北陸のディープ<鉄>を巡る旅(14)そして、北府。 [福井鉄道福武線200形]
ちょっと体調を崩していて。夏風邪だろうか!?
ということで、相変わらず、ちょっと辛い日々を送っている。
いよいよ9日からは大相撲。横綱 稀勢の里にとっては“復帰場所”となるわけで。
でも、<変態鉄>としては“期待”より“不安”の方が遙かに大きいような...。
さて、昨日に引き続き、8月12日の福井鉄道福武線の話題。
【2018年8月12日10時58分】 福井鉄道福武線・福井駅電停
福鉄電車に乗ったら絶対に訪れようと思っていたのは...
…… ……
2018年8月12日(日)晴れのち曇り
11:05発の越前武生ゆき。青い“FUKURAM”である。この超低床連接車の導入で
近代化が図られるとともに、200形をはじめとした高床の電車が道路上を走る
福井だけの独特のシーンが見られなくなった。
その“FUKURAM”に乗ったら一番前へ。運転士さんに1日フリーきっぷをお願いした
のだが、「こちら側には無いから、降りるとき...」となった。
そう、福井駅電停はヒゲ線に位置している。越前武生ゆきも福井城址大名町電停で
スイッチバックして、そのヒゲ線の終端が福井駅電停。再び福井城址大名町電停に
戻って、再度、進行方向を変えるので運転士さんも、荷物は一番後ろになる運転台
に置きっぱなしなのである。
でも...
「どちらまで乗りますか??」に困った<変態鉄>だった。
福鉄電車、ここ数年、駅名変更が続いていて昔の感覚で言ってしまうと...
【2018年8月12日12時00分】 福井鉄道福武線・北府駅
でも、思いつかなかったのである。「あのぅ~、終点の1つ前。昔の西武生で...」
尤も運転士さんが確認したかったのは、たぶん市内区間で降りるのなら、すぐに
きっぷを用意しないといけないから...だと思うのだが。
(赤十字前以降は単線なので列車交換のための長時間停車がある)
その木田四ツ辻...ではなくて商工会議所電停を出ると専用軌道へ。鉄軌分界点の
すぐ先にあるのは、福井新...ではなくて赤十字前。ここからは“鉄道線”。
やがて、電車は田園地帯へ。福井市街地から遠ざかるにしたがって、車内は閑散と。
鯖江市内を経て越前市に入れば、ちょうど1時間で「北府(きたご)駅」へ。
電車を降りた<変態鉄>を待っていたのは、何と言っても暑さ。
すでに狂気じみているとしか思えないような暑さだった。終点の1つ手前に位置する
北府駅に隣接する形で車庫と工場が置かれており、福鉄電車の運行上の要衝と
なっている。
ということは...
【2018年8月12日12時01分】 福井鉄道福武線・北府駅
現役の“主力車”たちは運用に入っているか、入っていない電車も終点の越前武生
駅構内の留置線にいることが多いのだが、すでに廃車になっていたり、廃車前提の
休車として留置されている電車たちは“車庫の裏”に集まっているのは、他の
鉄道会社でも変わらないことで。
かつての、<変態鉄>が何度も撮りに訪れた頃の福鉄電車たちは、いま、北府駅の
福井寄りにある本線沿いにまとめて留置されている。
【2018年8月12日12時01分】 福井鉄道福武線・北府駅
でも、車両だけでは無い。この駅(と併設された車庫・工場)自体、魅力的な
鉄道情景なのである。
ということでいったん駅の外へ。
【2018年8月12日12時03分】 福井鉄道福武線・北府駅
かつて携帯電話のCMのロケ地としても使われた木造駅舎である。
ただ、かつての「西武生駅」だった時代は改修前、歴史を感じさせる駅舎だった。
それが<変態鉄>には堪らなかったが、北府駅への改称に前後して改修工事が
行われ、トイレなども更新されており、利用者にとっても使いやすい駅になった。
【2018年8月12日12時03分】 福井鉄道福武線・北府駅
最近流行の(?)、鉄道を活かした街づくりということだろうか。北府駅舎にも
説明看板が立てられており。看板に出ている写真は、<変態鉄>が知っている
西武生駅の当時の駅舎、そのものである。
【2018年8月12日12時04分】 福井鉄道福武線・北府駅
駅前広場に立つ周辺の案内図...なのだが、よく見れば、中央に付いているのは
ぬぁんと...、どう見ても電車のヘッドライトである。
200形は埋め込みライトだったので、その前の、120形とか140形の発生品のライト
だろうか...という考察はさておき。ちょっと車庫の近くをウロウロと。
暑い中、完全な不審者...だが。
そう、お目当ては、昨日の記事でもご紹介した、この電車を見つけること。
【2009年10月26日16時19分】 福井鉄道福武線・福井駅前電停(当時)
超低床連接車の導入で、最後まで残っていたモハ203も引退したのだった。
高床電車だった頃の自社発注車としては最後の1本だから...だろうか、引退後も
解体されること無く北府駅近くに留置...というか放置?! されている。
ということで、うまく撮れる場所がないかと...
【2018年8月12日12時10分】 福井鉄道福武線・北府駅付近
でも、残念ながら、近づこうとしてもこれが限界だったのである。
その車内は“倉庫代用”のような感じだろうか、シートなどが積み込まれていた
ように見えた。
【2018年8月12日12時13分】 福井鉄道福武線・北府駅
ホームから無理矢理撮ったこの写真が、いちばん、ハッキリと200形の姿を記録する
ことができただろうか。
そんな北府駅なのだが... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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ということで、相変わらず、ちょっと辛い日々を送っている。
いよいよ9日からは大相撲。横綱 稀勢の里にとっては“復帰場所”となるわけで。
でも、<変態鉄>としては“期待”より“不安”の方が遙かに大きいような...。
さて、昨日に引き続き、8月12日の福井鉄道福武線の話題。
【2018年8月12日10時58分】 福井鉄道福武線・福井駅電停
福鉄電車に乗ったら絶対に訪れようと思っていたのは...
…… ……
2018年8月12日(日)晴れのち曇り
11:05発の越前武生ゆき。青い“FUKURAM”である。この超低床連接車の導入で
近代化が図られるとともに、200形をはじめとした高床の電車が道路上を走る
福井だけの独特のシーンが見られなくなった。
その“FUKURAM”に乗ったら一番前へ。運転士さんに1日フリーきっぷをお願いした
のだが、「こちら側には無いから、降りるとき...」となった。
そう、福井駅電停はヒゲ線に位置している。越前武生ゆきも福井城址大名町電停で
スイッチバックして、そのヒゲ線の終端が福井駅電停。再び福井城址大名町電停に
戻って、再度、進行方向を変えるので運転士さんも、荷物は一番後ろになる運転台
に置きっぱなしなのである。
でも...
「どちらまで乗りますか??」に困った<変態鉄>だった。
福鉄電車、ここ数年、駅名変更が続いていて昔の感覚で言ってしまうと...
【2018年8月12日12時00分】 福井鉄道福武線・北府駅
でも、思いつかなかったのである。「あのぅ~、終点の1つ前。昔の西武生で...」
尤も運転士さんが確認したかったのは、たぶん市内区間で降りるのなら、すぐに
きっぷを用意しないといけないから...だと思うのだが。
(赤十字前以降は単線なので列車交換のための長時間停車がある)
その木田四ツ辻...ではなくて商工会議所電停を出ると専用軌道へ。鉄軌分界点の
すぐ先にあるのは、福井新...ではなくて赤十字前。ここからは“鉄道線”。
やがて、電車は田園地帯へ。福井市街地から遠ざかるにしたがって、車内は閑散と。
鯖江市内を経て越前市に入れば、ちょうど1時間で「北府(きたご)駅」へ。
電車を降りた<変態鉄>を待っていたのは、何と言っても暑さ。
すでに狂気じみているとしか思えないような暑さだった。終点の1つ手前に位置する
北府駅に隣接する形で車庫と工場が置かれており、福鉄電車の運行上の要衝と
なっている。
ということは...
【2018年8月12日12時01分】 福井鉄道福武線・北府駅
現役の“主力車”たちは運用に入っているか、入っていない電車も終点の越前武生
駅構内の留置線にいることが多いのだが、すでに廃車になっていたり、廃車前提の
休車として留置されている電車たちは“車庫の裏”に集まっているのは、他の
鉄道会社でも変わらないことで。
かつての、<変態鉄>が何度も撮りに訪れた頃の福鉄電車たちは、いま、北府駅の
福井寄りにある本線沿いにまとめて留置されている。
【2018年8月12日12時01分】 福井鉄道福武線・北府駅
でも、車両だけでは無い。この駅(と併設された車庫・工場)自体、魅力的な
鉄道情景なのである。
ということでいったん駅の外へ。
【2018年8月12日12時03分】 福井鉄道福武線・北府駅
かつて携帯電話のCMのロケ地としても使われた木造駅舎である。
ただ、かつての「西武生駅」だった時代は改修前、歴史を感じさせる駅舎だった。
それが<変態鉄>には堪らなかったが、北府駅への改称に前後して改修工事が
行われ、トイレなども更新されており、利用者にとっても使いやすい駅になった。
【2018年8月12日12時03分】 福井鉄道福武線・北府駅
最近流行の(?)、鉄道を活かした街づくりということだろうか。北府駅舎にも
説明看板が立てられており。看板に出ている写真は、<変態鉄>が知っている
西武生駅の当時の駅舎、そのものである。
【2018年8月12日12時04分】 福井鉄道福武線・北府駅
駅前広場に立つ周辺の案内図...なのだが、よく見れば、中央に付いているのは
ぬぁんと...、どう見ても電車のヘッドライトである。
200形は埋め込みライトだったので、その前の、120形とか140形の発生品のライト
だろうか...という考察はさておき。ちょっと車庫の近くをウロウロと。
暑い中、完全な不審者...だが。
そう、お目当ては、昨日の記事でもご紹介した、この電車を見つけること。
【2009年10月26日16時19分】 福井鉄道福武線・福井駅前電停(当時)
超低床連接車の導入で、最後まで残っていたモハ203も引退したのだった。
高床電車だった頃の自社発注車としては最後の1本だから...だろうか、引退後も
解体されること無く北府駅近くに留置...というか放置?! されている。
ということで、うまく撮れる場所がないかと...
【2018年8月12日12時10分】 福井鉄道福武線・北府駅付近
でも、残念ながら、近づこうとしてもこれが限界だったのである。
その車内は“倉庫代用”のような感じだろうか、シートなどが積み込まれていた
ように見えた。
【2018年8月12日12時13分】 福井鉄道福武線・北府駅
ホームから無理矢理撮ったこの写真が、いちばん、ハッキリと200形の姿を記録する
ことができただろうか。
そんな北府駅なのだが... (つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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おはようございます
夏の暑さももう一息です。
ご自愛ください(^^♪
by KINYAN0829 (2018-09-09 09:09)
すごい駅名変更っぷりですね!
利用者の分かりやすさを考えれば当然なのでしょうが、なんか昔の駅名の方が味があったような、「●●新」とか、北陸独特で好きだったなあ。
by Cedar (2018-09-09 12:57)
コメントありがとうございます。
お返事が遅れてしまいまして、申し訳ありませんでした。
☆ KINYAN0829さん
このまま涼しくなってくれれば...。もう少し頑張りたいと思います。
☆ Cedarさん
そうですね。何と言っても新駅名では、まだまだ、どこがどこなのかよく分からなかったり。(もちろん地元の方にとってはわかりやすいのでしょうが...)
「新」が最後に付くのは北陸らしくて好きでした。駅名には見られませんが、富山でもバス停の名称では「※※新」というのは少なくありません。何だかそういうところも没個性というか、“地方らしさ”が失われていくような気がして...。
by ferrum_queserasera (2018-09-10 00:22)