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ジャンボに乗って雪まつり(1)百聞は一見にしかず!? [北の大地で<変態鉄>]

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きっかけは、ジャンボ機(B747-400D型機)に乗りたい...というだけだった。
何度も乗ったのだが、3月末での引退を控え、「搭乗証明書」が配られているとあっては。
でも、わずか2機だけとなってしまったANAのジャンボ機、予約サイトで調べると
羽田-那覇、羽田-新千歳の便に“日替わり”で充当される程度になってしまっている。

それならば、(モノレール以外に)<鉄>活動ができない沖縄ではなく、サッポロ!!
2月5日(水)から始まる“第65回 さっぽろ雪まつり”による多客対策だろうか、
雪まつり期間には2機とも羽田-新千歳を中心に飛ぶようなスケジュール。

という訳で、仕事の公休日に合わせて、ヒコーキを予約、ホテルも何とか確保。
1泊2日の札幌訪問となった。「冬の北海道」は初体験の<変態鉄>、
ちょっとドキドキしながらの北海道訪問となったのだった。

……  ……

2014年2月5日(水)雪のち晴れ

吉祥寺を朝5時ちょうどの空港バスで羽田空港。
平日でも朝5時の空港バスはいつも満席という不思議。中央線の一部の駅以外からでは
歩くかタクシーでないと、このバスには接続できないはずだが...

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【2014年2月5日6時35分】 東京都大田区・羽田空港国内線第2ターミナル
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 60.0 mm 露出 F5.0 1/80秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

羽田空港では搭乗時刻が近づくにつれ、出発ロビー内にカメラを提げた一群が。
出発ロビーのガラス窓にカメラを近づけて、ジャンボ機の最後の姿を夢中で...
<鉄>として、駅のホームの先端でカメラの砲列に加わったことは数知れないが、
空港でヒコーキ派の方々のカメラの砲列に加わるのは、これは“初体験”。

往路のジャンボ機、NH051便は、2階の“非常口座席”の窓側。
そう、離着陸時には客室乗務員のお姉さんと“お見合い状態”になる、あの席。
機内に入るとすぐにCAさんが「非常時のお手伝いを...」、非常口座席の協力要請に
やってくる。でも、何度も聞いた内容だし...
「ハイっ!! ところで搭乗証明書って...」

着陸態勢に入る頃に、JA8960という機番の入った証明書を持ってきてもらえた。
そんな「<変態鉄>、最後(?)のジャンボ機搭乗記」は、後日、別記事で。

「到着地、千歳空港の天候は雪、気温マイナス17度と報告を受けております...」
東京では氷点下になるだけでも珍しい。マイナス二桁なんて。

0Y6C1845.JPG
【2014年2月5日8時54分】 千歳線・新千歳空港駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F3.5 1/25秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

降機してボーディングブリッジ。機内アナウンスとは違って、この時点で青空が。
でも、寒さが身にしみて、震えながら地下のJR新千歳空港駅へ。

停車していた快速「エアポート93号」、721系の転換シートに空席を発見。
順調かと思ったら、千歳駅で数分間停車。「先行列車が遅れています」
この後もノロノロ運転を続けて、数分の遅れを出して新札幌。

0Y6C1847.JPG
【2014年2月5日9時48分】 千歳線・新札幌駅(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F10.0 1/800秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

札幌まで乗らなかったのが、<ケチ鉄>の証。
市営交通の1日乗車券(1,000円)を買うつもりだったから、新さっぽろから
地下鉄に乗り換えた方が、少しだけ安いと言うこと。ただ、それだけ。
でも、千歳空港とは打って変わって吹雪の新札幌駅。
「出発していくエアポート号を後追いで撮ろう!!」とは思ったのだが...
こんな写真になってしまった。黙々と除雪作業にあたる作業員、雪煙をあげて
走り去る列車。すでに、「冬の北海道」に圧倒されている<変態鉄>だった。

0Y6C1854.JPG
【2014年2月5日10時20分】 北海道札幌市中央区・大通公園付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 100.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

さて、地下鉄で大通駅へ。雪道に不慣れな観光客ばかりで歩道も混雑。
尤も自分もその一員なのだが...

0Y6C1855.JPG
【2014年2月5日10時21分】 北海道札幌市中央区・大通公園付近
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F10.0 1/250秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

三越に近い出口から大通公園へ。
地元の人々には当たり前かも知れないが、自分にはちょっと驚きだったのが、
大通公園に入るあたりにあった、この電話ボックス。
決して“半地下式”ではない。これだけの積雪だと言うこと。う~ん、恐るべし。

♪ 人の流れに身を任せ...、あなたの色には染まらなかったのだが、
(このネタ、ちょっと意味不明ですかね。お分かりになる方がいらっしゃったら、ぜひ、コメント欄まで!!)

何となく3丁目から西に向かって大通公園を歩いて行くのだった。
多数の観光客に混ざって、地元の小学生たちが、学校名入りのビブスを
付けて担任の先生に引率され、歩き回っていた。通行できる方向が雪像の北側の
通路が西向き、南側の通路が東向きの一方通行に規制されていたが、堂々と逆行するのは
あの国のコトバで大声で話しているグループ。

0Y6C1862.JPG
【2014年2月5日10時23分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 28.0 mm 露出 F11.0 1/320秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

まずは、台湾の名所をかたどった大雪像から見学。青みがかった色なのはなぜ!?
(カメラのホワイトバランスの設定を間違えている訳ではないです。念のため。)

右下にあるのが、台湾新幹線と言うことらしい。

0Y6C1870.JPG
【2014年2月5日10時27分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 80.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

作り込みの細かさに驚かされたのはコレ。
多くの人がカメラを向けていたのが、Audi車の雪像。

0Y6C1873.JPG
【2014年2月5日10時28分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 65.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

ブース全体を撮ろうと思っていたのだが、このAudi、間近によって見学する人が
多くて、結局、引いた位置で撮る機会がなかった。

0Y6C1931.JPG
【2014年2月5日10時37分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F8.0 1/640秒 +1 2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

公園を南北方向に貫く道は、ごく一部を除いて、車両通行止めとなっていた。
普段なら撮れない、この構図も堂々とカメラを向けることができた。

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【2014年2月5日10時40分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 50.0 mm 露出 F14.0 1/500秒 +2/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

通路の車道側には関係者用の仮設事務所や物販のプレハブ建屋が並んでいた。
その一角に、こんな雪だるま。一昨日の大雪で都心部にもたくさんの雪だるまが
つくられていたが、帽子をかぶっているのはなかなかないかも。

0Y6C1958.JPG
【2014年2月5日10時44分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 150.0 mm 露出 F9.0 1/400秒 +1/3段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

その先では「開会式」が行われていた。

……  ……

0Y6C1982.JPG
【2014年2月5日10時52分】 第65回さっぽろ雪祭り大通会場
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F14.0 1/400秒 +1段補正 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

という訳で、<鉄>分の薄い記事が続いてしまうが、雪まつりの模様を
もう少しご紹介したいと。(つづく)

(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 7

johncomeback

初めて飛行機に乗ったのは大学5年生の夏、千歳→羽田のB747。
就職試験を受けに行きました。翌年、卒業間近の2月に雪祭りを
見に行きました。雪祭りは今後も見る機会はありますが、B747・・・
乗れそうもないなあ(T_T)
by johncomeback (2014-02-11 06:30) 

あるまーき

johncomebackさん

コメントありがとうございます。
B747はjohncomebackさんにとっても、思い出のヒコーキなのですね。まもなく引退とあって、搭乗口付近では多くの方がカメラを向けていました。雪まつりは、やはり、寒かったですが、でも、見事な雪像に圧倒されてきました。冬の北海道、非常に良かったです。やみつきになりそう。
by あるまーき (2014-02-11 07:56) 

KINYAN0829

りっぱな搭乗証明書ですね!(^^)!
by KINYAN0829 (2014-02-11 09:02) 

ma2ma2

JA8960は専用の搭乗証明書でしたが、JA8961は機体番号も手書きのものだったので、最後の1機はJA8960になるのではないでしょうか?
by ma2ma2 (2014-02-11 11:10) 

suzuran6

おもいっきり寒い日の到着だったのですね。
この気温でしたらJR北以外の車両だとアウトでしょうね。
by suzuran6 (2014-02-11 17:51) 

あおたけ

私も先日の札幌出張で、747型機に乗ることができました(^^)
私はあまり飛行機には詳しくないのですが、
思い入れのある飛行機が引退してゆくのは
寂しいものがありますよね。

ところで、台湾の名所の雪像が青く見えるとのことですが、
これは雪像ではなく、氷で作った氷像だから
実物もうっすらと青いんです。
おそらくパッと見が雪像に見えたのは、
その氷像に、雪が降り積もったからだと思われます(^^)
by あおたけ (2014-02-11 20:11) 

あるまーき

皆さま、今日もコメントをいただきまして、ありがとうございます。

☆ KINYAN0829さん
JRをはじめ、鉄道でも列車の「お別れ運転」では乗車証明書が配布されることが多いのですが、飛行機の搭乗証明書は初めてでした。便名の他、乗務員の氏名まで書いてもらえると、とても良い記念になります。

☆ ma2ma2さん
最後の1往復は那覇だそうですが...、JA8961の方も見てみたかったです。う~ん、羨ましい限りです。先に退役とあっては、なおさら一層。
実は、本文中で「最後(?)の...」と「?」マークを入れたのは、現在、「本当に最後のジャンボ機の旅」を画策中だからという噂も...
こうなったら、意地でもJA8961にも乗ってみたい...

☆ suzuran6さん
お昼頃から天候は回復してきました。でも、北海道の雪は自分の想像を遥かに超えていました。千歳線・函館線の列車は軒並み数分ずつの遅延が発生していましたが、逆に、数分程度の遅れで列車の運転を確保しているJR北海道の現場職員の皆さん、その凄さの一端を見ることができたのかも知れません。冬の北海道にハマってしまいそうです。

☆ あおたけさん
台湾の「雪像」、あれ、「氷像」だったとは...。お恥ずかしい限り。
フォローコメント、ありがとうございます。テレビ塔の方まで行くと氷像もいくつか見かけたのですが...、なるほど、納得です。
自分もとりたててヒコーキに詳しいわけではないのですが、いつも中型機しか飛ばない路線ばかり乗っていた自分にとって、B747型機の一回りも二回りも大きな機体、2階席がある分、機体の“背中”の曲線も素敵でしたし、主翼に4つ並んだエンジン...、長らく憧れの機体でした。
政府専用機としてあと数年、国内でも飛びますし、海外の航空会社では、まだまだ数多く飛んでいるB747ですが、国内線から消えるとなると、やはり寂しいものです。



by あるまーき (2014-02-11 21:03) 

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