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キハを追い、茨城の超個性派ローカル線へ(2) [常総線のキハとその仲間たち[関東鉄道]]

正月は少し早起きして、箱根駅伝をTV観戦というのが、自分の大概の過ごし方。
別に陸上競技がすごく好き...とか、そんなことはない。
元旦の実業団駅伝はほとんど見たことがない。でも、なぜか、箱根は気になるのだ。

ひょんなことから、2つの大学で計9年間も学生生活をしてしまった自分...
母校は2つとも東京都内の大学だが、スポーツには縁のない大学だった。
自分もスポーツは全くダメな方だから、母校を応援とか興味のある競技とか、
そんなわけではないのだが、毎年、TVで観ている。
だから、不思議だが、2・3日は出かけたくないのだ。

そんなわけで、今日の夕方から仕事だった。
明日からは朝イチでの出社となる勤務シフト。今年は、井の頭線にも
「迎春」マーク付きの編成が走っているらしいが、撮れそうにないのである。
まぁ、カメラ持参で会社に行くのなら別だが...

さて、引き続き年末の「関東鉄道竜ヶ崎線撮影記」のつづき。

……  ……

2013年12月30日(月)晴れ

「鉄道忌避伝説」なんて言われた都市があるくらい、明治・大正と国鉄 → JRの
主要路線網が全国に形成されつつあった時代、当時、栄えていた町を経由せず、
街外れを通る経路で敷設された所は多かった。
もちろん、地形や経路の都合で経由できなかった地域も多いわけだが...

01_0Y6C9740.JPG
【2013年12月30日12時28分】 関鉄竜ヶ崎線・竜ヶ崎-入地(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 220.0 mm 露出 F9.0 1/800秒 ISO400
マニュアル露出 AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

そういう町では、当時の町の有力者たちが、私鉄や(規制の緩い)軽便鉄道を設立、
国鉄線の駅と自分の町を結ぶための路線を敷設する例が全国的に数知れなかった。
その多くは戦後のモータリーゼ-ションと道路整備、国鉄線から外れた地域の衰退等で
昭和30年台以降にその役割を終えて消えていったわけだが、
常磐線の佐貫と竜ヶ崎を結ぶ、地域住民を最寄りの国鉄(JR)線の駅まで運ぶという、
その多くの消えたローカル私鉄の役割を、今も果たし続けている路線が、この関鉄竜ヶ崎線。

0Y6C0158.JPG
【2013年12月30日15時41分】 常磐線・佐貫駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

都心のベッドタウンとして、ほどよく沿線人口(通勤通学の旅客需要)があり、
また、路線規模が手頃なサイズだったことなど、いろいろな要因で生き残ったのだろうが、
そんな「昭和の私鉄の姿」を残した路線である反面、撮影に関しては、
ほどよく沿線が宅地化されており、しかも、目立ったランドマークもないミニ路線、
一面の水田地帯でもなく、住宅街を走る都市型路線でもなく、どう撮ると良いのか悩む。

真新しい分譲住宅、畑のビニールハウス、郊外型のファミレスなどの店舗...
どこでカメラを構えても似たり寄ったり、どこで撮ろうにも、ちょっと背景が五月蠅い。

というわけで、「少しでも前景に障害物がなく、背景がスッキリした地点」を
探すのに専念することになったのであった。

そこで考え出した作戦が...、<変態鉄>が足りないアタマをフル回転して考えたのが...

02_0Y6C9623.JPG
【2013年12月30日11時17分】 関鉄竜ヶ崎線・入地-竜ヶ崎
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 60.0 mm 露出 F10.0 1/320秒 +1 1/3段補正 ISO200
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

青空を思いっきり取り入れる構図。賛否分かれる所だが、実はコレ、いざ撮るとなれば、
露出が難しい。空を大きく取り入れた構図の場合、カメラ任せの設定だと
十中八九、露出アンダー撃沈となる。そこが難しいところだったが...
(だからといってプラス側に補正してしまうと、空が白く飛んでしまう...、う~ん)

0Y6C9628.JPG
【2013年12月30日11時20分】 関鉄竜ヶ崎線・入地-竜ヶ崎
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 60.0 mm 露出 F7.1 1/640秒 +1 1/3段補正 ISO200
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

<速報版>でもご紹介したこの1枚、2013年締め括りの“納得の1枚”となった。
撮るときはファインダーを覗きながら、背後の電線の映り込みが気になっていたが、
思ったよりも目立たなかったのも幸い。

03_0Y6C9630.JPG
【2013年12月30日11時27分】 関鉄竜ヶ崎線・竜ヶ崎-入地(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F8.0 1/500秒 ISO200
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

こちらは、そのすぐ先の踏切までたどり着いたところで、鳴り出したので慌てて。
側面に光が回っていないこと、背後に自動車が写り込んでいること...
何とも中途半端なカットだったが、不思議とショックを受けなかったのは、
やはり、出だしでいきなり“納得の1枚”が撮れていたから!?

再び、線路沿いを入地駅方面へ。
自動車教習所横のS字カーブは、当初、目星をつけていた撮影地だったが、
光線状態も悪いし、背後もちょっとゴチャゴチャ...

S字ではなく、その入地方に続く長い直線区間に目をつけてはみたが...

04_0Y6C9643.JPG
【2013年12月30日11時53分】 関鉄竜ヶ崎線・入地-竜ヶ崎
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F6.3 1/500秒 ISO200
マニュアル露出 AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

キハを遠くにおいても...

05_0Y6C9696.JPG
【2013年12月30日11時54分】 関鉄竜ヶ崎線・入地-竜ヶ崎
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F6.3 1/500秒 ISO200
マニュアル露出 AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

思いっきり引きつけても、何だか“ベストカット”とはならなかった。

06_0Y6C9713.JPG
【2013年12月30日12時02分】 関鉄竜ヶ崎線・竜ヶ崎-入地
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 50.0 mm 露出 F13.0 1/60秒 +1 1/3段補正 ISO100
絞り優先AE AIフォーカスAF WB太陽光

だいぶ入地駅が近づいてきたところの踏切。
いまや懐かしい存在となったSLマークの踏切標識、道路にも「×」マーク。
逆光サイドだった上に、列車を置く位置にも迷ったので、アウトフォーカスで。

やはり、黄色い標識がキレイに出なかったか?? う~ん。

この地点で、そのまま回れ右!!
比較的周囲が開けている感じで、列車写真を撮るのには妥当なポイントだろうか??

07_0Y6C9734.JPG
【2013年12月30日12時19分】 関鉄竜ヶ崎線・入地-竜ヶ崎
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 200.0 mm 露出 F9.0 1/800秒 ISO400
マニュアル露出 AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

竜ヶ崎ゆきを撮ってから、佐貫ゆきを後追いと2本撮ってみた。
1両編成だと、車両を目一杯のサイズで取りこむとちょっと窮屈だし、
でも、余白が広すぎると、車両の様子が引き立たないし...、意外と悩むものなのだ。
(トップの写真も同じ地点での撮影)

08_0Y6C9807.JPG
【2013年12月30日13時28分】 関鉄竜ヶ崎線・竜ヶ崎-入地(後追い)
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 90.0 mm 露出 F8.0 1/1000秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WB太陽光 三脚使用

入地駅が視界に入ってくる位置までやってきて、野菜畑発見!!
大都市近郊に多い野菜農家だろうか、周囲が枯れ草色だけのモノトーンの風景のなか
「野菜畑をゆくキハ」という画はいかがだろうか。

0Y6C9838.JPG
【2013年12月30日13時51分】 関鉄竜ヶ崎線・佐貫-入地
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 300.0 mm 露出 F7.1 1/800秒 ISO400
マニュアル露出 マニュアルフォーカス WB太陽光 三脚使用

そのまま入地駅前を通り過ぎて、さらに数百メートルいったところに
何の木だろうか、この季節、すっかり葉を落としてはいるが、線路際に大きな木。

それを撮って、とりあえず、今日の沿線撮りはおしまいと言うことにした。

09_0Y6C9871.JPG
【2013年12月30日14時13分】 関鉄竜ヶ崎線・入地駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 40.0 mm 露出 F11.0 1/250秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

わずか4.5 kmのミニ路線。その唯一の中間駅がこの入地駅。
片面ホームだけの無人駅だが、木製電柱に白熱電灯がつり下がっていたり、

10_0Y6C9872.JPG
【2013年12月30日14時13分】 関鉄竜ヶ崎線・入地駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 50.0 mm 露出 F8.0 1/160秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

何と言っても青地に旧字体の「驛」、駅名標も何とも渋い感じ。

11_0Y6C9875.JPG
【2013年12月30日14時18分】 関鉄竜ヶ崎線・入地駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 65.0 mm 露出 F11.0 1/400秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WB太陽光

しばらくすると、わずかな乗客を乗せてキハ532が入ってきた。
降車客はゼロ、自分一人が乗り込んで、竜ヶ崎に向かって出発した。(つづく)


(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。

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コメント 4

yam

遅れ馳せながら、新年明けましておめでとう御座いますm(__)m
旧年中はお忙しいところ、ご訪問&Nice有難う御座いました。
本年も昨年同様、宜しくお願いしますm(._.)m
by yam (2014-01-04 20:55) 

あるまーき

yamさん

こちらこそ、いつもありがとうございます。
今年も、楽しみに拝見させていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
by あるまーき (2014-01-04 21:17) 

ひでほ

龍ヶ崎線行脚おつかれさまでした。
近所なんで、たまに撮影に行ったりします。
2000型が入場の時とかの朝、たまにあるイベントで532と2000型の混結があったりするので・・・またいらしてください。
野菜畑のカットが良かったです。
by ひでほ (2014-01-05 00:21) 

あるまーき

ひでほさん

コメントありがとうございます。
野菜畑の1枚は、あれは、(野菜畑をカットした)他の構図で撮ろうか、列車通過直前まで迷っていたのですが、そう仰っていただけると、とても嬉しいです。当日は年末年始の期間で2連での運転を中止する旨の掲示が出ていました。ただ、竜ヶ崎の庫内を覗くと、2002の方がどうやら検査入場中といった感じで整備を受けていましたので、平日朝ラッシュ時には532+2001という珍編成が毎日実現しているかも知れません。青春18きっぷの残りもありますので、近いうちに再訪しようかと検討中です。

by あるまーき (2014-01-05 00:29) 

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