北陸のディープ<鉄>を巡る旅(2)今回は小松(KMQ)から [保存車・廃線跡]
金曜日から地鉄電車を撮りに富山を訪れる予定なのだが...
今年の夏は暑さだけでなく台風の多さも。まさか、いまになって台風が“続行”で
来るとは思っていなかった。はたして、如何に?!
さて、今回、<変態鉄>の北陸の旅のスタート地点になったのは小松。
【2018年8月10日7時47分】石川県小松市・こまつの杜
重機メーカーの“KOMATSU”も、この地から。ということで小松市と言えば、
クルマ、鉄道、ヒコーキと「のりものの町」として積極的にPRしている。
駅の南側では北陸新幹線の延伸工事まっただ中、そのすぐ先にあるのが
「こまつの杜」、時間があればゆっくり見学したかったが、この日は外観だけ。
イリノイ州で製造された「930E」型。鉄鉱石やダイヤモンドの採掘地などで活躍、
積載重量は300 tにも及ぶという。2階建ての建物より遙かに高い巨体が、でーーんと。
金沢ゆきの電車まで1時間、小松の町で絶対に訪れたかったのは...
…… ……
2018年8月10日(金)くもり
羽田空港に着いたのは7時半過ぎ。やはり夏休みの帰省シーズンとあって、だいぶ
人出が多くて。
【2018年8月10日7時51分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
優先レーンに案内されて搭乗手続きも終えて保安検査。53番搭乗口というのは
保安検査場からは結構、距離があって。“空弁”を買って搭乗口へ。
【2018年8月10日8時15分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
NH751便は意外なことに(?)、定刻通りのフライト。とはいえ、B737型機で3人掛け
の中央列では...う~ん。ただ、フライト中のほとんどの時間帯は雲の中。
かろうじて富士山の山頂が、まさに「頭を雲の上に出し」ているのを...
とはいえ、中央列に座ってカメラを構えるのは無理なわけで。9時半過ぎ、眼下に
北陸本線の高架が見えてきて。走っている列車がどの形式の車両なのかわかる位の高度。
駅の真上を通過すれば、まもなく着陸。9時40分、ほぼ定刻での到着だった。
ちなみにレジ番は「JA72AN」。
【2018年8月10日9時45分】 石川県小松市・小松空港
そんな小松空港、その名の通り、石川県小松市に位置しているが、金沢駅までのバスは
高速道路経由で40分ほど。「アクセスの不便な空港」というイメージがあるのだが、
最近では時刻表上、“小松空港(金沢・福井)”と標記されているくらい。
イメージ的には福井と金沢の中間付近というところ。というわけで、恐竜で町おこしの
福井のオブジェもだいぶ多くて。
でも、小松空港のあるところといえば...
【2018年8月10日9時45分】 石川県小松市・小松空港
何と言っても有名なのは歌舞伎十八番「勧進帳」の“安宅の関”である。
福井ゆきのリムジンバスは空港を出てすぐ、“安宅スマートIC”から高速道路を経由、
福井市内までは40分ほどの道のり。以前、一度だけ乗ったことがある。
空港にも小松駅付近にも「勧進帳」を題材にした銅像や壁画などがたくさんあった。
そんな小松空港。
【2018年8月10日9時46分】 石川県小松市・小松空港
路線バスで10分ほどで小松駅に出られる。ちなみに、この写真、正面に停まっている
黄色と赤のラインが入ったバスは福井駅ゆきの京福リムジンバス、その前にいる
銀色に赤帯のバスが「小松バス」の路線バス。このバス、調べてみると空港路線として
運転されているバスではなく、フツーの路線バスなのだとか。
空港発の路線バスと言えば、航空機の到着に接続して空港職員の合図で発車する所が
多いが、この路線はあくまで路線バスとして、ヒコーキの到着時刻とは無関係に
運転されているとのこと。
【2018年8月10日10時04分】 石川県小松市・小松駅前
12分340円で小松駅前へ。バスを降りた瞬間、やはり、暑い!!
早々に駅舎内に逃げ込みたくなるものだが、それをグッと堪えて。写真の左手の方向、
ちょっとした公園のような感じになっているエリアを通り過ぎて。高架線路に沿って
5分ほど歩いて行くと...
【2018年8月10日10時10分】 石川県小松市土居原・土居原ボンネット広場
そんな北陸本線の高架線路を見上げるように、広場に鎮座しているのが、
クハ489-501号車。「土居原ボンネット広場」である。
1971年(昭和46年)製造、向日町(京都)に新製配置され、北陸本線から九州各線まで
在来線特急全盛期を支えて広域運用で活躍した。まもなく金沢運転所に配置換え。
そう、形式番号「9」は信越本線にあった碓氷峠協調運転対応車の証。
上野-金沢間の特急「白山」で活躍した。小学生の時以来、富山への帰省に何度も
お世話になった車両でもある。晩年は“共通予備編成”を経て、急行「能登」を中心に
2010年まで活躍した。その当時、この501号車も含めて何度か撮ったこともある。
【2018年8月10日10時13分】 石川県小松市土居原・土居原ボンネット広場
新製から廃車まで北陸本線の特急「雷鳥」「しらさぎ」で実際に走っていた車両。
そんな縁もあって、廃車後はこの地にやってきた。地元自治体(小松市)の理解もあり
ボランティア団体が中心になって保存活動が続けられているとのこと。
懐かしの「白鳥」マークで。大学生の頃、一度だけ、大阪-青森-大阪と「白鳥」号で
1往復してみたことがある。片道14時間余り、長かったけれど楽しかった。
自分が現役時代に乗って、撮って...した車両が保存車になっているあたり、
歳を取ったということだろうか。夏休み期間と言うこともあって平日ながら車内公開も
されており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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今年の夏は暑さだけでなく台風の多さも。まさか、いまになって台風が“続行”で
来るとは思っていなかった。はたして、如何に?!
さて、今回、<変態鉄>の北陸の旅のスタート地点になったのは小松。
【2018年8月10日7時47分】石川県小松市・こまつの杜
重機メーカーの“KOMATSU”も、この地から。ということで小松市と言えば、
クルマ、鉄道、ヒコーキと「のりものの町」として積極的にPRしている。
駅の南側では北陸新幹線の延伸工事まっただ中、そのすぐ先にあるのが
「こまつの杜」、時間があればゆっくり見学したかったが、この日は外観だけ。
イリノイ州で製造された「930E」型。鉄鉱石やダイヤモンドの採掘地などで活躍、
積載重量は300 tにも及ぶという。2階建ての建物より遙かに高い巨体が、でーーんと。
金沢ゆきの電車まで1時間、小松の町で絶対に訪れたかったのは...
…… ……
2018年8月10日(金)くもり
羽田空港に着いたのは7時半過ぎ。やはり夏休みの帰省シーズンとあって、だいぶ
人出が多くて。
【2018年8月10日7時51分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
優先レーンに案内されて搭乗手続きも終えて保安検査。53番搭乗口というのは
保安検査場からは結構、距離があって。“空弁”を買って搭乗口へ。
【2018年8月10日8時15分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
NH751便は意外なことに(?)、定刻通りのフライト。とはいえ、B737型機で3人掛け
の中央列では...う~ん。ただ、フライト中のほとんどの時間帯は雲の中。
かろうじて富士山の山頂が、まさに「頭を雲の上に出し」ているのを...
とはいえ、中央列に座ってカメラを構えるのは無理なわけで。9時半過ぎ、眼下に
北陸本線の高架が見えてきて。走っている列車がどの形式の車両なのかわかる位の高度。
駅の真上を通過すれば、まもなく着陸。9時40分、ほぼ定刻での到着だった。
ちなみにレジ番は「JA72AN」。
【2018年8月10日9時45分】 石川県小松市・小松空港
そんな小松空港、その名の通り、石川県小松市に位置しているが、金沢駅までのバスは
高速道路経由で40分ほど。「アクセスの不便な空港」というイメージがあるのだが、
最近では時刻表上、“小松空港(金沢・福井)”と標記されているくらい。
イメージ的には福井と金沢の中間付近というところ。というわけで、恐竜で町おこしの
福井のオブジェもだいぶ多くて。
でも、小松空港のあるところといえば...
【2018年8月10日9時45分】 石川県小松市・小松空港
何と言っても有名なのは歌舞伎十八番「勧進帳」の“安宅の関”である。
福井ゆきのリムジンバスは空港を出てすぐ、“安宅スマートIC”から高速道路を経由、
福井市内までは40分ほどの道のり。以前、一度だけ乗ったことがある。
空港にも小松駅付近にも「勧進帳」を題材にした銅像や壁画などがたくさんあった。
そんな小松空港。
【2018年8月10日9時46分】 石川県小松市・小松空港
路線バスで10分ほどで小松駅に出られる。ちなみに、この写真、正面に停まっている
黄色と赤のラインが入ったバスは福井駅ゆきの京福リムジンバス、その前にいる
銀色に赤帯のバスが「小松バス」の路線バス。このバス、調べてみると空港路線として
運転されているバスではなく、フツーの路線バスなのだとか。
空港発の路線バスと言えば、航空機の到着に接続して空港職員の合図で発車する所が
多いが、この路線はあくまで路線バスとして、ヒコーキの到着時刻とは無関係に
運転されているとのこと。
【2018年8月10日10時04分】 石川県小松市・小松駅前
12分340円で小松駅前へ。バスを降りた瞬間、やはり、暑い!!
早々に駅舎内に逃げ込みたくなるものだが、それをグッと堪えて。写真の左手の方向、
ちょっとした公園のような感じになっているエリアを通り過ぎて。高架線路に沿って
5分ほど歩いて行くと...
【2018年8月10日10時10分】 石川県小松市土居原・土居原ボンネット広場
そんな北陸本線の高架線路を見上げるように、広場に鎮座しているのが、
クハ489-501号車。「土居原ボンネット広場」である。
1971年(昭和46年)製造、向日町(京都)に新製配置され、北陸本線から九州各線まで
在来線特急全盛期を支えて広域運用で活躍した。まもなく金沢運転所に配置換え。
そう、形式番号「9」は信越本線にあった碓氷峠協調運転対応車の証。
上野-金沢間の特急「白山」で活躍した。小学生の時以来、富山への帰省に何度も
お世話になった車両でもある。晩年は“共通予備編成”を経て、急行「能登」を中心に
2010年まで活躍した。その当時、この501号車も含めて何度か撮ったこともある。
【2018年8月10日10時13分】 石川県小松市土居原・土居原ボンネット広場
新製から廃車まで北陸本線の特急「雷鳥」「しらさぎ」で実際に走っていた車両。
そんな縁もあって、廃車後はこの地にやってきた。地元自治体(小松市)の理解もあり
ボランティア団体が中心になって保存活動が続けられているとのこと。
懐かしの「白鳥」マークで。大学生の頃、一度だけ、大阪-青森-大阪と「白鳥」号で
1往復してみたことがある。片道14時間余り、長かったけれど楽しかった。
自分が現役時代に乗って、撮って...した車両が保存車になっているあたり、
歳を取ったということだろうか。夏休み期間と言うこともあって平日ながら車内公開も
されており。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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