03. 反対側はどうするか? [模型レイアウト製作準備室]
さて、今日の正午過ぎ、富山から戻ってきた。
その“成果”の中で公開がまだだったこの1枚から。
【2012年6月27日13時46分】 富山地鉄本線・越中三郷駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F13.0 1/400秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート
明日から次の出撃計画が控えており、詳細版は、しばらくお待ちを。
…… ……
着々と(妄想の中で)建設計画が具体化するレイアウト。
小判型エンドレスの直線部分、正面側は駅となるが、では、向こう正面は?
【2010年9月1日11時10分】 高山本線・笹津-楡原
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 350.0 mm 露出 F8.0 1/800秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート 三脚使用
実感的なジオラマを作ろうとするとき、「水」の存在は重要だと考える。
人の営みのある所に、水は不可欠。水のある所に人の暮らす場ができたのではないか?
だから、山間部を走るローカル線だって、川沿いにレールが続いている。
…… ……
柄にもない書き出しではじめてしまったが、元に戻そう。
「池」にすべきか、「小さな川」にすべきか...
この路線の沿線にも「水の存在」は表現したい。
そうなったときに、鉄橋を架けることを考えるのは自然な流れではなかろうか。
こんなのが居た。ずーっと、引き出しの中で2ついっしょに眠ったままだった。
高校生の頃、まだ、90年代半ば、
吉祥寺の商店街にあった小さな模型店(あの有名なお店のことではないけど...)、
近所の<鉄>たちのサロン的というか溜まり場ができていた。
そこで衝動買いしたのがコレ。
裏面は平滑なプラ。ATLAS、Made in U.S.Aの刻印がある。
ユニトラックになる前のKATOの線路と互換性のあるレールだったような...
すでにKATOのカタログにも載っていなかったので、詳細は謎なまま。
橋脚もこんなにトイ的。レールのヨコの爪を引っかけるだけの簡易な構造。
ツヤツヤのプラ。妙な切り込みがかっこ悪い。
ちなみに、グレーのプラの地肌がオリジナル。
当時、高校生の、模型初心者の自分にも納得がいかない橋脚だったらしく、
津川洋行製(?)の「レンガペーパー」を巻いて、レンガ橋脚に改造した。
とはいえ、両面テープで貼っただけだが...
こんなテキトーな橋脚だが、「上回り」はしっかりしている。
リベットのモールドだって細かい。
くすんだつや消しの赤茶色が良い感じを醸し出している。
棚にあったタキ車を置いてみた。
背丈のあまり高くない、この貨車でも頭が上に出る。
小さな小さな鉄橋である。
ところで、こういう鉄橋、国鉄線で見たことがあるだろうか?
こんな小さな鉄橋、記憶にない。しばらく、考えて思いついたのが、
「笹津の鉄橋」の左側にチラッと写り込んだ、道路を跨ぐ鉄橋。
でも、これ神通川に架かる大きな橋の“オマケ”的な香りがプンプン。
(しかも、ポニートラスではない)
他の橋の脇役しか、つとまらないのか...
同じものをもう1つ持っている。2連にすれば、さまになるか???
…… ……
ところで、このポニートラス橋、10年以上引き出しで静かに眠っていた。
ようやく日の目を見たが...
この写真を撮ろうと準備している間に、床に落としてしまった。
あ~っ、と思ってよく見ると...
端部のレール固定用の爪が1本欠けてしまった。
まぁ、改造しないと使えない部分ではあるので、実害はないが...
何かかわいそうになってしまうのだった。
…… ……
実物で、ポニートラスが単独で使われている箇所ってあったのかな~??
あれば、見学に行きたいが...
でも、レイアウトに川を流して橋を架けようとすると...
普通に考えて、2つ必要。スペースもそれなりに必要だし...
悩みは膨らんでいくばかり。30台も半ばになって“悩み多いお年頃”なのだ。
(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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その“成果”の中で公開がまだだったこの1枚から。
【2012年6月27日13時46分】 富山地鉄本線・越中三郷駅
<撮影データ>
Canon EOS 5D Mark III/EF28-300mm f/3.5-5.6L IS USM
焦点距離 35.0 mm 露出 F13.0 1/400秒 ISO400
プログラムAE AIフォーカスAF WBオート
明日から次の出撃計画が控えており、詳細版は、しばらくお待ちを。
…… ……
着々と(妄想の中で)建設計画が具体化するレイアウト。
小判型エンドレスの直線部分、正面側は駅となるが、では、向こう正面は?
【2010年9月1日11時10分】 高山本線・笹津-楡原
<撮影データ>
Canon EOS 5D/EF35-350/3.5-5.6L USM
焦点距離 350.0 mm 露出 F8.0 1/800秒 ISO400
シャッター速度優先AE AIフォーカスAF WBオート 三脚使用
実感的なジオラマを作ろうとするとき、「水」の存在は重要だと考える。
人の営みのある所に、水は不可欠。水のある所に人の暮らす場ができたのではないか?
だから、山間部を走るローカル線だって、川沿いにレールが続いている。
…… ……
柄にもない書き出しではじめてしまったが、元に戻そう。
「池」にすべきか、「小さな川」にすべきか...
この路線の沿線にも「水の存在」は表現したい。
そうなったときに、鉄橋を架けることを考えるのは自然な流れではなかろうか。
こんなのが居た。ずーっと、引き出しの中で2ついっしょに眠ったままだった。
高校生の頃、まだ、90年代半ば、
吉祥寺の商店街にあった小さな模型店(あの有名なお店のことではないけど...)、
近所の<鉄>たちのサロン的というか溜まり場ができていた。
そこで衝動買いしたのがコレ。
裏面は平滑なプラ。ATLAS、Made in U.S.Aの刻印がある。
ユニトラックになる前のKATOの線路と互換性のあるレールだったような...
すでにKATOのカタログにも載っていなかったので、詳細は謎なまま。
橋脚もこんなにトイ的。レールのヨコの爪を引っかけるだけの簡易な構造。
ツヤツヤのプラ。妙な切り込みがかっこ悪い。
ちなみに、グレーのプラの地肌がオリジナル。
当時、高校生の、模型初心者の自分にも納得がいかない橋脚だったらしく、
津川洋行製(?)の「レンガペーパー」を巻いて、レンガ橋脚に改造した。
とはいえ、両面テープで貼っただけだが...
こんなテキトーな橋脚だが、「上回り」はしっかりしている。
リベットのモールドだって細かい。
くすんだつや消しの赤茶色が良い感じを醸し出している。
棚にあったタキ車を置いてみた。
背丈のあまり高くない、この貨車でも頭が上に出る。
小さな小さな鉄橋である。
ところで、こういう鉄橋、国鉄線で見たことがあるだろうか?
こんな小さな鉄橋、記憶にない。しばらく、考えて思いついたのが、
「笹津の鉄橋」の左側にチラッと写り込んだ、道路を跨ぐ鉄橋。
でも、これ神通川に架かる大きな橋の“オマケ”的な香りがプンプン。
(しかも、ポニートラスではない)
他の橋の脇役しか、つとまらないのか...
同じものをもう1つ持っている。2連にすれば、さまになるか???
…… ……
ところで、このポニートラス橋、10年以上引き出しで静かに眠っていた。
ようやく日の目を見たが...
この写真を撮ろうと準備している間に、床に落としてしまった。
あ~っ、と思ってよく見ると...
端部のレール固定用の爪が1本欠けてしまった。
まぁ、改造しないと使えない部分ではあるので、実害はないが...
何かかわいそうになってしまうのだった。
…… ……
実物で、ポニートラスが単独で使われている箇所ってあったのかな~??
あれば、見学に行きたいが...
でも、レイアウトに川を流して橋を架けようとすると...
普通に考えて、2つ必要。スペースもそれなりに必要だし...
悩みは膨らんでいくばかり。30台も半ばになって“悩み多いお年頃”なのだ。
(つづく)
(※)撮影時刻は写真データのものです。したがって、実際の時刻とは多少前後します。
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をー! デキ12020が動いてる!!
by maipenrai (2012-06-28 18:42)
maipenraiさん
コメントありがとうございます。前日の昼間にデキホキの回送を見かけたので、翌日くらいに工臨があるのでは...とは聞いていたのですが、まさか、まさかの展開でした。詳細は来週あたりに記事にしたいと思います。
いま、しばらく関係ない記事が続いてしまいますが、ぜひ、ご覧いただければ幸いです。
by あるまーき (2012-06-28 18:52)
このポニートラス橋、色違いが2個手元にあります。高岡の老舗で発掘してきたものだったような・・・。もちろん、上回り「だけ」活用しようと思って・・・。
川の先を暗渠に・・・なんて話をしておりましたが、そのくらいの規模の小川(用水・運河に近いもの)でしたら、ポニートラス1個でも問題なく表現できると思います。
by @赤坂 (2012-06-29 20:59)
@赤坂さん
貴重なご意見ありがとうございます。
本当は、立派な川(?)を流したいのですが、スペースと相談して、小川か水田地帯のちょっとした用水路のような感じにしてしまうかも知れません。いずれにせよ、プランをそろそろ真面目に検討しないといけない時期に来ていますね。空いている時間を使って考えてみるつもりです。まとまりはじめたら、このブログで発表したいと思います。
それに先だって、イメージにあう実物を探しにいかないといけないですね。
by あるまーき (2012-06-29 21:34)