臨鉄キハ撮影会20150118(11=最終回)空港を離れたくなかったのは... [飛行機の話題]
何事にもそうなのだが、時刻ギリギリというのは落ち着かないのが自分の性格。
誰かと待ち合わせをするときも20~30分くらい早く着いて待っていないと落ち着かない。
列車もヒコーキもそう。「自由席でもないんだし、時間までに行けば良いのに」と
周囲は言うのだが、それでは落ち着かないのである。
【2015年1月18日12時47分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
1本早い空港バスに乗って、1時間以上前に空港に着いて、まだ、閑散としている
保安検査場を通過して、搭乗待合室でずーーっと待っているのが、
自分のヒコーキの乗り方。
普段は搭乗口から一番離れたベンチに陣取って、パソコンを開いて、
拙ブログの<速報版>の準備をしているのだが、この日だけは少し違っていた。
…… ……
2015年1月18日(日)晴れのち曇り
「ヘッドマーク撮影会」を選択した<変態鉄>。撮れたのは良かったが、困ったのは帰りの足。
三菱自工前駅は自動車メーカーや製鉄所など、工業地帯の真っ直中にある
片面ホームだけの無人駅。
最近では、日中の列車も自工前まで客扱いする便が増えるには増えたのだが、
そうはいっても、昼間の列車は大半が1つ手前の水島駅止まりで、自工前駅の先にある
倉敷タまでの区間は回送となる列車が多い。
【2015年1月18日12時47分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
自工前駅から水島駅までは歩いて15分ほど。撮影会場の倉敷貨物ターミナルからは
水島駅までは徒歩30分ほどと言ったところか。
13:00に撮影会終了 → 水島駅 13:31発の倉敷市ゆき...と思っていた。
水島駅前には常に客待ちのタクシーがいるので、電話で呼ぶこともできたのだが、
充実の撮影会が終わって“抜け殻状態”、フラフラと歩いて人影のない自工前駅付近まで
来たところで、水島駅 13:31発に乗るのは「もう、絶対にムリ!!」
【2015年1月18日13時47分】 水島臨海鉄道・三菱自工前駅
歩く元気もなくなって、自工前駅のベンチで14時過ぎの列車まで1時間弱の間、
1月の冷たい風に吹かれながら、“抜け殻状態”を継続していたのだった。
(後続の水島始発がもう1本あることに気づいていなかったという凡ミスも)
【2015年1月18日14時06分】 水島臨海鉄道・三菱自工前駅
待ちに待って“ひまわり”色のMRT300、その暖房の効いた車内に入るとホッとした。
倉敷駅南口に隣接した倉敷市駅に到着、10分ほどの接続で駅北口から空港バス。
ちょっと急いでの乗り換えとなったが余裕をもって間に合った。
【2015年1月18日15時29分】 岡山市北区・岡山空港
岡山駅-空港も倉敷駅-空港も、どちらもバスで所要35分という不思議。
一般道経由の岡山駅発に対して、倉敷から岡山までわずかな距離でも
高速道路を経由するからだろうか。発車してインターチェンジ付近までは
何となく覚えていたのだが、次に気がついたときは岡山空港のすぐ近くだった。
空港内のレストランで軽く昼食を済ませたら、まずは、展望デッキへ。
無料化されているのが何ともありがたい。子ども連れが目立つ中で、
フェンスの所々に設けられたレンズ抜き穴にEOSくんのズームレンズを挿し込んで...
【2015年1月18日16時01分】 岡山市北区・岡山空港
自分の乗るヒコーキは、17:10発のNH658便。
でも、その30分前には鶴のマークの羽田ゆきがある。こちらは、小型のB737型機だった。
【2015年1月18日16時05分】 岡山市北区・岡山空港
そして待つこと数分。向かって左の方、北東の方向から自分が乗ることになる
青いB787型機が着陸してきた。独特の切り込み模様(?)が良い感じのロールスロイス製
エンジンがカパッと開いて、滑走路上でブレーキがかかっているところ。
カメラを振って流したつもりだったのだが、オート撮影だったので、シャッター速度が
それほど落ちずに、何だか平凡な写真になってしまった。
機体の番号は「JA816A」である。そう言えば、最近、鮫柄の1番機を見かけないけれど...
【2015年1月18日16時07分】 岡山市北区・岡山空港
滑走路の端まで行ってUターン。自分のいる旅客ターミナルビルの方に戻ってくる。
特徴だった「787」のロゴも最近では省略された機体も出てきていると言うことで、
こういうシーンも間もなく貴重な1枚となるのだろうか。
【2015年1月18日16時07分】 岡山市北区・岡山空港
向きを変えて、自分の方に向かってくる。
真っ正面になった瞬間。ヒコーキは全くのシロートである自分でも、B787は
コックピット窓が丸みのある4枚窓なので、絶対に間違えないのである。
【2015年1月18日16時08分】 岡山市北区・岡山空港
空港で働く人たちも、駅とはまたひと味違った魅力的な被写体。
でも、なかなかうまいカットが撮れない。あの杓文字をみたいなのを振って
機体を誘導するシーンが撮りたいのだが...、もうちょっと研究しないと。
…… ……
大急ぎで搭乗待合室へ。この日ばかりは、設置されているテレビに注目だった。
だいたいどこの空港でも待合室にはテレビが置かれている。地元の放送局の番組を
放映しているものと渋谷にある某公共放送のもの。もちろん、後者を探したのだった。
そう、中日8日目の大相撲中継。ちょうど幕内前半の取組が進んでいたところ。
早速それに見入ったのだった。
17時頃、ちょうど搭乗案内が始まる頃に幕内前半が終わって勝負審判の交替。
土俵に箒が入って...いつもと同じだったのだが、後半戦の審判、確か、審判長は
二所ノ関親方(もと大関・若嶋津)。客席側を向いて立ったまま、いつまでも
座らないのだった。
「何なんだ!?」
搭乗時刻が迫る中、TVに釘付けになった<変態鉄>。
実は、この日は、久々の天覧相撲だった。天皇皇后両陛下が幕内後半戦をご観戦。
そこまで視て、まさに後ろ髪を引かれるような気分で機内へ。
すっかり夜になった羽田には定刻で。旅客ターミナルから遠く離れた駐機場から
いつものバス連絡。荷物を受け取って吉祥寺ゆきのリムジンバスに乗り込めば、
長かったようで短かった1日はあっという間に終わるのであった。
…… ……
つぎに臨鉄キハを撮れるのはいつになるか...。
【2015年1月18日9時19分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
昨年10月に続いて、また、臨時運行でもやってくれれば、
ぜひ会いに行きたいと思う。(おわり)
…… ……
最後に、こんな素敵なイベントを企画・主催して下さったネット上の掲示板
「水島臨海鉄道DE701・DD50・キハ20・JR貨物DE10掲示板」の管理人さんをはじめ
スタッフの皆さん、そして、水島臨海鉄道の皆さん、当日ご一緒させていただいた
参加者の皆さんには、大変、お世話になりました。ありがとうございました。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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誰かと待ち合わせをするときも20~30分くらい早く着いて待っていないと落ち着かない。
列車もヒコーキもそう。「自由席でもないんだし、時間までに行けば良いのに」と
周囲は言うのだが、それでは落ち着かないのである。
【2015年1月18日12時47分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
1本早い空港バスに乗って、1時間以上前に空港に着いて、まだ、閑散としている
保安検査場を通過して、搭乗待合室でずーーっと待っているのが、
自分のヒコーキの乗り方。
普段は搭乗口から一番離れたベンチに陣取って、パソコンを開いて、
拙ブログの<速報版>の準備をしているのだが、この日だけは少し違っていた。
…… ……
2015年1月18日(日)晴れのち曇り
「ヘッドマーク撮影会」を選択した<変態鉄>。撮れたのは良かったが、困ったのは帰りの足。
三菱自工前駅は自動車メーカーや製鉄所など、工業地帯の真っ直中にある
片面ホームだけの無人駅。
最近では、日中の列車も自工前まで客扱いする便が増えるには増えたのだが、
そうはいっても、昼間の列車は大半が1つ手前の水島駅止まりで、自工前駅の先にある
倉敷タまでの区間は回送となる列車が多い。
【2015年1月18日12時47分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル付近
自工前駅から水島駅までは歩いて15分ほど。撮影会場の倉敷貨物ターミナルからは
水島駅までは徒歩30分ほどと言ったところか。
13:00に撮影会終了 → 水島駅 13:31発の倉敷市ゆき...と思っていた。
水島駅前には常に客待ちのタクシーがいるので、電話で呼ぶこともできたのだが、
充実の撮影会が終わって“抜け殻状態”、フラフラと歩いて人影のない自工前駅付近まで
来たところで、水島駅 13:31発に乗るのは「もう、絶対にムリ!!」
【2015年1月18日13時47分】 水島臨海鉄道・三菱自工前駅
歩く元気もなくなって、自工前駅のベンチで14時過ぎの列車まで1時間弱の間、
1月の冷たい風に吹かれながら、“抜け殻状態”を継続していたのだった。
(後続の水島始発がもう1本あることに気づいていなかったという凡ミスも)
【2015年1月18日14時06分】 水島臨海鉄道・三菱自工前駅
待ちに待って“ひまわり”色のMRT300、その暖房の効いた車内に入るとホッとした。
倉敷駅南口に隣接した倉敷市駅に到着、10分ほどの接続で駅北口から空港バス。
ちょっと急いでの乗り換えとなったが余裕をもって間に合った。
【2015年1月18日15時29分】 岡山市北区・岡山空港
岡山駅-空港も倉敷駅-空港も、どちらもバスで所要35分という不思議。
一般道経由の岡山駅発に対して、倉敷から岡山までわずかな距離でも
高速道路を経由するからだろうか。発車してインターチェンジ付近までは
何となく覚えていたのだが、次に気がついたときは岡山空港のすぐ近くだった。
空港内のレストランで軽く昼食を済ませたら、まずは、展望デッキへ。
無料化されているのが何ともありがたい。子ども連れが目立つ中で、
フェンスの所々に設けられたレンズ抜き穴にEOSくんのズームレンズを挿し込んで...
【2015年1月18日16時01分】 岡山市北区・岡山空港
自分の乗るヒコーキは、17:10発のNH658便。
でも、その30分前には鶴のマークの羽田ゆきがある。こちらは、小型のB737型機だった。
【2015年1月18日16時05分】 岡山市北区・岡山空港
そして待つこと数分。向かって左の方、北東の方向から自分が乗ることになる
青いB787型機が着陸してきた。独特の切り込み模様(?)が良い感じのロールスロイス製
エンジンがカパッと開いて、滑走路上でブレーキがかかっているところ。
カメラを振って流したつもりだったのだが、オート撮影だったので、シャッター速度が
それほど落ちずに、何だか平凡な写真になってしまった。
機体の番号は「JA816A」である。そう言えば、最近、鮫柄の1番機を見かけないけれど...
【2015年1月18日16時07分】 岡山市北区・岡山空港
滑走路の端まで行ってUターン。自分のいる旅客ターミナルビルの方に戻ってくる。
特徴だった「787」のロゴも最近では省略された機体も出てきていると言うことで、
こういうシーンも間もなく貴重な1枚となるのだろうか。
【2015年1月18日16時07分】 岡山市北区・岡山空港
向きを変えて、自分の方に向かってくる。
真っ正面になった瞬間。ヒコーキは全くのシロートである自分でも、B787は
コックピット窓が丸みのある4枚窓なので、絶対に間違えないのである。
【2015年1月18日16時08分】 岡山市北区・岡山空港
空港で働く人たちも、駅とはまたひと味違った魅力的な被写体。
でも、なかなかうまいカットが撮れない。あの杓文字をみたいなのを振って
機体を誘導するシーンが撮りたいのだが...、もうちょっと研究しないと。
…… ……
大急ぎで搭乗待合室へ。この日ばかりは、設置されているテレビに注目だった。
だいたいどこの空港でも待合室にはテレビが置かれている。地元の放送局の番組を
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そう、中日8日目の大相撲中継。ちょうど幕内前半の取組が進んでいたところ。
早速それに見入ったのだった。
17時頃、ちょうど搭乗案内が始まる頃に幕内前半が終わって勝負審判の交替。
土俵に箒が入って...いつもと同じだったのだが、後半戦の審判、確か、審判長は
二所ノ関親方(もと大関・若嶋津)。客席側を向いて立ったまま、いつまでも
座らないのだった。
「何なんだ!?」
搭乗時刻が迫る中、TVに釘付けになった<変態鉄>。
実は、この日は、久々の天覧相撲だった。天皇皇后両陛下が幕内後半戦をご観戦。
そこまで視て、まさに後ろ髪を引かれるような気分で機内へ。
すっかり夜になった羽田には定刻で。旅客ターミナルから遠く離れた駐機場から
いつものバス連絡。荷物を受け取って吉祥寺ゆきのリムジンバスに乗り込めば、
長かったようで短かった1日はあっという間に終わるのであった。
…… ……
つぎに臨鉄キハを撮れるのはいつになるか...。
【2015年1月18日9時19分】 水島臨海鉄道・倉敷貨物ターミナル
昨年10月に続いて、また、臨時運行でもやってくれれば、
ぜひ会いに行きたいと思う。(おわり)
…… ……
最後に、こんな素敵なイベントを企画・主催して下さったネット上の掲示板
「水島臨海鉄道DE701・DD50・キハ20・JR貨物DE10掲示板」の管理人さんをはじめ
スタッフの皆さん、そして、水島臨海鉄道の皆さん、当日ご一緒させていただいた
参加者の皆さんには、大変、お世話になりました。ありがとうございました。
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
あなたの「ポチッ!」こそが、励みになります。あっ、あと、「nice!」も。
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僕も空港にはフライトの1時間前、人と会う時は10分前に着くように
していますが、妻は平気で僕との待ち合わせ時間に遅れてきます。
by johncomeback (2015-01-31 08:54)
johncomebackさん
コメントありがとうございます。
奥様もjohncomebackさんだと、安心するのではないでしょうか。
それにしても、一番困りモノなのは、他人を待たせるのは平気でも、たとえ数分でも自分が待つ側になると途端に不機嫌になるタイプです。
by あるまーき (2015-01-31 10:05)
こんばんは。
抜け殻状態.....わかりますよ。
自分は寝台特急に乗ったときがそうです。
めったに乗ることがないので寝るのも惜しんで列車と一体化します。
しかし帰りは一体化出来ずに抜け殻です....(笑
by ken2 (2015-01-31 19:25)
ken2さん
コメントありがとうございます。
寝台特急も、とうとう最後のブルートレイン「北斗星」の終焉が発表され、なんだか寂しくなりますね。自分が利用したのは、ほとんどが開放式B寝台でしたが、通路のイスを引き出して座っているのが好きでした。
何はともあれ抜け殻状態になるくらいまで楽しめる...、幸せな時間です。
by あるまーき (2015-01-31 22:20)