「春のいすみ鉄道まつり」20180429(4)撮影会、いよいよはじまる [いすみ鉄道 国鉄型キハ]
アレコレあって、寝る時間が無くて。睡眠不足で会社にいても辛くて辛くて。
...と書けば、忙しさ自慢のように映ってしまうが、その最大の原因は、
まっすぐ真剣な某公共放送。なぜか、今場所から「幕内全取組」が早朝4:05~へと
20分繰り下げられてしまった。大事な番組は録画では無く、必ず、その時間に視ると
決めている<変態鉄>にとって、かなり過酷な15日間なのである。
昔のように1時台の放送に戻してくれると助かるのだが...。
そんな大相撲、五月場所も終盤に差し掛かってきて。新大関誕生となるかどうかに
注目が集まっているが...
5月も後半に入り、アジサイのシーズンに入りつつあるが、拙ブログは引き続き
4月29日のいすみ鉄道の話題。
【2018年4月29日12時02分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
この日のキハの撮影、全くもって完膚なきまでの撃沈続き。
ということで、「急行3号」は“駅撮り”という、ヤル気の無さ。
…… ……
2018年4月29日(日)曇り一時晴れ
いすみ鉄道は旧国鉄木原線時代には既に自動閉塞化されており、腕木式信号機は
あくまで“展示物”。
【2018年4月29日12時02分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
でも、国鉄型キハと腕木式信号機。<変態鉄>が生まれる少し前の時代の国鉄で
全国的に見られていた(はずの)光景である。
珍しくも、キハ52側に「そと房」の大型ヘッドマーク。
よく話題になるのが、この路線特有の背丈の低い信号機。腕木式信号機の横にある
現役の出発信号機も入れて、このカット。
腕木式信号機と、その背丈の低い上り出発信号機の間に見える線路の先にある
黄色い物体は、昨日の記事で取りあげた乗車体験用の軌道自転車。この一番左の線路は
通常、本線とは繋がっていない線路で、この線路上にキハ30 62号車が留置されている。
その背後、写真の左端付近に人垣ができはじめているのが見て取れる。
「もしかして、始まっていた?!」
駅ヨコのパチンコ屋さんの駐車場は、いすみ鉄道のイベント時には撮影場所として
開放してくれるのが通例となっていて。撮影会は、どうやらそこで行われると。
【2018年4月29日12時14分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
その駐車場には、いすみ鉄道のイベントで見覚えのある顔ぶれをはじめ、数名の人たち。
そこに停まっていたのが、通運会社の黄色い三輪トラック。
(私有のものを、通運会社風の塗色に塗ったもの)
この撮影会に合わせて、オーナー様のご厚意でこの場所に停めてくれたのだそうで。
【2018年4月29日13時28分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
でも、その数メートル先、舗装された駐車場の敷地の突端部分に紙が貼られて。
13時過ぎから、前側の1~2メートルが「車両オーナー・サポーター限定」になって、
一般の人はその後ろからキハを撮る...というのが撮影会の趣旨とのことで。
【2018年4月29日12時37分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
とはいえ、やはりオート三輪トラックとキハを並べて撮りたいというのは、皆さん。
居合わせた人の発案で、13時過ぎからのキハ30形の展示運転のうち、最初の1便だけは
所定の撮影場所では無く、後ろに下がって、オート三輪トラックを入れて撮ることに
決定したのだった。ただ、他所の撮影会のようにベストポジションを巡って小競り合い
が起こるような殺伐とした空気にはならず、譲り合っての撮影。
尤も、駐車場の片隅なのでロケーションとしては、なかなか難しいものもあり。
三輪トラックの車体全景を入れるとキハが小さくなってしまう上、駅周辺の
ゴチャゴチャも画面の中に入ってしまって。
悩みに悩んだ末、<変態鉄>が決めたアングルは...
【2018年4月29日12時58分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
やっぱり縦。丸みを帯びつつも、無骨な感じがする、イマドキの自動車とは全く異質な
感じを強調するために思い切って荷台部分をカットしてみた。
試し撮りは13:01着の第63D列車。この日は増結で350形+キハ20 1303の2両編成。
この距離だと国鉄一般気動車色のキハ20 1303号車は、ホンモノの国鉄型のようにも。
手前側、駅舎側のホームには上り第60列車が350形単行で停車中。
第60列車が発車後、キハ30形の展示運転が始められると、知らされていた。
…… ……
さて、このオート三輪トラック。
<変態鉄>が生まれたのは1978年(昭和53年)3月のこと。
幼稚園に入るか入らないくらいの頃に買ってもらったクルマの絵本には「三輪車」
というのが描かれていて。「こんなクルマ、見たこと無いのに...」と幼心に
不思議に思っていた存在だった。
というわけで順番は前後するが、キハとオート三輪トラックを絡めて撮ろうと決まる前、
まだ、人だかりができる前に、このオート三輪トラックの“形式写真”を撮っていた。
見慣れぬ車両があれば、「まず、形式写真!!」と考えるのは<鉄>の習性である。
【2018年4月29日12時13分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
鉄道写真風に言えば「非公式側」となるのだろうか(笑)。
センターライン側の車体全景である。(「公式側」は2枚上の写真)
【2018年4月29日12時16分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
そして、何とも言えない、「これぞ、まさに三輪車!!」と思うカットはコレ。
前から見た顔立ちは丸い2灯のヘッドライトが目のように見え、何だか人の顔のような。
【2018年4月29日12時18分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
フロントガラスのところ。ワイパーに挟むようにして簡単な説明書きが。
「マツダ T1500 小型三輪トラック(昭和41年式)」というのが正しい呼び方。
現役時代は通運会社では無く農家で使われていたものなのだとか。
ローカル線でも車扱貨物があって、手小荷物輸送も国鉄が担っていた頃、小さな駅でも
駅前には、通運会社の営業拠点があるのが当たり前だったという。
駅前の駐車場で休んでいる通運会社のトラックの横を駆け抜けていく国鉄型キハ。
画になる風景である。
そして、いよいよ。
【2018年4月29日13時06分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
国吉駅側の線路上に留置されていたキハ30 62号車が久々にエンジンをかけて。
ピントはオート三輪に持っていって、キハをボカしてみた。
昭和40年台の、どこかの駅前では、こんな光景が見られていたのだろうか?!
【2018年4月29日13時09分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
久々に自車のエンジンで走ったからだろうか?!
思いっきり、爆煙である。
さぁ、ここから15時までキハ30形を往復させながらの撮影会開始である。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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...と書けば、忙しさ自慢のように映ってしまうが、その最大の原因は、
まっすぐ真剣な某公共放送。なぜか、今場所から「幕内全取組」が早朝4:05~へと
20分繰り下げられてしまった。大事な番組は録画では無く、必ず、その時間に視ると
決めている<変態鉄>にとって、かなり過酷な15日間なのである。
昔のように1時台の放送に戻してくれると助かるのだが...。
そんな大相撲、五月場所も終盤に差し掛かってきて。新大関誕生となるかどうかに
注目が集まっているが...
5月も後半に入り、アジサイのシーズンに入りつつあるが、拙ブログは引き続き
4月29日のいすみ鉄道の話題。
【2018年4月29日12時02分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
この日のキハの撮影、全くもって完膚なきまでの撃沈続き。
ということで、「急行3号」は“駅撮り”という、ヤル気の無さ。
…… ……
2018年4月29日(日)曇り一時晴れ
いすみ鉄道は旧国鉄木原線時代には既に自動閉塞化されており、腕木式信号機は
あくまで“展示物”。
【2018年4月29日12時02分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
でも、国鉄型キハと腕木式信号機。<変態鉄>が生まれる少し前の時代の国鉄で
全国的に見られていた(はずの)光景である。
珍しくも、キハ52側に「そと房」の大型ヘッドマーク。
よく話題になるのが、この路線特有の背丈の低い信号機。腕木式信号機の横にある
現役の出発信号機も入れて、このカット。
腕木式信号機と、その背丈の低い上り出発信号機の間に見える線路の先にある
黄色い物体は、昨日の記事で取りあげた乗車体験用の軌道自転車。この一番左の線路は
通常、本線とは繋がっていない線路で、この線路上にキハ30 62号車が留置されている。
その背後、写真の左端付近に人垣ができはじめているのが見て取れる。
「もしかして、始まっていた?!」
駅ヨコのパチンコ屋さんの駐車場は、いすみ鉄道のイベント時には撮影場所として
開放してくれるのが通例となっていて。撮影会は、どうやらそこで行われると。
【2018年4月29日12時14分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
その駐車場には、いすみ鉄道のイベントで見覚えのある顔ぶれをはじめ、数名の人たち。
そこに停まっていたのが、通運会社の黄色い三輪トラック。
(私有のものを、通運会社風の塗色に塗ったもの)
この撮影会に合わせて、オーナー様のご厚意でこの場所に停めてくれたのだそうで。
【2018年4月29日13時28分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
でも、その数メートル先、舗装された駐車場の敷地の突端部分に紙が貼られて。
13時過ぎから、前側の1~2メートルが「車両オーナー・サポーター限定」になって、
一般の人はその後ろからキハを撮る...というのが撮影会の趣旨とのことで。
【2018年4月29日12時37分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
とはいえ、やはりオート三輪トラックとキハを並べて撮りたいというのは、皆さん。
居合わせた人の発案で、13時過ぎからのキハ30形の展示運転のうち、最初の1便だけは
所定の撮影場所では無く、後ろに下がって、オート三輪トラックを入れて撮ることに
決定したのだった。ただ、他所の撮影会のようにベストポジションを巡って小競り合い
が起こるような殺伐とした空気にはならず、譲り合っての撮影。
尤も、駐車場の片隅なのでロケーションとしては、なかなか難しいものもあり。
三輪トラックの車体全景を入れるとキハが小さくなってしまう上、駅周辺の
ゴチャゴチャも画面の中に入ってしまって。
悩みに悩んだ末、<変態鉄>が決めたアングルは...
【2018年4月29日12時58分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
やっぱり縦。丸みを帯びつつも、無骨な感じがする、イマドキの自動車とは全く異質な
感じを強調するために思い切って荷台部分をカットしてみた。
試し撮りは13:01着の第63D列車。この日は増結で350形+キハ20 1303の2両編成。
この距離だと国鉄一般気動車色のキハ20 1303号車は、ホンモノの国鉄型のようにも。
手前側、駅舎側のホームには上り第60列車が350形単行で停車中。
第60列車が発車後、キハ30形の展示運転が始められると、知らされていた。
…… ……
さて、このオート三輪トラック。
<変態鉄>が生まれたのは1978年(昭和53年)3月のこと。
幼稚園に入るか入らないくらいの頃に買ってもらったクルマの絵本には「三輪車」
というのが描かれていて。「こんなクルマ、見たこと無いのに...」と幼心に
不思議に思っていた存在だった。
というわけで順番は前後するが、キハとオート三輪トラックを絡めて撮ろうと決まる前、
まだ、人だかりができる前に、このオート三輪トラックの“形式写真”を撮っていた。
見慣れぬ車両があれば、「まず、形式写真!!」と考えるのは<鉄>の習性である。
【2018年4月29日12時13分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
鉄道写真風に言えば「非公式側」となるのだろうか(笑)。
センターライン側の車体全景である。(「公式側」は2枚上の写真)
【2018年4月29日12時16分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
そして、何とも言えない、「これぞ、まさに三輪車!!」と思うカットはコレ。
前から見た顔立ちは丸い2灯のヘッドライトが目のように見え、何だか人の顔のような。
【2018年4月29日12時18分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
フロントガラスのところ。ワイパーに挟むようにして簡単な説明書きが。
「マツダ T1500 小型三輪トラック(昭和41年式)」というのが正しい呼び方。
現役時代は通運会社では無く農家で使われていたものなのだとか。
ローカル線でも車扱貨物があって、手小荷物輸送も国鉄が担っていた頃、小さな駅でも
駅前には、通運会社の営業拠点があるのが当たり前だったという。
駅前の駐車場で休んでいる通運会社のトラックの横を駆け抜けていく国鉄型キハ。
画になる風景である。
そして、いよいよ。
【2018年4月29日13時06分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅
国吉駅側の線路上に留置されていたキハ30 62号車が久々にエンジンをかけて。
ピントはオート三輪に持っていって、キハをボカしてみた。
昭和40年台の、どこかの駅前では、こんな光景が見られていたのだろうか?!
【2018年4月29日13時09分】 いすみ鉄道・風そよぐ谷 国吉駅付近
久々に自車のエンジンで走ったからだろうか?!
思いっきり、爆煙である。
さぁ、ここから15時までキハ30形を往復させながらの撮影会開始である。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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