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青い空なのに...、白い雲との闘い(2)ことでんレトロ(前編) [ことでん旧型たち [高松琴平電鉄]]

今日の話題に入る前に。
気づかないうちに疲れていたのか、あるいは...

昨日の記事で東京に戻ってきたことまではご報告したのですが、そのブログ記事。
読み直してみたら、いわゆる「寝落ち」になっていて(笑)。
写真の編集は済んでいたものの、貼り付ける前に[保存]のボタンを押して
それで寝てしまったようで。

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【2017年12月19日8時03分】 阪堺電軌上町線・松虫電停

25日の朝、会社に向かう電車の中で、拙ブログをチェックしていて発見。
でも、残念ながらガラケーでの編集は今秋からできない仕様に変更されてしまって。
25日の帰宅後、最低限の修正をして再アップしています(→ こちら)。

さて、もうひとつ。
(いつも以上に無意味な文章が続きます。読み飛ばして下さい)
……  ……

<変態鉄>も<鉄>としてではなく...、しばらく富山に行っていましたが、
その祖母、25日の早朝に亡くなったとの連絡を今朝、受けました。
だから、再び富山に向かうべく、会社では、その分の仕事の引き継ぎなどを行ない。
すでに羽田-富山の往復のヒコーキも確保。
(小型のB737型なのに、冬休みシーズンでも空席が「○(30以上)」のままって、株主としては...)

幸いなことに(?)、自分は親族とか近しい関係にある人とか、そういった身の回りの
人が亡くなる...というのは、あまり経験してきていなくて。
たぶん、小学6年生の、卒業間近の1月に祖父を亡くして以来だったような...。

寿命がのびたとはいえ、自分も間もなく40歳になる訳で。
人生の“前半戦”は、とうの昔に過ぎており、もしかしたら“後半戦”に入って...
病室で見舞いながら...というか、様子を見ながら、その時間中もいろいろと
考えてしまった訳で。残念ながら、これから先はこういう場面も少なからず...
実際、自分の実の親もすでに70台の後半に差し掛かり。
(当時としては、かなりの晩婚で歳がいってからの子が<変態鉄>だったのです)

きっと、母の時は泣いて取り乱してしまうのだろうか、そんな気がしたり...。
(※ マザコンではありません。念のため。)

まぁ、自分は富山で住んだことがない側なので、その病室で数十年ぶりに再会した
親戚も少なからず。自然、幼稚園の頃の自分が遊んでもらったときの話題とか...
(その祖母の)孫も、自分を含め30台から40台、その中で独身は少数派になりつつ
あって、そのあたりがどういう予定なのか、とか、誰にも知らせず“極秘婚”
していた人がいたとか...、ノー天気な会話で盛り上がっていた時もあったり。

日々の生活に追われ、いつの間にか時間が過ぎていくばかり。
そんな中、改めて、(ここに書けないことも含めて)いろいろなことを考える時間にも
なった次第。ちなみに、<変態鉄>、旅行先でのブログ更新(と仕事)用に
“モバイルルーター”なるものを持っているものの、富山の実家付近は、なぜか
電波状態が極めて劣悪なようで(← 合併前からの富山市内のはずだけど...)。
ブログの閲覧も更新も思うように進まず。

だからこそ、“考える時間”ができたのか!?

などと、そんなことも思いつつ。
<変態鉄>のアホさ加減を一通りまとめたところで...

……  ……

さて、ここから。

17日は年内最後の「ことでんレトロ特別運行」、そして、18日からは大阪入りして
こちらは“定期運用としては現役最古の電車”モ161形の走る阪堺電気軌道。
何だか、“毎年恒例”になりつつある2つの“旧型電車”をとるために髙松へ。

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【2017年12月17日7時28分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル

羽田を8時前に出発するNH531便はわずかな遅れで髙松空港へ。
大急ぎで、ことでんリムジンバスに乗って、最初のバス停「空港通り一宮」で
降りたのは9時半頃。

2017年12月17日(日)晴れ

一刻も早く仏生山車両所に向かいたかった。
そう、「ことでんレトロ」も髙松築港駅構内の線路配置の都合上、仏生山から
10:20頃に回送で髙松築港駅に送り込まれ、慌ただしく折り返すダイヤになっている。
急げば、その出庫・回送シーンを撮れる訳で。

でも、それ以上に急いでいたのは...

バスを降りるやいなや、目の前のコンビニのトイレに駆け込むしか無かった。

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【2017年12月17日9時50分】 高松琴平電鉄琴平線・空港通り駅(後追い)

そんな関係で、最寄りの空港通り駅から電車に。
少し待って、9:54発の髙松築港ゆき。

讃岐らしい急勾配の、まさにお椀型の山をバックに一宮駅に向かっていく琴平ゆきは
1080形、向こうにチラッと上り電車の顔が見えている。その停まっているのが
1つ先の一宮駅である。その電車に乗ったのである。

隣の仏生山駅で下車。

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【2017年12月17日9時58分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

レトロ電車の回送まで20分ほどだろうか。
車両所の駅側、一番手前までのびている線路には、いつも旧型車が1両留置され。

この朝は3000形300号車である。
最高の場所に居てくれるのだが、晴れると光線状態が良くないのが玉に瑕。

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【2017年12月17日9時59分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所付近

仏生山車両所のヨコを通る通路、車両所との境界が曖昧なのも良いところ。
この日はレトロ電車4両のうち、下半が茶色、上半:クリームの旧型車両の標準色を
まとった2両がコンビで走ることになっており。

10時、すでに髙松築港への送り込み回送に備えて3番ホームに停車中。

このカット、数年前までの自分なら「架線柱が邪魔!!」となったのだろうけれど
いまでは1200形の顔が隠れてしまったことよりも木製架線柱が撮れたことの方が
嬉しくて。ちなみに仏生山構内でも真新しいコンクリート柱に交換されている箇所も
見られ、ことでんでも木製架線柱はレアな存在になりつつあるようで。

さてさて、撮影地に急がないと。

まず向かったのは...

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【2016年12月18日14時53分】 高松琴平電鉄・仏生山駅付近(許可を得た地点にて)

琴平線は一宮駅までの区間で複線用地が確保されている。
(実際に複線なのは栗林公園駅まで)
線路の東側に1線分の空き地があるので、朝の時間帯でも電車に建物の影が落ちず
スッキリ撮れると思っていたが...

伸びた木の枝などがちょっと邪魔な感じで。

もう時間が無い。<徒歩鉄>にはすでに選択の余地は残されていなかった。
隣の仏生山街道踏切へ。

何度も撮ったことのある地点だが、それは仕方ない。

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【2017年12月17日10時12分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山-太田(後追い)

ロケーションは二の次。線路の背後に建て込んだ住宅、ちょっとゴチャゴチャ感が
ある構図だが、それはもう仕方ない。
この時間帯は後追いが順光。ヘッドライトは消えているはずだが、レトロ電車の
編成写真としてはきちんと記録できそう。

踏切に着くやいなや、やって来たのは「ことちゃんひやく号」。

ということは「ひやく号」と「レトロ」は片原町駅付近ですれ違うダイヤか!?

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【2017年12月17日10時15分】 高松琴平電鉄琴平線・太田-仏生山

「ひやく号」が隣の太田駅で交換するのが、琴平ゆき。こちらは広告ラッピング車。

はて...、ここで<変態鉄>は気づいたのである。
この構図で5分ほど後の、「レトロ」を撮った場合、撃沈は必至なのである。

そう、この日の編成、琴平側の120号車、そのパンタグラフは琴平方にある。
ということは...

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【2017年12月17日10時20分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山-太田(後追い)

大急ぎでタテ位置に変更。ピント合わせが済んだところで。
踏切機が鳴り出すのと、ほぼ同時に「グぅ~~~ン」という吊り掛け駆動特有の
重い感じのサウンドが聞こえ始めて。

後追いなのでヘッドライトは消えているものの、“サクラダさ~ん!!”と呼んで
みたくなるような順光の中での通過である。タテ位置の分、青空も写り込んでくれて。
思わず、ガッツポーズが出る1枚だった。

……  ……

全力で歩いて(笑)、脇目も振らずに仏生山駅に戻れば、9:32発の滝宮ゆきで
次なる撮影地に迎えそう。

でも、その次の10:47発の琴電琴平ゆきを待とうと思ったのは...

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【2017年12月17日10時20分】 高松琴平電鉄・仏生山車両所付近

こちら。“仏生山のヌシ”と呼ぶのに相応しい電動貨車「デカ形」デカ1号車。
志度線の今橋工場で、国鉄から譲受した無蓋貨車に手持ち部品を合わせることで
組み立てられた1形式1両の珍車...、いや、個性派である。

パンタ下げ状態は残念だが、でも、いつも通りの場所でお休み中。
その形式写真をちゃんと撮っておかないと...。

それにしても、悩まされたのはこの日の空模様。
こういうドン曇りと青空が数十秒間隔で繰り返されるような...

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【2017年12月17日10時36分】 髙松琴平電鉄・仏生山車両所付近

そのタイミングが合えば、同じ写真でもこう写るのだが...

この日の撮影は、この曇りと晴れのめまぐるしく変わる...
この天候に大いに悩まされながらの撮影となったのである。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 6

あおたけ

御祖母様のご逝去を悼み、
謹んでお悔やみ申しあげます。
東京と富山の往復は大変かと思われますが、
どうぞあるまーきさん自身も体調を崩されぬように。
by あおたけ (2017-12-26 07:28) 

あるまーき

あおたけさん

ご丁寧にありがとうございます。
また、あたたかいお心遣いにも深く感謝しております。



by あるまーき (2017-12-26 07:50) 

やまびこ3

おばあ様のご逝去、謹んでお悔やみ申し上げます。
富山への愛着が生まれたのも、おばあさま方のおかげかもしれませんね。
年末年始、お気をつけてお過ごしください。
by やまびこ3 (2017-12-26 08:06) 

Cedar

このたびはご愁傷様です。
慌しい日々が続区と思いますが、体調にお気をつけていただきますよう。
by Cedar (2017-12-26 10:24) 

UZ

御祖母様のご逝去に際して謹んでお悔やみ申し上げます。
お疲れ出ませんよう御自愛下さい。
by UZ (2017-12-26 22:56) 

あるまーき

皆さま、コメントありがとうございました。

☆ やまびこ3さん
仰るとおり、まだ小さかった頃、「国鉄の特別急行『白山』」で訪れた頃からの思い出が詰まっております。
年明けに再び富山を訪れる予定にしております。

☆ Cedarさん
まだまだ若い(つもり)で頑張っております。疲れを感じるヒマもない位の慌ただしい日々も一段落して、自宅に戻っております。
年末年始は(仕事はありますが)ゆっくりさせてもらおうと思っています。

☆ UZさん
あたたかいお心遣いありがとうございました。

返信が遅れまして申し訳ありませんでした。
寒い日々が続きます。皆さまにおかれましても、体調など崩されないよう、楽しい年末年始をお過ごし下さい。
本当にありがとうございました。
by あるまーき (2017-12-29 10:53) 

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