夏の来た北東北へ(5)堀内(袖ヶ浜)駅にて [鉄分の濃い旅行記録]
今日のお話に入る前に。
いま話題の「ののちゃん県議」こと、野々村竜太郎 兵庫県議会議員のブログを
昨日、仕事の合間に読んでみた。内容もちょっと...ムフフ。
でも、驚かされたのは、そのコメント欄。
オバマ米大統領からのものをはじめ、超大物有名人からの応援コメントの数々。
こればかりは何とも羨ましいところ(笑)。
拙ブログもコメント欄を開いているけど...う~ん。
中途半端な記者会見を開いた上に、その後の報道対応を拒否したことで、
特急「こうのとり」の豪雨による運休とか、近所のスーパーの100円の領収書とか、
切手代とか、居住目的限定の公団住宅の事務所転用疑惑とか、新たな問題が次々に噴出、
スキャンダルが発覚したときの、いわゆる“危機管理”の失敗モデルとしては
完璧なまでの出来映えか。
尤も、「ののちゃん」をここまで叩いているのは、多かれ少なかれ似たような事を
している議員が居るから“トカゲのしっぽ切り”的「見せしめ」にしているのでは
ないかと疑いたくもなるものだが。穿った見方だろうか!?
【2014年6月24日10時50分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
さて、三陸鉄道北リアス線に乗りに行ったときの話題。
引っぱりに引っぱってきたが、ようやく列車は久慈駅を出発する。
…… ……
2014年6月24日(火)晴れ時々曇り
【2014年6月24日10時15分】 三陸鉄道北リアス線・久慈駅
乗車した列車は3両編成。白地に朱色と青の帯の2両が36-700形、
先頭の茶色いレトロ車が36-R1、新型車両の3両編成である。
【2014年6月24日10時15分】 三陸鉄道北リアス線・久慈駅
今回、震災と津波の被害から復旧するにあたり、新車を導入した三陸鉄道、
これらの車両は、今年になってから新潟トランシス社で落成したわけだが、
その新製費用はクウェート政府が負担した。運転台窓下にはそのことを示すステッカー。
クウェートと言えば、90年台の湾岸戦争の時、日本が掃海艇を派遣した縁だろうか。
国連PKO活動の一環として、自衛隊を海外派遣することになり、国内世論を二分したのを
覚えている。あの頃、自分は中学生だった。海部政権だったか、
「重大な決意をした」と口にしたら、辞職に追い込まれたのだっけ...懐かしい。
という訳で、超満員の列車で久慈駅を後にした。
【2014年6月24日10時43分】 三陸鉄道北リアス線・陸中野田駅
陸中野田駅は10:43、ここで久慈ゆきと交換したのだが、これが単行。
溢れんばかりの観光客だった。
【2014年6月24日10時46分】 三陸鉄道北リアス線・野田玉川-堀内(車内より撮影)
堀内駅に到着する直前、列車は橋梁を通る。眼下に道路橋、そして、太平洋。
この日の太平洋は穏やか、真っ青というより藍色に近い感じに見えた。
そして、堀内(ほりない)駅には10:58着。
【2014年6月24日11時04分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
この堀内駅、片面ホームの無人駅だが、線路も道路も少し高い所を通っている。
眼下には小さな漁港の風景。それをバックに列車を俯瞰気味に撮れるお手軽撮影地。
クルマが行き交う道路までは、階段を上らないといけない。
列車がホームに停まると同時に、車掌さんに切符を渡して、猛ダッシュ!!
息を切らしながらも、階段を駆け上がり、道路に上がってから少し先の方へ。
密集した葉っぱの間からスッキリと見渡せる場所にたどり着いたところで、この1枚。
【2014年6月24日10時51分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
運転本数が多くないローカル線の撮影の場合、1本たりともムダにはできない。
だから、夢中でダッシュしたのだが、でも、3両編成をフレームに収めることばかり
考えていたら、何だか漁港の風景を取り入れられず、中途半端な1枚になってしまった。
【2014年6月24日11時02分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅
さて、この堀内駅、看板の右上の小さな文字が示す通り、某公共放送の
朝の連続テレビ小説のロケ地にもなった。ファンの方にとっては、
「三陸鉄道北リアス線・堀内駅」と言うよりも「北三陸鉄道・袖ヶ浜駅」の方が
ピンと来るのでは??
この堀内駅で下車したもう1つの理由、ここから10分ほど白井海岸側に進んだ所にある、
北リアス線のコンクリートアーチ橋が、三鉄の有名撮影地の1つなのだ。
【2014年6月24日12時17分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
とりあえず、その橋梁の方へ向かう。
クルマの通りは少なくないが、といっても歩道もきちんと整備されており、
歩きやすい道のり。
並行する道路橋を渡り終えた所にあるドライブインの駐車場付近から俯瞰気味に
撮れるのだが...
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸-堀内
線路の両側には防風板が設置されており、列車の足回りをスッキリと見通すことが
できない橋梁だった。好みの分かれるところだが、こういう列車の足回りが隠れる
場所での撮影を好まないのが<変態鉄>。
堀内駅に12:12に到着する久慈ゆきをとりあえず撮って、予定より早くこの地を
後にすることに。
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸-堀内
ちなみに、この久慈ゆきも単行列車。チョコレート菓子キットカットのラッピング車。
たしか、キットカットのパッケージが三鉄の乗車券として使えるようになっていたような...
列車はビューポイントして、橋梁上で一旦停止、最徐行で通過していった。
【2014年6月24日12時33分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅
本当は14時過ぎまで堀内駅付近で過ごす予定だったのだが、
何だかいまひとつな撮影地だったので、1本早く、12:43発の宮古ゆきに乗ることにした。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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昨日、仕事の合間に読んでみた。内容もちょっと...ムフフ。
でも、驚かされたのは、そのコメント欄。
オバマ米大統領からのものをはじめ、超大物有名人からの応援コメントの数々。
こればかりは何とも羨ましいところ(笑)。
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中途半端な記者会見を開いた上に、その後の報道対応を拒否したことで、
特急「こうのとり」の豪雨による運休とか、近所のスーパーの100円の領収書とか、
切手代とか、居住目的限定の公団住宅の事務所転用疑惑とか、新たな問題が次々に噴出、
スキャンダルが発覚したときの、いわゆる“危機管理”の失敗モデルとしては
完璧なまでの出来映えか。
尤も、「ののちゃん」をここまで叩いているのは、多かれ少なかれ似たような事を
している議員が居るから“トカゲのしっぽ切り”的「見せしめ」にしているのでは
ないかと疑いたくもなるものだが。穿った見方だろうか!?
【2014年6月24日10時50分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
さて、三陸鉄道北リアス線に乗りに行ったときの話題。
引っぱりに引っぱってきたが、ようやく列車は久慈駅を出発する。
…… ……
2014年6月24日(火)晴れ時々曇り
【2014年6月24日10時15分】 三陸鉄道北リアス線・久慈駅
乗車した列車は3両編成。白地に朱色と青の帯の2両が36-700形、
先頭の茶色いレトロ車が36-R1、新型車両の3両編成である。
【2014年6月24日10時15分】 三陸鉄道北リアス線・久慈駅
今回、震災と津波の被害から復旧するにあたり、新車を導入した三陸鉄道、
これらの車両は、今年になってから新潟トランシス社で落成したわけだが、
その新製費用はクウェート政府が負担した。運転台窓下にはそのことを示すステッカー。
クウェートと言えば、90年台の湾岸戦争の時、日本が掃海艇を派遣した縁だろうか。
国連PKO活動の一環として、自衛隊を海外派遣することになり、国内世論を二分したのを
覚えている。あの頃、自分は中学生だった。海部政権だったか、
「重大な決意をした」と口にしたら、辞職に追い込まれたのだっけ...懐かしい。
という訳で、超満員の列車で久慈駅を後にした。
【2014年6月24日10時43分】 三陸鉄道北リアス線・陸中野田駅
陸中野田駅は10:43、ここで久慈ゆきと交換したのだが、これが単行。
溢れんばかりの観光客だった。
【2014年6月24日10時46分】 三陸鉄道北リアス線・野田玉川-堀内(車内より撮影)
堀内駅に到着する直前、列車は橋梁を通る。眼下に道路橋、そして、太平洋。
この日の太平洋は穏やか、真っ青というより藍色に近い感じに見えた。
そして、堀内(ほりない)駅には10:58着。
【2014年6月24日11時04分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
この堀内駅、片面ホームの無人駅だが、線路も道路も少し高い所を通っている。
眼下には小さな漁港の風景。それをバックに列車を俯瞰気味に撮れるお手軽撮影地。
クルマが行き交う道路までは、階段を上らないといけない。
列車がホームに停まると同時に、車掌さんに切符を渡して、猛ダッシュ!!
息を切らしながらも、階段を駆け上がり、道路に上がってから少し先の方へ。
密集した葉っぱの間からスッキリと見渡せる場所にたどり着いたところで、この1枚。
【2014年6月24日10時51分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
運転本数が多くないローカル線の撮影の場合、1本たりともムダにはできない。
だから、夢中でダッシュしたのだが、でも、3両編成をフレームに収めることばかり
考えていたら、何だか漁港の風景を取り入れられず、中途半端な1枚になってしまった。
【2014年6月24日11時02分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅
さて、この堀内駅、看板の右上の小さな文字が示す通り、某公共放送の
朝の連続テレビ小説のロケ地にもなった。ファンの方にとっては、
「三陸鉄道北リアス線・堀内駅」と言うよりも「北三陸鉄道・袖ヶ浜駅」の方が
ピンと来るのでは??
この堀内駅で下車したもう1つの理由、ここから10分ほど白井海岸側に進んだ所にある、
北リアス線のコンクリートアーチ橋が、三鉄の有名撮影地の1つなのだ。
【2014年6月24日12時17分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅付近
とりあえず、その橋梁の方へ向かう。
クルマの通りは少なくないが、といっても歩道もきちんと整備されており、
歩きやすい道のり。
並行する道路橋を渡り終えた所にあるドライブインの駐車場付近から俯瞰気味に
撮れるのだが...
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸-堀内
線路の両側には防風板が設置されており、列車の足回りをスッキリと見通すことが
できない橋梁だった。好みの分かれるところだが、こういう列車の足回りが隠れる
場所での撮影を好まないのが<変態鉄>。
堀内駅に12:12に到着する久慈ゆきをとりあえず撮って、予定より早くこの地を
後にすることに。
【2014年6月24日12時04分】 三陸鉄道北リアス線・白井海岸-堀内
ちなみに、この久慈ゆきも単行列車。チョコレート菓子キットカットのラッピング車。
たしか、キットカットのパッケージが三鉄の乗車券として使えるようになっていたような...
列車はビューポイントして、橋梁上で一旦停止、最徐行で通過していった。
【2014年6月24日12時33分】 三陸鉄道北リアス線・堀内駅
本当は14時過ぎまで堀内駅付近で過ごす予定だったのだが、
何だかいまひとつな撮影地だったので、1本早く、12:43発の宮古ゆきに乗ることにした。(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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去年の今頃は、行く気満々でしたがぁ・・・。
超満員ならば、この夏の陣、私は別の路線に向かいます。
クエートからのご支援に感謝します。
by hanamura (2014-07-11 05:41)
hanamuraさん
コメントありがとうございます。
阪○交通社とか、ク◆ブ◆ーリズムなどの、東北を巡るツアーの経路に、三陸鉄道乗車が含まれているコースがあるようで、自分が乗車した列車は、それが2組重なっていたのでした。そうしたケースでは、増結があるみたいですが、それでも満員で賑やかな車内でした。
全列車・全区間が満員、という訳ではないと思いますので、念のために書き加えておきたいと思います。
自分は、もう少し落ち着いてから再訪してみたいと思います。
by あるまーき (2014-07-11 10:11)