「鉄道の日2018」水島臨海鉄道にて(4)いざ、「倉タ」へ。 [水島臨海鉄道キハ20]
今日はよく晴れた日曜日。まさに快晴。でも、そんな日に朝から背広を着て
会社に向かわざるを得なかった、<会社員鉄>の自分。
朝起きて、スッキリ晴れていた日に会社に向かうほど辛いことは無いのである。
しかも、その中身が...と、ここに書くのは控えるが、それでも
「撮りに行きたかった」と、1日中、そう思いながら過ごしていたのだった。
さて、14日「鉄道の日」の水島臨海鉄道の話題。
この日、11時からの倉敷貨物ターミナルでのイベントこそが、この日の<変態鉄>
にとって、最大の“お目当て”だった。
もちろん、キハ205号車の元気な姿を見ることが一番だが、そのほかにも。
その1つが、水島臨海鉄道のイベントでは初めての弁当の販売だった。
でも、そこには「限定50食」の文字が。そう、キハの4連、その走行写真のリベンジ
を諦めたのも、すべては弁当を確保するため。そのためには11時の開場前には
並んでいないとダメ...と、そう判断したから。
ということで、10時発のキハ30単行を撮った後は、倉タ-倉敷貨物ターミナルへと
向かったのだった。
…… ……
2018年10月14日(日)晴れのち曇り
休日の三菱自工前駅周辺というのは、<鉄>が集結していなければ、列車の
通過時刻を除けば、まるでゴーストタウンのような。(← 失礼っ!!)
三菱自工前駅から倉タまでは営業距離にして0.8 km だが、自工前駅のホームは
線路の北側にあって、倉タは線路の南側。それなら踏切を渡って歩けば良いが、
線路南側の道は、三菱自工前駅を南北に挟むように広大な敷地に広がる
某大手自動車メーカーの主力工場に阻まれて。
自工前駅から倉タまで歩こうとすれば、線路の終端部まで行って、ちょうど
平仮名の「つ」の字を反対向きにしたとうな経路で歩かねばならず、Yahoo!地図で
調べてみれば、道のりは1.7 km、徒歩20分の表示である。
地図で赤い矢印を付けたのが、昨日の記事に載せた4連を“撃沈”した踏切。
緑で「S」となっているのが三菱自工前駅。
【2018年10月14日10時01分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
ここでキハ30形を撮ってから、ちょっとゆっくり荷物整理。ここから歩き出した。
踏切を渡って線路の北側に出ないと倉タに向かうことはできない。
【2018年10月14日10時18分】 岡山県倉敷市水島海岸通付近
駅前の道路は片側3車線の広い道。でも、見渡す限り、クルマの姿はなく。
上の地図で水色の矢印を付けたT字路での撮影。そう、前方に“同業者さん”と
思しき姿が見えるが、ここでは車道を歩くしか無いのである。
なかなかシュールな光景(?)、というのも、この周辺の歩道、一応あるにはあるが
舗装されているのかどうかもわからない状況。雑草に覆われて歩きにくいこと
この上ない。その上、工業地帯の道路らしく、油断していると足下にはカップ麺
などの食べ殻が散乱していて。
そんな道を歩いて行くと、倉敷貨物ターミナルに留置されている水島臨海鉄道の
車両たちを眺められる。
ちなみに、この大きな片側3車線の道路、倉タの先、線路が途切れるところで
この通りもプッツリと行き止まりになって終わっている。この写真でも向こうに
製鉄所のゲートがかすかに写っている。
…… ……
いったん倉タの入口に到着。
【2018年10月14日10時30分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
10時半では、まだ中ではイベントの準備が続けられており、こういう工業地帯の
真ん中とあっては道で立って時間を過ごす以外、本当に何もやることもなくて。
ということで、バッグを歩道の隅に放置して。EOSくんだけ持って元来た道を。
【2018年10月14日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
上の地図で黄色い矢印を付けた付近、倉タに出入りするコンテナ列車で使用する
イルカコンテナが積んである。
【2018年10月14日10時28分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
そして、もう少し、緑色の矢印の方に戻ってみれば、目を凝らすと向こうにキハ。
そのキハは貨物の積み込みホームに停められていることがわかる。
その手前には三菱自工前駅に隣接した某大手自動車メーカーの施設。
敷地内に留め置かれているクルマにはナンバーが無いことに注目。
キハが停まっている貨物ホームから、クルマを入れたコンテナの貨物列車が、
水島駅でスイッチバックする形で港東線に入り、東水島駅(貨物駅)まで運転
される。平日を中心に不定期でお昼頃に設定されているのが通称「自動車便」。
【2018年10月14日10時29分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
その「自動車便」の先頭に立つのが、このDD50形ディーゼル機関車。
“国鉄型準拠”のディーゼル機関車を新製することが多かった臨海鉄道において
ちょっと例外的な、個性派機関車である。国鉄色に準じたカラーだが、「m」の
文字を図案化したのか...、水島臨海鉄道の社紋が入っているのも特徴。
現在では501号機と506号機が在籍しており、昨年の「鉄道の日」イベントでは
キハ205号車を挟んだプッシュプル編成で、イベントの主役を務めている。
倉タの構内外れで休んでいるのが506号機、向こうの方に501号機の姿がある。
【2018年10月14日10時32分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
雑草の生い茂った歩道を、ちょっと苦労しながら歩いて行けば、DD501号機の
形式写真を撮ることもできて。
と、そこまで撮ったら再び倉タの入口に戻ったのだった。
【2018年10月14日10時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
倉タの前の道でイベントの開場を待つ人は確実に増えてきていて。
開始まで15分ほどあったが、キハの近くにはいけないものの、敷地内で待機する
ことが認められ。ちょっと早めに開場となった。
まずは入場券のチェックが行われ...
さぁ、皆さんキハを目前にして。
11時の開始を今や遅しと待ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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会社に向かわざるを得なかった、<会社員鉄>の自分。
朝起きて、スッキリ晴れていた日に会社に向かうほど辛いことは無いのである。
しかも、その中身が...と、ここに書くのは控えるが、それでも
「撮りに行きたかった」と、1日中、そう思いながら過ごしていたのだった。
さて、14日「鉄道の日」の水島臨海鉄道の話題。
この日、11時からの倉敷貨物ターミナルでのイベントこそが、この日の<変態鉄>
にとって、最大の“お目当て”だった。
もちろん、キハ205号車の元気な姿を見ることが一番だが、そのほかにも。
その1つが、水島臨海鉄道のイベントでは初めての弁当の販売だった。
でも、そこには「限定50食」の文字が。そう、キハの4連、その走行写真のリベンジ
を諦めたのも、すべては弁当を確保するため。そのためには11時の開場前には
並んでいないとダメ...と、そう判断したから。
ということで、10時発のキハ30単行を撮った後は、倉タ-倉敷貨物ターミナルへと
向かったのだった。
…… ……
2018年10月14日(日)晴れのち曇り
休日の三菱自工前駅周辺というのは、<鉄>が集結していなければ、列車の
通過時刻を除けば、まるでゴーストタウンのような。(← 失礼っ!!)
三菱自工前駅から倉タまでは営業距離にして0.8 km だが、自工前駅のホームは
線路の北側にあって、倉タは線路の南側。それなら踏切を渡って歩けば良いが、
線路南側の道は、三菱自工前駅を南北に挟むように広大な敷地に広がる
某大手自動車メーカーの主力工場に阻まれて。
自工前駅から倉タまで歩こうとすれば、線路の終端部まで行って、ちょうど
平仮名の「つ」の字を反対向きにしたとうな経路で歩かねばならず、Yahoo!地図で
調べてみれば、道のりは1.7 km、徒歩20分の表示である。
地図で赤い矢印を付けたのが、昨日の記事に載せた4連を“撃沈”した踏切。
緑で「S」となっているのが三菱自工前駅。
【2018年10月14日10時01分】 水島臨海鉄道水島本線・三菱自工前駅
ここでキハ30形を撮ってから、ちょっとゆっくり荷物整理。ここから歩き出した。
踏切を渡って線路の北側に出ないと倉タに向かうことはできない。
【2018年10月14日10時18分】 岡山県倉敷市水島海岸通付近
駅前の道路は片側3車線の広い道。でも、見渡す限り、クルマの姿はなく。
上の地図で水色の矢印を付けたT字路での撮影。そう、前方に“同業者さん”と
思しき姿が見えるが、ここでは車道を歩くしか無いのである。
なかなかシュールな光景(?)、というのも、この周辺の歩道、一応あるにはあるが
舗装されているのかどうかもわからない状況。雑草に覆われて歩きにくいこと
この上ない。その上、工業地帯の道路らしく、油断していると足下にはカップ麺
などの食べ殻が散乱していて。
そんな道を歩いて行くと、倉敷貨物ターミナルに留置されている水島臨海鉄道の
車両たちを眺められる。
ちなみに、この大きな片側3車線の道路、倉タの先、線路が途切れるところで
この通りもプッツリと行き止まりになって終わっている。この写真でも向こうに
製鉄所のゲートがかすかに写っている。
…… ……
いったん倉タの入口に到着。
【2018年10月14日10時30分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
10時半では、まだ中ではイベントの準備が続けられており、こういう工業地帯の
真ん中とあっては道で立って時間を過ごす以外、本当に何もやることもなくて。
ということで、バッグを歩道の隅に放置して。EOSくんだけ持って元来た道を。
【2018年10月14日10時26分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
上の地図で黄色い矢印を付けた付近、倉タに出入りするコンテナ列車で使用する
イルカコンテナが積んである。
【2018年10月14日10時28分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
そして、もう少し、緑色の矢印の方に戻ってみれば、目を凝らすと向こうにキハ。
そのキハは貨物の積み込みホームに停められていることがわかる。
その手前には三菱自工前駅に隣接した某大手自動車メーカーの施設。
敷地内に留め置かれているクルマにはナンバーが無いことに注目。
キハが停まっている貨物ホームから、クルマを入れたコンテナの貨物列車が、
水島駅でスイッチバックする形で港東線に入り、東水島駅(貨物駅)まで運転
される。平日を中心に不定期でお昼頃に設定されているのが通称「自動車便」。
【2018年10月14日10時29分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
その「自動車便」の先頭に立つのが、このDD50形ディーゼル機関車。
“国鉄型準拠”のディーゼル機関車を新製することが多かった臨海鉄道において
ちょっと例外的な、個性派機関車である。国鉄色に準じたカラーだが、「m」の
文字を図案化したのか...、水島臨海鉄道の社紋が入っているのも特徴。
現在では501号機と506号機が在籍しており、昨年の「鉄道の日」イベントでは
キハ205号車を挟んだプッシュプル編成で、イベントの主役を務めている。
倉タの構内外れで休んでいるのが506号機、向こうの方に501号機の姿がある。
【2018年10月14日10時32分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
雑草の生い茂った歩道を、ちょっと苦労しながら歩いて行けば、DD501号機の
形式写真を撮ることもできて。
と、そこまで撮ったら再び倉タの入口に戻ったのだった。
【2018年10月14日10時42分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
倉タの前の道でイベントの開場を待つ人は確実に増えてきていて。
開始まで15分ほどあったが、キハの近くにはいけないものの、敷地内で待機する
ことが認められ。ちょっと早めに開場となった。
まずは入場券のチェックが行われ...
さぁ、皆さんキハを目前にして。
11時の開始を今や遅しと待ったのだった。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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