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20180302 阪堺モ161形撮影記(1)ぷろろーぐ [飛行機の話題]

阪堺電車の撮影記なのに、まさか...

記事のトップ写真は、コチラ。いつも気になってはいた。
阪堺電車というのは南海の100%子会社、阪堺線はほぼ南海本線と並走する形で
敷かれており、長らくの間、南海大阪軌道線だった訳で...

阪堺電車を撮っていると、すぐヨコを駆け抜ける南海電車が気になるのは当然のことで。

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【2018年3月2日17時09分】 南海電鉄南海本線・住吉大社駅

今回の撮影、その“〆”のつもりで、すぐヨコを走る南海本線の電車を撮っていた
のだった。まさか、この後、“金太郎塗装”のモ166号車を撮ることになるとは...

この写真、南海線・住吉大社駅の高架ホームの端で“駅撮り”。
改札口でPASMOをタッチして入場して「しまった」のだが...

ICカード乗車券は入場券として流用することはできないのがルール。
そのために、目と鼻の先、粉浜駅まで1駅分、電車で移動して...、上町線の神ノ木電停
まで住宅街を歩けば、すぐの筈。ただ大まかな位置関係は分かっても住宅街の
入り組んだ路地。道に迷った末、もうすっかり暮れた高野線の帝塚山駅へ。

そのヨコを抜けて、迷いに迷った末に姫松電停へ。
だからこそ、モ166号車と、すれ違ったわけで。住吉大社駅から下り電車で関空へ
直行していたら、この貸切運用の存在すら知らずに...。
そう考えたら、ものすごくラッキーな1日だったのかも。

日帰りの撮影記を、ここから、どこまで引っ張れるか...、そこが拙ブログの
力の見せどころ???

さぁ、今日の記事に阪堺電車は出てくるのか...

……  ……

前日、1日は“春の嵐”と伝えられていて。3日以降はしばらく仕事が休めなくて。
3月2日は“唯一のチャンス”でもあった。天気予報は「晴れ」。

路面電車の場合、よほど特別な車両でない限り、当日、その場に行ってみるまで
運用はわからないもの。だから、日帰りでは「撮れないリスク」が伴うことも
分かっていた。本当は大阪で何泊もして、狙うべきなのは分かっていたが...。

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【2016年12月20日10時28分】 阪堺電軌上町線・住吉-住吉鳥居前

なぜか、「撮れないかも」は気にしていなかった。通常運用で稼働するのは3両。
ならば1両くらいは日中の運用にも入っているだろう...と。

阪堺電車は意外と短いサイクルで塗色を変えてくれる。
自分が撮ったことが無いのはモ164号車の「青い雲」、モ166号車の「金太郎塗装」。
阪堺を訪れると、なぜか、濃緑色のモ162号車に巡り会うことが多い<変態鉄>。

「もし、モ162だったら、どこで撮ろうかなぁ...」
などと、ちょっと贅沢な悩み。

2日の夜9時過ぎ。ようやく自室のパソコンの前で、覚悟を決めて。
あの、ヒコーキ会社のサイトでポチッと。ケータイのアラームを3時半にセット。

2018年3月2日(金)晴れ

趣味活動の時だけは、なぜか不思議。どんな短い睡眠時間でもアラームをセットした
5分前に目が覚めるのである。朝4時半少し前、まだ真っ暗の中、カメラバッグを持って。

吉祥寺駅まで歩いたのだった。中央口、昼間は映画館にスーパー、多くの人で賑わう
エリア、中央線のガードの真下にあるのが羽田空港ゆきバス乗り場。
4時半を過ぎると行列が伸び始めるのである。

朝5時、6時台は20分間隔で運転されていても、ほぼ全便が満席になるくらいの
“人気路線”でもある羽田空港-吉祥寺線リムジンバス、5時ちょうどの便は小田急車。

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【2018年3月2日5時38分】 東京都大田区・羽田空港国内線第二ターミナル

いつも通り。まだ空いている首都高を通って、あっという間。5時半過ぎには羽田空港。
まだ減灯されている空港ロビー、この金メダリストの記念撮影ボードの前を通って...

保安検査場も待たずにあっさりと通過。

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【2018年3月2日5時52分】 東京都大田区・羽田空港国内線第二ターミナル

伊丹ゆきのありがたいところは、保安検査場のすぐ目の前の搭乗口から出発すること。
地方路線ばかり乗っていると、「67番搭乗口」など、遠~~くの搭乗口が多いが...。

この日も、63番ゲートから。6:20発のNH985便に乗れば、7時半に伊丹、8時半には
天王寺駅前に発着する「ちん電」を撮れる...というのだから、便利なもの。

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【2018年3月2日6時18分】 NH985便(JA825A)機内

6時を回ったところで搭乗開始。優先搭乗の終わった後も、後方列、前方列に分けて
案内されるというパターンで。おかげで、自分の席の真上の荷物入れは埋まっていて。

う~ん。

そんな時間帯、ようやく夜が明けて。朝の太陽が周囲をオレンジ色に染める
最も美しい時間帯。その様子をコンデジでパチパチ。

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【2018年3月2日6時18分】 NH985便(JA825A)機内

そして、このヒコーキも楽しみにしていたのだった。
この日の機体は、JA825A、いまや、ANAグループの主力機となったBoing 787-8型機。
もちろん、前夜の予約時に座席指定も済ませていたわけだが、その席が「10K」。

そう、“非常口座席”を選んだわけで。離着陸時に着席しているCAのお姉さんと
お見合い状態になる、オッサンたち憧れの座席なのである。
(足下が広いことを好む人が多いが、お姉さんを見ていられるのを喜ぶのが<変態野郎>)

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【2018年3月2日6時18分】 NH985便(JA825A)機内

ほぼ定刻で63番スポットを離れたNH985便、窓ごしに「JA131A」がギラリの一瞬。
ちなみに、この機体は Airbus社製“A320neo”の初号機。2017年9月導入のピカピカの
新機なのである。背中の“ぷくっ”と盛り上がっているところはWi-Fi関係の機器
だっただろうか。(← テキトーな発言。)

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【2018年3月2日6時50分】 NH985便(JA825A)機内

離陸してまもなく。ベルト着用ライトが消灯するくらいのタイミングで右側の窓に
見えてくるのが富士山。「皆さま、ただいま富士山がご覧いただけます」の放送が
入るのは新幹線もヒコーキも同じである。

それにしても、富士山、間近で見ると意外とデコボコがあるようで。
地上から眺めるとキレイな円錐形に見えるのだが、そんなところも気がつくもので。

ドリンクサービスでも「お替わり、お持ちしますか!?」と訊かれるのも、この席の
“役得”かも知れない。遠慮せず、2杯目のコーヒーをお願いして。

……  ……

生駒山地を真下に見て、大阪市内中心部を横断するように飛ぶのが伊丹便の特徴。
この日は雲が多く見えづらかったが、晴れれば大阪城も森ノ宮電車区も、大阪駅の
巨大なビルもミニチュアのように。

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【2018年3月2日7時27分】 NH985便(JA825A)機内

そして、新大阪駅の真上を、かなりの低空で通過すると、阪急電車が見えてきて。
(こういうカットでは“阪急マルーン”という色は悩ましい存在で...)

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【2018年3月2日7時28分】 NH985便(JA825A)機内

なぜか、いつ来ても“エコボン”は伊丹にいるのである。
他の空港で見た記憶がないのだが...
(よく探すと緑色のANA機の姿、それが“エコボン”。ボンバルディアDHC8-Q-400型機)

これほど、カメラを向けていたからだろうか、
降り際、CAさんに「良い写真、撮れました!?」、ちょっと恥ずかしかった<変態鉄>。

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【2018年3月2日7時38分】 大阪府豊中市蛍池西町付近

預入れ手荷物がないのがこの日の<変態鉄>、混み合うターミナルビル内を一気に
駆け抜けて、バス乗り場へ。

ぬぁんと、7:45発の、あべの橋(天王寺駅前)ゆきのバスに間に合ったのである。
さぁ、ここから「ちん電」へ。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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