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青い空なのに...、白い雲との闘い(14)ひどけい [町歩き(鉄分薄め)]

今日の話題に入る前に。

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【2018年1月01日10時40分】 いすみ鉄道・上総中野駅

このキハの撮影記もアップしたいと思っているのですが...

いつの間にか、井の頭線電車に掲出されていた「迎春」マークもはずされて。
2018年になって、すでに10日が過ぎて。といっても、拙ブログ。いまだ12月の撮影記。
17日の「ことでんレトロ」からスタートし、阪堺電気軌道「ちん電」、そして
最終日、19日は<鉄>を少し離れて、<変態鉄>の生まれた街である兵庫県明石市へ。

ここからの記事はしばらくの間、<鉄>分が希薄になります。
予め、ご了承下さい。

……  ……

2017年12月19日(火)曇のち晴れ

山陽明石駅から歩いてやって来たのは、明石市立天文科学館。
入館料は700円。簡単なパンフレットを渡されて。“Merry Christmas”と描かれた
ポストカードが添えられた、そんな時期の訪問だったのである。
ちなみに、その絵はがき、図柄は「ダイヤモンドリング」の写真だった。

この天文科学館の最大の見どころは「プラネタリウム」らしい。
次の投影は13時からとのこと。事前に何も調べてこなかったので、2時間近く
空いてしまい。迷ったが、プラネタリウムは次回の訪問時に譲ることにして、
まずは13・14階の展望台までエレベータで。

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【2017年12月19日11時19分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

エレベータを降りると正面には大きな窓。この写真に写る右側のタテ桟のところ、
赤いステッカーで「日本標準時子午線」と書かれている。
この天文台の最大の特徴は、ちょうど館内を東経135度の線が横切るように
建てられていること。

ちなみに、外に見えているのは明石市中心部。高層マンションが増えて駅からは
見づらくなったが、それでも駅から海までは歩いて行ける距離にあることが
この写真でもよく分かる。海の向こうにボンヤリと見えているのは淡路島。

と、やはり<鉄>としては...

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【2017年12月19日11時20分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

明石市街が見渡せると言うことは、すぐ南側を走るJR神戸線と山陽電車!!
高架区間を走る電車たちが、まるで模型のように。

やって来たのは普通電車の321系だろうか。
線路の南側には高層のマンション、北側が住宅地になっているのがハッキリと
わかる1枚。

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【2017年12月19日11時20分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

ほぼ真南の方角を見ると、そこにあるのは山陽電車の人丸前駅。
高架区間にある無人駅なのだが、「近畿の駅100選」にも選ばれたこの駅は、
ホーム上を日本標準時子午線が横切っているのが特徴。

ということで、この後、訪れるのだが...。

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【2017年12月19日11時28分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

光線状態の関係もあって写り込みが激しいのが残念なところだが、東側は舞子公園
付近まで一望することができて。奥に大きく見えているのは明石海峡大橋。
そして、淡路島。時間帯、天気...、さまざまな条件が合わないと撮れないそうだが、
その明石海峡大橋の後ろに関西国際空港を見ることもできるのだとか。

明石市内の高架区間へと差し掛かるのはJRの221系。快速電車だろうか。
<変態鉄>が生まれて初めて“新快速電車”に乗ったときは、この電車だった。
JR発足直後に新製された電車もすでに製造30年が近づき、リニューアル工事が進行。
最近は新快速の運用からは離れており、なかなか乗車する機会も無いのだが...

JR世代の車両では珍しく、<変態鉄>の好きな車両の1つ。

プラネタリウムの投影時刻までに余裕があるからだろうか、館内の見学客はわずか。
ゆっくりと展望台を一巡することができた。

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【2017年12月19日11時20分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

そんな展望台にもプラネタリウムの注意事項が。
「小さな子どもが...」と「大きな声で...」は分かるが、その前に、
いの一番に「いびきが大きいとき」が挙がっているというのは...

よほどスゴい人が居たのだろうか。ちょっと気になった<変態鉄>だったのである。

……  ……

2つの展望台を巡って、そこからはエレベータで一気に下って。
3階、4階部分が展示室。

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【2017年12月19日11時37分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

「時の街」であって、“時を計る”、時計に関する展示が目立っていた。
もちろん古代から、世界各地で天体観測が行われた、その“目的”の1つが時刻を
知ることだった訳で。

4階部分の屋外展示は「日時計」がテーマのようで。
上の写真、<変態鉄>の頭部とEOSくんの影が写っているが...

もちろん、この「人間日時計」の指定の位置に立ってみたら...

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【2017年12月19日11時38分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

確かに11と12の間、しかも12にちょっと近い方を指しており。
かなり正確なのである。まぁ、当たり前と言えば当たり前なのだが...

そういえば、小学校の頃、校舎の屋上で「日時計づくり」をやったような...
もう30年以上前、昭和だった頃の記憶である。

もう1つの屋外展示が...

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【2017年12月19日11時40分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

「惑星の大きさ比べ」である。でも...

慌て者の<変態鉄>、この展示に一瞬、憤ってしまったのである。
そう、太陽系の惑星で人気が高い(?)のは、何と言っても土星では無いか!?
と、そう思っている<変態鉄>。太陽系の惑星の中には、ざっくり分けて、
固体成分でできているものと気体成分でできているグループがあって、
後者のグループは、とにかく大きいのが特徴。土星とか木星とかが該当するのだが...

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【2017年12月19日11時41分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

「なるほど!!」
土星や木星は、あまりにも大きすぎて球をつくる予算が足りず...いや、そうでは無い。
地面へのペイントで表現しているのだった。

ちなみに、<変態鉄>が小学生の頃は太陽系の惑星は

  水 金 地 火 木 土 天 海 冥

と教わった世代。冥王星の軌道がちょっとズレていて、海王星と冥王星の太陽との
距離が逆転しているのが話題になったりしたのだが...

その冥王星は既に「太陽系の惑星」から事実上、クビになっており。
“数ある小惑星の1つ”に格下げされている。こういうところに世代の違いを
感じてしまう。「アタマで分かっていても違和感がある」というのが増えて。

さてさて。

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【2017年12月19日12時05分】 兵庫県明石市人丸町・市立天文科学館

屋内展示もちゃんと見学したのだった。
ただ、<鉄>ブログなので、そのあたりはあっさりと。
そのあたりは、次記事で。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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hanamura

天文学への興味は、今月末の皆既日食と、岩手県の国立天文台水沢キャンパスが、とても気になっています。静岡の新居がトレイン・ビューで、活動が不活発な自分(ズブン)です。
by hanamura (2018-01-10 19:15) 

あるまーき

hanamuraさん

コメントありがとうございます。
天文科学館にも今月末の皆既月食について紹介されていました。
日本中の広い範囲で見られるとのことなので、ちょっと期待して
います。でも、月ってただでさえ撮影が難しいので...。

トレインビューとは!?
東海道本線でしょうか? 気になるところです。
自宅から列車が撮れる...というのは憧れでもあります。
by あるまーき (2018-01-10 21:01) 

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