのかも知れない。
ただ、<鉄>の世界では、こうやって撮りたい電車の後ろ側に別の電車が
見えているのは“裏被り”と呼ばれて、一種の“失敗写真”と見なされる。
でも、<変態鉄>、ここで撮り方を変えようとは思わないのである。
ひとり我が道をゆく...そんなタイプ。
さぁ、この一宮ゆきが仏生山駅に到着すると、いよいよ... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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