春色のキハを探しに（２）大久保隧道を抜ければ... [小湊鐵道キハ200と鉄道情景]
いつの間にか、東京のサクラも緑色が目立つようになってきたような。
新宿の職場の近くにはサクラは無いし、仕事中に眺める余裕も無いのだが、見ることも
撮ることも無く、異例の早さだった東京のサクラの時期は終わりを迎えており。
【2018年3月27日12時46分】 小湊鉄道線・月崎駅付近
まもなく3月も終わろうとしており。年度替わりの仕事の忙しさのピークもあと少し。
4月、5月も忙しい時期が続くのだが、でも、季候が良くなってきたら...
“趣味活動強化月間”として、夷隅も水臨も、あそこもここも撮りに行きたいと
思っているのだが...
（負け惜しみでは無く、サクラの時期より「田植え前後の水田とキハ」の方が好き）
3月27日、今シーズン最初で最後の“春のキハ”を撮りに小湊鐵道を訪れたのだが...
でも、その前に。
…… ……
今朝、会社に向かう途中でケータイで拙ブログに接続しようとしてみると...
こちら。日中いっぱい、19時頃まで半日近くにわたって
緊急システムメンテナンス実施中
という画面になっていたみたいで。
2月に続いてのサーバー障害の発生で。
ソネブロにも、もうちょっとちゃんとして欲しいと思い続けているのだが、ソネブロで
ブログを始めて、はや6年半が過ぎようとしていて。ソネブロに対して、過度な期待は
禁物だということを何度も学んできたわけで。
でも...う～ん。
拙ブログを楽しみにされていた方がいらしたとしたら、ご迷惑をおかけして
申し訳ありませんでした。
ということで...
【2018年3月27日8時57分】 小湊鉄道線・五井駅
改めまして、3月27日の小湊鐵道撮影記。
2018年3月27日（火）晴れのち曇り
築堤の周囲一面に菜の花が咲き乱れる中をキハが走る...そんなシーンを妄想して訪れた
上総大久保駅、でも、それはあくまで“妄想”だったことに気づいて。
【2018年3月27日10時36分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
仕方なく...、それは＜徒歩鉄＞の辛さ。
まだ満開という感じでは無かったが、上総大久保駅のサクラに切り替えて。
まずは駅進入のシーンから。国鉄のローカル線を思わせる、鳥居型の駅名標も入って。
このあたり、連写を続けており。
【2018年3月27日10時36分】 小湊鐵道線・上総大久保駅付近
木造の待合室から姿を現した乗客1人。自分なりに「ローカル線の春」を表現できたかと。
わずかな停車時間でキハは発車。その模様を撮ったら、田んぼの畦道をちょっと右へ。
【2018年3月27日10時37分】 小湊鐵道線・上総大久保－月崎
ズームを広角側に回して。自分の真横を走り抜けていくキハ2連。
この日の編成は、五井方から、キハ201 ＋ キハ202、トップナンバーの連番2連だった。
…… ……
上総大久保駅 10:40発のキハが発車した後は、12時過ぎまで列車の設定は無く。
このまま、1時間半、ここで待ったとしても、その間にサクラが満開になる...筈も無く。
車窓から1箇所、ここから徒歩圏で撮影できそうな場所を見つけていたのだった。
月崎方向に伸びる細い道に入って。築堤先の踏切を渡れば、線路と少し離れて
「大久保隧道」に入る。クルマの通行量も少なくなく、いろいろなものが落ちていて
油断ならない路肩を慎重に歩いて...
さらに歩くこと10分ほど、月崎駅に近づいてきた小さなトンネル(?)付近。
ここだけ見事な菜の花畑。
でも...
ということは...
多くのカメラマンが集まると言うこと。
道路のガードレールに寄り沿うように立ってトンネル（月崎駅）側を見ながら撮ると
順光で菜の花を入れられそう。でも、「ここは!!」と思う場所には既に先客が。
残念ながら思いっきり妥協した構図で準備をしていたら...
12時過ぎの列車が来る前に、11時過ぎにカメラを片付け始める人たちが。
＜鉄＞のような感じで無いアマチュアカメラマンといった方たちが中心で。
その中のお一人が自分に尋ねてきたのは、時刻表にある11時台の「里山トロッコ」号が
来ないのが、どうしてなのか...ということ。同列車は不定期設定で、3月中の平日では
主に月・木・金の運転で、今日は運転日になっていない...と説明すると、
残念そうに、周囲の人たちに声をかけて。何人かで“撤収”してしまい。
【2018年3月27日12時18分】 小湊鐵道線・月崎－上総大久保
キハの通過20分ほど前になって「あぁ、あの位置で撮れれば...」と思っていた、
まさにそのポジションが空いたのだった。
向こう側（逆光サイド）にも多くの撮影者が集まっており。列車上部に余裕の無い
フレーミングだが、これは“苦渋の選択”でもあって。
【2018年3月27日12時18分】 小湊鐵道線・月崎－上総大久保
“本命ショット”を撮ったら、すぐにズームリングを回して列車主体の1枚を。
ここは、かなり広範囲に菜の花が咲いていて。いろいろな撮り方が楽しめそうだが...
「乗れば撮れない、撮れば乗れない」という悩みがあって。いま撮ったキハ、第19列車は
上総中野駅で折り返して13時過ぎに戻ってくるわけで。それに月崎駅から乗ることに。
この撮影地、圧倒的に月崎駅の方が近くて。徒歩10分ほどで月崎駅。
【2018年3月27日12時45分】 小湊鐵道線・月崎駅
月崎駅も何度か来ているが、駅前には雑貨屋が1店と数軒の民家がある程度だが、
そんな無人駅にも非常に多くの観光客の姿が。でも、ちょっと待てば、この1枚。
何もない木造駅舎だが、それがこの路線の良さでもあるので。
【2018年3月27日12時45分】 小湊鐵道線・月崎駅
現在は交換設備は撤去されているが、かつての旧下り線ホームと線路は残されており。
（立ち入り禁止になっているが、サクラを撮ろうと侵入する人が多くて...）
駅舎、現在のホームとその旧下りホームがまとめて国の登録有形文化財に。
【2018年3月27日12時46分】 小湊鐵道線・月崎駅
そんな駅舎に入れば、薄暗くて誰もいないが、木製の改札ラッチが残されており、
その向こうにサクラが見えて。
ホームに入って軒先のベンチで、おもむろに「焼きそば」を取り出して。
ここで昼食をとるというのも、何となく贅沢なひとときであった。
【2018年3月27日13時10分】 小湊鐵道線・月崎駅
13:13発の第32列車が先ほどの写真にある短いトンネルを抜けて、月崎駅に
到着するのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
新宿の職場の近くにはサクラは無いし、仕事中に眺める余裕も無いのだが、見ることも
撮ることも無く、異例の早さだった東京のサクラの時期は終わりを迎えており。
【2018年3月27日12時46分】 小湊鉄道線・月崎駅付近
まもなく3月も終わろうとしており。年度替わりの仕事の忙しさのピークもあと少し。
4月、5月も忙しい時期が続くのだが、でも、季候が良くなってきたら...
“趣味活動強化月間”として、夷隅も水臨も、あそこもここも撮りに行きたいと
思っているのだが...
（負け惜しみでは無く、サクラの時期より「田植え前後の水田とキハ」の方が好き）
3月27日、今シーズン最初で最後の“春のキハ”を撮りに小湊鐵道を訪れたのだが...
でも、その前に。
…… ……
今朝、会社に向かう途中でケータイで拙ブログに接続しようとしてみると...
こちら。日中いっぱい、19時頃まで半日近くにわたって
緊急システムメンテナンス実施中
という画面になっていたみたいで。
2月に続いてのサーバー障害の発生で。
ソネブロにも、もうちょっとちゃんとして欲しいと思い続けているのだが、ソネブロで
ブログを始めて、はや6年半が過ぎようとしていて。ソネブロに対して、過度な期待は
禁物だということを何度も学んできたわけで。
でも...う～ん。
拙ブログを楽しみにされていた方がいらしたとしたら、ご迷惑をおかけして
申し訳ありませんでした。
ということで...
【2018年3月27日8時57分】 小湊鉄道線・五井駅
改めまして、3月27日の小湊鐵道撮影記。
2018年3月27日（火）晴れのち曇り
築堤の周囲一面に菜の花が咲き乱れる中をキハが走る...そんなシーンを妄想して訪れた
上総大久保駅、でも、それはあくまで“妄想”だったことに気づいて。
【2018年3月27日10時36分】 小湊鉄道線・上総大久保駅付近
仕方なく...、それは＜徒歩鉄＞の辛さ。
まだ満開という感じでは無かったが、上総大久保駅のサクラに切り替えて。
まずは駅進入のシーンから。国鉄のローカル線を思わせる、鳥居型の駅名標も入って。
このあたり、連写を続けており。
【2018年3月27日10時36分】 小湊鐵道線・上総大久保駅付近
木造の待合室から姿を現した乗客1人。自分なりに「ローカル線の春」を表現できたかと。
わずかな停車時間でキハは発車。その模様を撮ったら、田んぼの畦道をちょっと右へ。
【2018年3月27日10時37分】 小湊鐵道線・上総大久保－月崎
ズームを広角側に回して。自分の真横を走り抜けていくキハ2連。
この日の編成は、五井方から、キハ201 ＋ キハ202、トップナンバーの連番2連だった。
…… ……
上総大久保駅 10:40発のキハが発車した後は、12時過ぎまで列車の設定は無く。
このまま、1時間半、ここで待ったとしても、その間にサクラが満開になる...筈も無く。
車窓から1箇所、ここから徒歩圏で撮影できそうな場所を見つけていたのだった。
月崎方向に伸びる細い道に入って。築堤先の踏切を渡れば、線路と少し離れて
「大久保隧道」に入る。クルマの通行量も少なくなく、いろいろなものが落ちていて
油断ならない路肩を慎重に歩いて...
さらに歩くこと10分ほど、月崎駅に近づいてきた小さなトンネル(?)付近。
ここだけ見事な菜の花畑。
でも...
ということは...
多くのカメラマンが集まると言うこと。
道路のガードレールに寄り沿うように立ってトンネル（月崎駅）側を見ながら撮ると
順光で菜の花を入れられそう。でも、「ここは!!」と思う場所には既に先客が。
残念ながら思いっきり妥協した構図で準備をしていたら...
12時過ぎの列車が来る前に、11時過ぎにカメラを片付け始める人たちが。
＜鉄＞のような感じで無いアマチュアカメラマンといった方たちが中心で。
その中のお一人が自分に尋ねてきたのは、時刻表にある11時台の「里山トロッコ」号が
来ないのが、どうしてなのか...ということ。同列車は不定期設定で、3月中の平日では
主に月・木・金の運転で、今日は運転日になっていない...と説明すると、
残念そうに、周囲の人たちに声をかけて。何人かで“撤収”してしまい。
【2018年3月27日12時18分】 小湊鐵道線・月崎－上総大久保
キハの通過20分ほど前になって「あぁ、あの位置で撮れれば...」と思っていた、
まさにそのポジションが空いたのだった。
向こう側（逆光サイド）にも多くの撮影者が集まっており。列車上部に余裕の無い
フレーミングだが、これは“苦渋の選択”でもあって。
【2018年3月27日12時18分】 小湊鐵道線・月崎－上総大久保
“本命ショット”を撮ったら、すぐにズームリングを回して列車主体の1枚を。
ここは、かなり広範囲に菜の花が咲いていて。いろいろな撮り方が楽しめそうだが...
「乗れば撮れない、撮れば乗れない」という悩みがあって。いま撮ったキハ、第19列車は
上総中野駅で折り返して13時過ぎに戻ってくるわけで。それに月崎駅から乗ることに。
この撮影地、圧倒的に月崎駅の方が近くて。徒歩10分ほどで月崎駅。
【2018年3月27日12時45分】 小湊鐵道線・月崎駅
月崎駅も何度か来ているが、駅前には雑貨屋が1店と数軒の民家がある程度だが、
そんな無人駅にも非常に多くの観光客の姿が。でも、ちょっと待てば、この1枚。
何もない木造駅舎だが、それがこの路線の良さでもあるので。
【2018年3月27日12時45分】 小湊鐵道線・月崎駅
現在は交換設備は撤去されているが、かつての旧下り線ホームと線路は残されており。
（立ち入り禁止になっているが、サクラを撮ろうと侵入する人が多くて...）
駅舎、現在のホームとその旧下りホームがまとめて国の登録有形文化財に。
【2018年3月27日12時46分】 小湊鐵道線・月崎駅
そんな駅舎に入れば、薄暗くて誰もいないが、木製の改札ラッチが残されており、
その向こうにサクラが見えて。
ホームに入って軒先のベンチで、おもむろに「焼きそば」を取り出して。
ここで昼食をとるというのも、何となく贅沢なひとときであった。
【2018年3月27日13時10分】 小湊鐵道線・月崎駅
13:13発の第32列車が先ほどの写真にある短いトンネルを抜けて、月崎駅に
到着するのだった。（つづく）
（※）撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ！」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村
♪ 春色のキハにぃ乗ぉって、海に連れていぃてぇよぉ～・・・
あの名曲の彼氏も、すでに煙草はやめたそうですよ！（笑）
by hanamura (2018-03-31 07:15)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
もちろん、スイートピーは咲いていませんが...
タバコの煙と違って、キハの煙が、自分には堪りません。
by あるまーき (2018-03-31 19:51)