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201607-08 暑くて熱い富山へ(2)さぁ、富山!! [富山で撮った]

起きることさえできれば、<変態鉄>はまもなく動き出す。
今朝は羽田ではなく東京駅に向かうのである。

2015年10月12日以来、約10ヶ月ぶりの東海道新幹線。大阪方面には
よく出撃しているのに...である。<鉄>としてどうなの? と言う声は気にせず、
3往復、全部「撮る!!」にかけたとしてチャンスは6回あるはずだが。はたして...。

さて、ということで、引き続きこちらは7月30日の富山での撮影記。

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【2016年7月30日10時53分】 富山地鉄・電鉄富山駅

今回、最も撮りたかったのは夏期間の土休日ダイヤに限り午前中に走る、
特急“TY3”列車。その前面には「特急 立山号」のヘッドマークが付く。
どうせ撮るならマーク付きの姿がよくわかるように、順光下で正面から...。
……  ……

2016年7月30日(土)晴れ

羽田から富山に向かうヒコーキは富山湾上空で大きく旋回し、能登半島の付け根
あたりまでいって、ふたたび富山市上空に戻ってくる。ちょうど岩瀬浜の付近から
神通川に沿って、富山市街地の上空を通過し、富山きときと空港に到着する。

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【2016年7月30日9時36分】 NH313便(JA63AN機内)

ところどころに雲があったのだが、その岩瀬浜付近から地上の様子をしっかりと
見ることができた。岩瀬浜の海岸近くにあるのは競輪場。JR富山港線時代は
ここに臨時駅があったが、LRT化されて富山ライトレールになるときから、
毎日電車が停車する駅となった。写真では競輪場の手前側、下の方にポートラムの
線路とホーム上屋が写っている。

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【2016年7月30日9時37分】 NH313便(JA63AN機内)

その30秒後、どのあたりだろうか??
水田と住宅街の合間を小さな電車が走っているのが確認できる。

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【2016年7月30日9時38分】 NH313便(JA63AN機内)

その1分後、岩瀬浜からは1分半で富山駅上空へ。新幹線の発着する高架駅に
なってしまったというのが、未だ、何だか気持ちの中で受け入れられていない
そんな<変態鉄>なのである。

ちなみに、左上の隅に写っているのが、<変態鉄>がいつも泊まるホテル。

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【2016年7月30日9時38分】 NH313便(JA63AN機内)

その直後、神通町交差点付近から見た状態だろうか?
中央に見える丸い屋根は、新しいバス乗り場、ちょうど富山駅電停に入る
市内電車が見える。このフォルムはデ7000形である。

その後ろ、丸い屋根と新幹線の高架ホームの間に挟まれるように建っている
高いビルが電鉄富山駅、商業施設エスタと地鉄ホテルが入ったビル。
後ろの方には清涼飲料水の赤い電照広告が見える。このあたりは昔から変わらない。
その付近、ちょっと緑色に...草が生えているのが見えるが、これが地鉄電車の線路。
稲荷町までの1区間だけは複線なのである。いたち川の付近まで見渡せる。

と、駅の上空を過ぎればもうすぐである。<変態鉄>の父方の実家のほぼ真上を
飛んで、高速道路を跨げば、直後、お尻に“ドンッ!!”という衝撃が。
富山きときと空港には定刻より5分ほど早く、9:45到着だった。

……  ……

10時の直行バスで富山駅前へは20分頃。いったん、地下道を通って駅北へ。
そう、ホテルに荷物を預けて再出発なのだ。

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【2016年7月30日10時44分】 富山ライトレール線・富山駅北-インテック前

先ほどは上空から眺めたが、駅北のポートラムが走る軌道敷のすぐ横に聳える
14階建ての大きなビルが<変態鉄>の定宿。とくに変わったことはないフツーの
ホテルだが、部屋が広くてキレイなので、富山で撮影のときはココと決めている。
“飛越ゴハチ”のとき以来の定宿なのである。

エントランスの自動ドアを入れば、正面右手にフロント。
近づいていくと、自分がコトバを発する前に「※※※様!!」、なぜか名前で。
ホテルの方に顔を覚えられてしまっているくらいの...う~ん。

地鉄電車のことが気になってはいたが、荷物を預けてチェックインも済ませて、
再び外に出れば、富山駅北に向けて目の前を横切ったポートラムにラッピング...

急遽変更、北陸電力本店側へと横断歩道を渡って、折り返してくるところを
迎え撃つことにした。

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【2016年7月30日10時44分】 富山ライトレール線・富山駅北-インテック前

TLR0601、トップナンバー車に「おかげさまで開業10周年」の文字。
JR富山港線がLRT化される...と初めて聞いたときは「まさかぁ...」と笑ったが
現実になって、しかもJR線時代に比べて駅の増設、大幅増便などで地元の方の
足としてもすっかり定着した感があり、これに続け、ということで岡山県の
吉備線でも同様の計画が動き出しているとか...。

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【2016年7月30日10時44分】 富山ライトレール線・富山駅北-インテック前

北日本放送会館前の交差点を右折して、最初の停留所・インテック前に
到着する姿を撮影した。

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【2016年7月30日10時44分】 富山ライトレール線・富山駅北-インテック前(後追い)

それにしても、10年とはあっという間である。あと3年ほどすれば、とうとう
地鉄市内軌道線と線路が繋がることになるのだから...

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さて、再び地下通路を抜けると電鉄富山駅である。
まずは、乗車券センターで「全線2日フリー乗車券」を購入。
立山線の運行状況についても確認した。電車は、立山駅の1つ手前の本宮駅まで
運転しており、発着時刻には変更がないとのこと。立山線の特急電車も時刻表通りに
出発している...とのことで、とりあえずひと安心だった。

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【2016年7月30日10時53分】 富山地鉄・電鉄富山駅

おっと、いきなりのこのシーン。
ホームに入れば、地鉄生え抜き最古参のモハ14722編成と、東急からやってきた
地鉄では最新の17480形が並んでいた。パワーがあって立山線や黒部市内の山間部で
運転士さんには好評らしいが、自分としては4扉ロングシート車は...

やはり、白地に赤のラインと窓部の灰色、“だいこん色”のこの電車の方が
地鉄電車なのである。

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【2016年7月30日10時56分】 富山地鉄・電鉄富山駅

14722編成を追跡してみたかったが、でも、この日は...
向かいのホームに停車中の14760形、立山線の岩峅寺ゆきに乗り込むのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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