SSブログ

お正月の大阪で(9)モテ期到来!? 4両とも出てくるなんて... [ちん電[阪堺電気軌道]]

ブログ記事のタイトルというのは奇をてらわずに、そのものズバリなキーワードに
した方がアクセスも増えるし、良いのだとか...
でも、<変態鉄>は、やはり性格上、フツーのことができないタイプ。

今日もバカ丸出しなタイトルにしているのである。

あと数日で“出撃”の時を迎えるわけで。それまでに山積している仕事をやっつけて
おかねばならず、そんなこともあって、ちょっと寝不足気味の<変態鉄>。

実は水曜は、あの大学病院に行っていた。
「長かったですねぇ」とは先生の弁。今日は患部(?)を診てもらっただけで
特に何もなく。そのまま、もう大丈夫ということで今日で最後となった。

ということで“一難去って”(??)、でも、仕事では「なぜっ??」と思いたくなる
ミスが発覚していて。自分としては、いつも通りにやったつもりだったが...
あり得ないようなミスが続いていて、そのお詫びのメールを出したり
やり直したり。なかなか思い通りに進まないものなのである。

91_DPP_00004837.JPG
【2019年1月3日12時31分】 阪堺電軌阪堺線・我孫子道-安立町(後追い)

そんなわけで、引き続き、まだまだ続く1月3日の阪堺電車撮影記。
空には灰色の雲が広がってきて、ビミョーな天気になってきたが、車両運用の方は
ここから運が向いてきたような...
……  ……

2019年1月3日(木)晴れのち曇り

11時半過ぎ、モ161形車が運用に入っていれば必ず通るから...ということで
我孫子道と安立町の間の直線区間を行ったり来たりしながらカメラを向けて。

朝一番で濃緑色のモ162号車が撮れて、11時半過ぎに“青い雲”モ164号車が。
でも、そんな間にも電車はドンドンやってくるのである。

普段なら1時間あたり上町線10本と阪堺線3本の13本、でも、このときばかりは
そのときの倍くらいのペースでやってくるのである。

92_DPP_00004826.JPG
【2019年1月3日11時50分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

大阪から堺へ、南北に走る路線だけに昼の時間帯は電車の“顔”だけに光が来る
つまりトップライトの状態になって、車体全景を撮るという「記録写真」の場合、
ちょっと困りものなのである。

でも、やはり写真は晴れているときの方が良いのも間違いなく。
空模様はめまぐるしく変化しており。
とりわけ、この“ゴールドボディ”の堺トラムは晴れると輝いて見えるのである。

93_DPP_00004827.JPG
【2019年1月3日11時56分】 阪堺電軌阪堺線・我孫子道-安立町(後追い)

それにしてもこの日の空模様はタチが悪くて。こういうときはRAW撮影の良さ。
明るさも多少なら調整が効くわけで、<変態鉄>としては大いに助けられている
のである。後追いながら、“金太郎塗り”のモ505号車である。

94_DPP_00004849.JPG
【2019年1月3日12時01分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

そして、沿線の子どもたちから人気なのは、こちらだろうか!?
“パンダ電車”モ701号車である。和歌山県にある「アドベンチャーワールド」の
広告電車、側面にはジャイアントパンダの名前と写真が貼られている。
繁殖の実績では上野動物園を凌ぐ結果を出しているわけで...

さて、今の阪堺電軌、古豪モ161形車だけでは無い。モ351、モ501、モ601,モ701、
そして“堺トラム”1001形と多彩なラインナップ。
しかも、堺トラムとモ161形以外は基本的に全車が全面広告塗装車。
撮っていて飽きない路線だが...、でも、やはりモ161形車は“別格”である。

これが来ると、カメラを持つ手に力が入るのである。

95_DPP_00004828.JPG
【2019年1月3日12時08分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

ちょうど晴れたタイミングで、濃緑色のモ162号車が帰ってきた。
浜寺運用の次は「黒・あびこ道」でやって来た。ということは、すぐに折り返す
はずであり、もう一度、撮影チャンスができたということ。

やはり、この濃緑色の塗色は晴れているときにこそ、美しいのである。

それにしても電車はドンドンやって来る。

96_DPP_00004854.JPG
【2019年1月3日12時12分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

モ353号車は“新築そっくりさん”(住友不動産)の広告電車。ちなみにお店は
天王寺駅前を出てすぐ、Q'sモールにあるのを見かけたような気がする。

そして、「黒・あびこ道」表示で到着したモ162号車は、すぐに折り返すのである。
そう、普段はあまり気にも留めていなかったが、我孫子道の折返し線というのは
有効長が案外、短いみたいで。電車2~3両分の長さしか無いのである。

これほど増発されていると、折返し線に入った電車はすぐに出発しないと、線路が
詰まってしまうのである。

97_DPP_00004829.JPG
【2019年1月3日12時16分】 阪堺電軌阪堺線・我孫子道-安立町(後追い)

このモ161形車が製造されたのは1928年(昭和3年)、昭和一ケタの頃といえば
“昭和恐慌”の頃、関東では大震災があって、国内も国際的にも不況だった頃
だったはず。でも、この時期、大都市の路面電車では大型車体を持つ3ドア車の
製造が続いていた時代だった。この時期に比べると戦後、高度成長期に投入された
電車は2ドアの“中型車”が目立つ...のが全国的な傾向なのである。
それ故の収容力の大きさが、この住吉大社初詣輸送で威力を発揮するわけで。

現在は前中2ドアだが、側面をよく見れば元々は3ドア車だったことがわかる。
ただ、正午を回り側面に光が来なくなってきており...

……  ……

写真だと伝わりにくいが、ちょっと路面電車らしいシーンが...

98_DPP_00004831.JPG
【2019年1月3日12時18分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

まずは浜寺駅前ゆきのモ702号車、撮影データによれば、12:18:05

続けてすぐ後ろから...

81_DPP_00004832.JPG
【2019年1月3日12時18分】 阪堺電軌阪堺線・安立町-我孫子道

我孫子道止まりのモ354号車。こちらが、12:18:37

そう、後から来た電車は前の電車のお尻に顔を付けるような状態で我孫子道電停に
停車するのである。目の前で展開されるそんなシーンにコーフンしながらも...

99_DPP_00004833.JPG
【2019年1月3日12時22分】 阪堺電軌阪堺線・我孫子道-安立町

その隣の線路、我孫子道電停を出発して天王寺駅前へと向かう上り電車は
“金太郎塗り”モ166号車だった。

もちろん、モ161形車が、ほぼ確実に運用入りするとあって沿線には自分以外にも
多くの<鉄>が居るわけだが...

まったく見ず知らずでも、撮影地では何かと声をかけ合う場面があって。

「161号車、出ますよ!!」
静かに、でも、急速に、<鉄>たちの間に緊張が走り始めるのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 15

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。