SSブログ

高速バスの車内にて <速報版> [とりあえず<速報版>]

会津若松駅バスターミナルを18:00発の「夢街道会津20号」は乗客11名で新宿へ向けて
走っており。その車中でノートPCを取り出して記事を書いている<変態鉄>。
喜多方始発のこの便、喜多方と若松市内の道路渋滞の影響で15分遅れで磐越自動車道。
ウトウトしているうち、18:55頃、郡山JCTを通過して東北道に。いま、ちょうど
阿武隈PAでの最初の休憩を終えて。

昨日の吹雪から一転、水曜の会津地方はお昼前から陽が射しはじめて。
雪深いはずの奥会津でも道路のアスファルトが乾いていたくらいで。

ということで、今朝、再び向かったのは...

DPP_00004891.JPG
【2019年1月30日8時58分】 只見線・会津西方-会津桧原

条件は一昨日よりも良かったのだが、なぜか今日は台湾からの観光客が少ないようで。

しかも...

……  ……

2019年1月30日(水)曇りのち晴れ

朝6時の始発の只見線に乗っても、この列車を“只見川第1橋梁ビュースポット”で
撮ることができる、そんな方法を見つけたので、早起きしてそれに挑戦しようかと
もくろんだのだが...

ちょっとした事情でそれは断念。

IMG_0290.JPG
【2019年1月30日7時18分】 福島県会津若松市駅前町付近

一昨日に引き続き、会津若松駅 7:30発のバスで。

道の駅・みしま宿から伸びる“只見川第1橋梁ビュースポット”への遊歩道、
今朝は徹底的に除雪されており。一昨日、<変態鉄>が大変な目に遭って
観光協会の人に心配されてしまった、BからCへ上る途中の斜面など、下の土が
見えるところまで雪が取られていて。難なく最上段の「D」へと到達したのだった。

ただ、アイゼン...とまでは言わずとも、<変態鉄>のスノーブーツの靴底はあまりに
ツルツルで雪の斜面で静止することができず。冬の只見線に“挑む”には、
スノーシューだけでは無く、靴の滑り止め対策が重要であるという“課題”も
浮き彫りになった。こういう、多くの人が集まる場所で自分が滑ったら、
他の皆さんに迷惑をかけることになるし、第一、自分自身の生命の危険さえ...

ただ、ウン万円もする冬山用の本格的なアイゼンを購入するのは気が引けて。
近々、スノーブーツを買ったお店に聞きに行ってみようかと思っている次第。

さて、ということで9時台の上下列車を只見川第1橋梁で俯瞰撮影。
一昨日より良い足場をキープできて、その分、気持ちにも余裕が生じて。

山影で暗かったので“水鏡”とまでは行かなかったが、ほぼ思い通りの1枚を
残すことができて。

DPP_00004891.JPG
【2019年1月30日8時58分】 只見線・会津西方-会津桧原

ということで、ちょっと嬉しかったのでトップ写真を再掲。

9時台の次は13時の上り。

本当は13時の列車に乗って若松に戻るつもりだったが、晴れ間が広がったとあっては
予定変更せざるをえず。

DPP_00004892.JPG
【2019年1月30日12時51分】 只見線・会津宮下-会津西方

徒歩圏の撮影地と言うことで只見川第2橋梁を選択したのだった。
前回は、歩道が一段高くなったところからだったが、予想通り雪に埋もれており、
(今日は、スノーシューはホテルに置いてきたのである)
国道の路肩から撮影したのだった。

前回は平凡な写真になってしまったが、やはり、白い雪というのは景色を
引き立てる効果があるのは間違いなさそう。この時間帯、キハの側面に光が
回らないのだが、白地に緑という「東北色」の配色に助けられて、車体側面も
黒く潰れること無く。

ホテルに荷物を受け取りに行って18時の高速バスに乗るためには、14:40発の
会津バス「只見川線」が若松に戻るタイムリミット。

DPP_00004893.JPG
【2019年1月30日14時24分】 只見線・会津宮下駅

ちょっと残念だったが、最後の撮影は“駅撮り”になってしまった。
バスの車内は運転手さんと、柳津からもう一人乗ってきただけで午後の便は
閑散としていて。朝の便と同じS運転手、何だか話し好きの方のようで。

会津若松駅前までの1時間半、おしゃべりは止まること無く。タクシーなら
そういうこともあるが、路線バスでそういう経験は初めて。聞けば生まれてから
会津を離れたことが無いようで、しきりに(雪が少ない)東京の冬を羨ましいと。
東京の冬も大変なのだが...

……  ……

ホテルで荷物を受け取り、それを宅急便で発送したら、早めに駅前に戻って。
近くのファミレスで早めの夕食を済ませたら、バスターミナルのベンチで
時間を潰していたのだった。

次は柳津のサクラ、それから田植えの時期...

ローカル線というのは同じ場所で同じ車両を撮っても季節ごとに全く違った表情を
見せてくれて。1年間にわたって継続的に訪れたい...と、改めて感じた
「3度目の只見線」だった。(おわり)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(18)  コメント(4) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 18

コメント 4

hanamura

会津若松「まちなか周遊バス」の運転手さんも、あれこれ世話をやいてくれて、お話してくれました。福島の人は優しいですよね。
by hanamura (2019-01-31 06:16) 

ferrum_queserasera

hanamuraさん

コメントありがとうございます。
いろいろとお話が聞けて、東京とはまた違った楽しい路線バスでした。会津の雰囲気も気に入っている自分です。
by ferrum_queserasera (2019-01-31 09:15) 

やまびこ3

雪の第1橋梁、素晴らしいです。
会津バスの奥会津ぶらり旅の仙台地区気動車塗色のバスは冬も走っているのですね。
アイゼンは数千円の計アイゼンかモンベルのチェーンスパイクでも平地なら大丈夫と思いますよ。
by やまびこ3 (2019-01-31 21:39) 

ferrum_queserasera

やまびこ3さん

コメントありがとうございます。
アイゼンの購入については現在、検討していますが数千円クラスのものの購入を考えています。チェーンスパイクも調べてみたいと思います。ご助言、ありがとうございます。
会津バスのキハ塗色の車両ですが、運転手さんのお話では、主に台湾からの旅行客誘致の関係もあって、県の事業と関連して3年ほど継続して、いろいろなパターンで実験的に運行する予定だそうです。いまのところ、順調にいけば春(連休頃?)から運転予定だそうで、只見線撮影の「足」として有効に活用できそうです。
by ferrum_queserasera (2019-01-31 23:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。