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秋深まる会津路へ(7)会津鶴ヶ城 <前編> [町歩き(鉄分薄め)]

仕事が忙しくて、大相撲を視る時間が無いのだが...
先場所、復帰を果たし、今場所こそ真価が問われるといわれてきた横綱が...。

ネット界隈では「早くやめろ!!」とか「引退しろ!!」とかいったコメントが
並んでいるようだが、苦労して大関になって、またそこから長く苦労して初優勝、
綱取り...、その流れをずっと見てきた相撲好きのオッサンとしては、何とか...
もう、ちょっと祈るような気持ちである。

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【2018年10月29日13時13分】  福島県会津若松市追手町・若松城

あの朝も、「雨、止んでくれないか!!」と祈るような気持ちで待っていたが...

10月29日の只見線撮影記。ちょっと一休みして<鉄>分の希薄な記事。
高田駅前バス停を11時過ぎの会津バスでホテルに戻ったのは正午頃のこと。
いったん部屋に戻って三脚をおいて着替えをしたら...

……  ……

2018年10月29日(月)曇り一時雨

蓋沼森林公園下俯瞰は見事なまでの“大撃沈”。

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【2018年10月29日10時45分】  只見線・会津高田駅

駅撮りながら、何とか“East-i D”は撮ったが...
フツーの<鉄>なら、大コーフンだろうが、<変態鉄>はあくまで国鉄型キハが
撮りたかった。

宿を確保するところから苦労して、ようやくたどり着いたのに...
兎にも角にも、ショックだった。聞けば、11月には雪が降り始め、根雪になるのは
12月頃からだそうだが、それでも森林公園は冬季閉鎖期間に入り、そこに繋がる
そう、<変態鉄>がカメラを構えた、あの山道も除雪の対象とならず、雪に閉ざされ
入れなくなるのだそうだ。“リベンジ”の機会は来春以降になりそうで。

11:16発の会津バス「高田・永井野線」。いったんホテルの部屋に戻って三脚を置き
着替えをしたら、再び“出撃”。

ブロガーのクセに写真を撮っていないが...

会津若松も町を挙げて“ソースカツ丼”を売り出し中。ホテル近くのお蕎麦屋さんに
「ソースカツ丼」の幟がでているのを確認。

福井市も「ソースカツ丼」だが、あちらは薄~いカツをソースに潜らせた感じ。
こちらは、分厚い“ザ・とんかつ”というのがご飯の上に乗っていて。
自分としては会津若松のものの方が気に入ったのだった。

ただ、この店の“流儀”だろうか!? 一切れずつの切り方が大胆で...
口に入れるのに難儀したのだが...

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【2018年10月29日13時04分】 福島県会津若松市追手町付近

さて、ソースカツ丼でお腹を満たした後、少し先の交差点を左折、合同庁舎の前を
通れば、ホテルから1 kmほどの道のりで「鶴ヶ城入口」。

写真の右の方にのびる道沿いにはお土産屋さんなどが並んでいて。

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【2018年10月29日13時05分】 福島県会津若松市追手町付近

さぁ、天守が見えてきた。

数年来、C国人の団体旅行のマナーの悪さが言われている。職場のある新宿でも
毎日、大勢見かけるが、一時に比べたら少し良くなってきたかなぁ...と。

むしろ、観光地での傍若無人な振る舞いは、
阪※交※社とか、何とかツーリズムとか、そういうバッジを付けた
日本人の中高年グループの方が酷いと思うことも...。

その両者が混ざり合う中を、<変態鉄>もお城へと向かっていくのである。

「なぜ、こんなに大勢の観光客!?」と思ったら...

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【2018年10月29日13時08分】 福島県会津若松市追手町付近

そう、紅葉の時期なのである。先日、房総へキハを撮りに行ったときは、
すれ違って言葉を交わした現地の農家の方も「台風で養老渓谷の紅葉も今年は...」
というお話だった。やはり、海から離れた会津地方、塩害を受けることもなく。

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【2018年10月29日13時10分】 福島県会津若松市追手町付近・若松城

そして、いよいよ“入城”である。
お城は好きでも歴史は疎い、(悪い意味での)理系人間である<変態鉄>。
もちろん、それでも幕末の会津をめぐることは、ちょっとだけは知っていた。

そう、例えば白虎隊のこととか。

でも、世間で「明治150周年」ということは、あの会津の戦乱からも150年。
ということで天守閣内部は展示を全面的に変更し、戊辰戦争に関することに
なっていて。

もちろん、お城は天守閣...というか、天守だけでは無いわけで。

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【2018年10月29日13時11分】 福島県会津若松市追手町付近・若松城

この立派な石垣。詳しくはないものの、ちょっと圧倒されるようなスゴさを感じて
しまうわけで。
(ソネブロで“石垣”といえば、あの方かなぁ...。)

というわけで、いよいよ。

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【2018年10月29日13時12分】  福島県会津若松市追手町・若松城

ここまでやって来て。

……  ……

実はコレも、20年ぶりの“リベンジ”なのである。
初めて、会津若松を訪れたのは大学3年生の7月のこと。不真面目学生ではあっても
“就職活動”というのが目前に迫っていて。それに大学の前期末試験もあって、
まさに「現実逃避」のために上越新幹線に飛び乗ったのだった。

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【2000年7月6日】 只見線・会津川口駅(?)

浦佐から只見線へと入り...、当時もキハ40形だったが、会津若松まで乗り通した。
喜多方で白壁土蔵の街並みを見学して、ラーメンを食したり、それから若松に
戻って「白虎隊自刃の地」なども見学して。
(そのときの話題は、こちらの記事で。)

ちなみにこの頃の<変態鉄>、カメラは標準ズーム1本だけしか持ち歩かなかった
ように記憶している。乗った列車を駅のホームでスナップする程度だった。

夕方、ようやくたどり着いた鶴ヶ城。何と何と...、年に何度かくらいしか無かった
非常にレアな休館日、ドンピシャ。ちょうど、この記事のトップ写真と同じカットを
撮って、そのまま引き返すしか無かったのである。

当時、22歳だった<変態鉄>も既に不惑。「いつか行きたい」と思いつつ、
あっという間に時間だけが過ぎていったことを改めて実感したのだった。

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【2018年10月29日13時12分】  福島県会津若松市追手町・若松城

紅葉の会津鶴ヶ城、18年ぶりの訪問になったのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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hanamura

鶴ヶ城周辺の桜がイイ色になって、あ!夏に行った店。
by hanamura (2018-11-14 06:12) 

ferrum_queserasera

hanamuraさん

コメントありがとうございます。
一番、良い季節に訪問することができました。
紅葉の時期も(人が多いけれど)とても素晴らしいと思います。

by ferrum_queserasera (2018-11-14 10:28) 

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