SSブログ

路面電車のダイヤモンドクロスを見る旅(30)サプライズ特急 [鉄分の濃い旅行記録]

春休みシーズンも終わって、仕事も通常の勤務シフトに戻っている。
また、ドタバタと忙しい日々。でも、「あそこへ行きたい!! ここへ行きたい!!」
そう思うような路線がたくさんあって...。

なかなか仕事に集中できないのだが、でも、何とか頑張らないと...。
とはいえ、ブログの方はまだまだ3月アタマの四国撮影記が続いている。

01_DPP_2639.JPG
【2015年10月27日7時20分】 予讃線・高松駅

意外な形で初乗車となった新型8600系特急電車の話題。
……  ……

2016年3月4日(金)曇り一時晴れ

98_DPP_3732.JPG
【2016年3月4日11時03分】 予讃線・丸亀駅

丸亀駅で見かけた回送電車、これは宇多津-高松間を単独運転の「いしづち12号」の
送り込みと見て間違いなさそうだった。

<鉄>でありながら、新型車両にはめっぽう弱い<変態鉄>。
8600系は8000系とは20年くらいの“歳の差”があるので、機器の違いなどで
併結運転には対応していないのか、そのあたりは分からないが、ダイヤ改正に先立って
新型8600系の運用を開始したために、併結を見合わせていたと思われる。
(以前から、多客期には「いしづち」を分割運転するのが慣例化していたが...)

さて、宇多津駅。本当はこの駅で2方向の列車に分割、前2両が高松ゆき、
後ろ5両が岡山ゆきになるのだが、この日は向かい側のホームに2両編成の、
そう、予想通り8600系が待っていてくれた。

  第9012M列車  いしづち14号  宇多津 1132 → 高松 1154

ただ、わずか2両、前側の車両は半室座席指定車。そう、自由席争奪戦!!!
ドアが開くなり、一斉に駆け出したのである。

01_IMG_5676.JPG
【2016年3月4日11時53分】 予讃線・第9012M列車(8603車内)

その、前側8603号車の窓側に空席を確保。奇数号車と偶数号車で内装やシートは
色を変えているらしいが、自分が乗車した車両は萌黄色のシートだった。

02_IMG_5668.JPG
【2016年3月4日11時32分】 予讃線・第9012M列車(8603車内)

半室座席指定車というのは四国ではごく一般的な存在。
これまでの多くの車両は、シートの枕カバーを青色にして「指定席」の刺繍を入れ、
天井から「指定席」のボードを吊して区別していたが、それもLED表示化された。

03_IMG_5669.JPG
【2016年3月4日11時45分】 予讃線・第9012M列車(8603車内)

座席などは700系新幹線にちょっとだけ似ているような。
最近の特急型電車としては至って標準的なスタイル。

04_IMG_5675.JPG
【2016年3月4日11時51分】 予讃線・第9012M列車(8603車内)

デッキ仕切り扉、鴨居部分のLED表示器もフルカラー化されているのは最近の流れか。
ほぼ満席の状態での運転、四国名物(?)、車内での特急券回収が終われば、すぐに
終点・高松駅が近づいてきた。

新型特急に乗車して、<車内放送マニア>として気になるのはチャイムだが、
やはり、「JR四国チャイム」が演奏されていた。

DPP_3422.JPG
【2016年3月4日11時45分】 予讃線・高松駅

高松駅に到着、降車が済んでホームが落ち着いたところで...

05_IMG_5678.JPG
【2016年3月4日11時54分】 予讃線・高松駅

側面のロゴ、“Setouchi Stream Express”、その2つの“S”をあしらったマーク。

06_IMG_5677.JPG
【2016年3月4日11時54分】 予讃線・高松駅

ドア横などには充当される「いしづち」「しおかぜ」のマークが描かれていた。
でも、意外だったのはドアの右側にかすかに写っている押しボタン。
そう、扉半自動開閉用の「開」「閉」ボタン。

そう言えば、最近、乗車したときに確認してみたら、285系「サンライズ」号にも
ちゃんと半自動ボタンが付いていた。特急型としては、かつて、JR東海の373系が
夜行快速「ムーンライトながら」号に使われていた頃、3時半から4時過ぎまで
長時間停車となる浜松駅で通年で半自動扱いをしていたのは知っているが...

全国的に特急列車でも扉半自動扱いを始める予定があるのだろうか!?

そんな細かなことばかり気になってしまう<変態鉄>なのだった。

さて、わずかな区間ではあったが新型特急も体験したところで、時刻は正午。

……  ……

「ダメ元」で訪れた駅近くのうどん屋さん。前々日の夕方にキハを撮った...
と言ってもブログでは半月前になるのだが(→ こちら)、
その高徳線ホームをのぞむポイントの真後ろ付近に、小さなセルフ式のお店。

昼時だけに席がないと思っていたら、ちょうど数名のグループ客が食事を済ませて
出てきたところ。迷わず「ぞぞー」である。

07_DPP_3734.JPG
【2016年3月4日12時17分】 高松琴平電鉄琴平線・高松築港駅

腹ごしらえができたところで、いよいよ、ことでんである。
間もなく1年になるが、昨年5月の大型連休、
有効期限の迫ったヒコーキ会社の株優の“消化”という、どーしよーもない
理由で訪問して以来、すっかり魅せられてしまい、ことでんに嵌っている。

そんな<変態鉄>が高松築港駅から電車に乗って向かう先はただ1つ。

08_DPP_3735.JPG
【2016年3月4日12時38分】 高松琴平電鉄琴平線・仏生山駅付近

そう、仏生山である。この日は、楕円窓も誇らしげに、3000型300号車が
<変態鉄>を出迎えてくれたのだった。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村

nice!(30)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 30

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0